2010年 06月 30日
プレトリア ロフタス・バースフェルドスタジアム
「クロスバー叩いた国は勝たないんだよねー」
いつもウトウトして起きてるのか寝てんのかって限界状態で見てるのに
そうゆう不吉なとこ思い出すひとがおりまして
妹なんですが
勝たせてあげたかった
スペインかポルトガルと戦わせてあげたかった
日本が初のW杯出場となった98年。
代表のキャンプ地がどうやら近くらしいと情報を得て、行ってみたことがあるんです。
ちょうど着いた時、取材陣やファンに囲まれて駐車場で柔軟をしていました。
当時最年少の市川選手が高校は工業科だと答えるとカズが「ハンダゴテとか使うの?」。
そこを中山さんがすかさず「ハンダゴテ科ぁー!?」とボケてみせ笑いを誘っていました。
冷たい小雨降る中、選手たちはすっごく楽しそうでした。
その後、裏山でランニング。
岡田監督も一緒に走り出して、戻ってきたとき監督はレース気分でゴールダッシュ。
選手たちみんなシンドそうに戻ってくるのに、笑顔でバンザイしながらフィニッシュする監督に3-40人ほどのギャラリーから「明るいひとだー」と歓声と拍手が起こりました。
それからゴールネットを3つセットして、若手、中堅、ベテランと3チームに分けて戦うユニークなゲーム。
なのになぜか一番狙われるのは小島選手がキーパーをするベテランチーム。
選手の誰かが、そのことを笑うと、はっと(服部選手)が「(川口が)寒いって言ってたもん」
みんな楽しそう。
この時期にサッカーができる幸せを噛みしめているようでした。
世界と戦う資格を得て12年。
日本代表は確かに強くなっている。
岡田監督が言った「(アジア以外の国と)W杯以外は親善試合しか国際大会が出来ない日本」が、ここまで本当にがんばった。
よく戦いました。