2010年 11月 15日
デヴィッド・フィンチャー監督作 『ゾディアック』 ムービープラス放映
知人に久し振りに会えたりと盛りだくさんの一日で、充実していたんですが、一転休日の今日は酷い偏頭痛がなかなか収まらなくて予定も全て取りやめて、TV見て過ごしてしまいました。
中でもスカパーで見た『Zodiac』は面白かったです。
ジェイク・ギレンホールが原作者であるロバート・グレイスミスを演じています。サンフランシスコで実際に68年から発生した未解決の連続殺人事件。
捜査も行き詰まって捜査官も疲弊し、異動願いを出して事件から離れていこうとする。
サンフランシスコクロニクル紙の風刺漫画を描いていたグレイスミスが、強引な取材で警察ばかりか社内でも疎んじられ遂には精神を病んで脱落した記者の後を受けて事件を探っていくんです。
記者じゃないcartoonist で本を書く為の取材だと言うと捜査内容を話してくれるのがちょっと不思議でした。
劇中、この事件を基に制作されたと言われた「ダーティーハリー」の市警主催上映会も挿入されていました。
類似事件も多発する中、赤ちゃん連れの女性の誘拐未遂事件が起きるんですが、これが恐かった。
夜にドライブ中、後続車がクラクションを鳴らすので停車するとタイヤが緩んでいるようだから締めてやると声を掛けてきます。男の顔を映さないのが恐怖を煽ってドキドキ。レンチで締め直して去るので一安心と思いきや、しばらく走っているとそのタイヤが外れてしまう。すると先ほどの車が戻ってきて、スタンドまで乗せてってやると言うんです。女性は不審に感じながらも乗り込むんですが、車はスタンドを通り過ぎちゃうんです。ほらほらやっぱ乗っちゃいけなかったんだって!
そして言うんです「お前を殺すまえにその子供を窓から投げ捨てる」。ぞぞ~。
この後が面白い展開で、別の女性が運転していると路肩にトラックが停まっている。運転手が路上に立って、女性に何か声を掛けているようすに唯ならぬものを感じ車を停めます。トラック運転手は女性が半狂乱に泣き叫んでいて訳がわからないと。女性が落ち着かせながら尋ねると、男の車から飛び降りて逃げてきた、戻ってくると思い赤ちゃんは茂みに隠していたと話すんです。
あー恐かった。
あの・・・主題とはまったく関係ないんですが、捜査官のアームストロング(ERのグリーン先生!)がダイナーで食べていたBLTサンドを、相棒のトースキー捜査官が貰ってすぐに、中のトマトを外すとこがあったんです。
以前、ウィンブルドンの中継で試合前の観客席の男性が同じようにサンドイッチからトマトを抜き取っているのが写ったのを思い出しまして。
サンドイッチのトマトがイヤな人多いのかな、と。それだけなんですが・・・
夕方(というかもう夜)治まってきたのでお散歩に。
夜目にも銀杏の黄葉が増えているのが分かります。
今のところここが私の‘滑走路’かな?道の先はホテルで飛んでいけそうにないけど(笑)
19時から世界バレーの3位決定戦。日本対アメリカ。
ニッポン、よく頑張った!
石田がラッキーガールになりましたね。がらりとムードが変わった。
5セット目は快勝。よかったよかった。
エバちゃんかわいい(笑)