「もしそいつを一瞬だけでも捕まえることができたなら」

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ほんの些細なことでみんなで笑って歩いた帰り道。
ちょっと拗ねて歩く5~6歳位の男の子とちょっとキツイ言葉づかいのおとうさんの声が、背後を通り過ぎて行って、気になって何度も振り向いてしまいました。

見上げた薄曇りの夜空にすこし霞んで満月。 
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夜もだいぶ更けました。空気はきんと冴えて。
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一面のうろこ雲を切り裂いて飛行機でも通ったのか、不思議な隙間。

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タイトル : 『Q10』 第二話 ラストの平太くんのモノローグ。
「日常に突然きらきらしたものが現れる。僕たちはそれを掴むのにいつも必死で。もしそいつを一瞬だけでも捕まえることが出来たなら。また、どうでもいい教室へ戻っていけるのに」
家族には腫れ物に触るように扱われ、生の限りと死を身近に感じてしまっている、大人でも子供でもない男の子の‘こころのずっと奥のほう’の叫び。
胸が詰まった。木皿さん凄い。

by august22moon | 2010-10-24 01:13 | 季節 | Comments(0)