ジョン・ラセター監督作 『トイ・ストーリー2』・『3』 wowow放映

d0109373_15241422.jpg初めて『2』を見たのは、友人宅。友人の子供が好きでDVD一緒に見よう~と言われまして。バズライトイヤーの人形が飾ってある居間で、おつきあいしてなんとなく見ていましたが、そのクオリティーの高さに驚きました。
ペンギンのウィージーが連れて行かれながら小さな声で「じゃあね」と言う直前に「・・・ここ悲しい」とつぶやいたりするので感性の鋭い子と感心しながら、一緒に夢中になって見ました。

アニメの技術だけでなく大人の鑑賞に耐えうるストーリーの巧みさが秀逸で、ゴールデングローブ賞作品賞も納得です。
最後にNG集を持ってくるセンスには笑う前に驚き。








d0109373_15393350.jpgで、先日放映の『3』を見ました。
こちらはリー・アンクリッジ監督作。
もう夢中になって見ちゃいました。楽しかった~。
トム・ハンクスの吹き替えは全編聴いたわけではありませんが、人形を意識せず普段の演技と同じに喋っている印象で、まるでトムが動いている錯覚を起します。
唐沢さんは人形に合わせて声を創っているように聴こえて、画面に集中して見られました。
バズの声を所ジョージさんにしたのも成功。渋い声であるにも関わらず子供が耳にしてもやさしい印象。

ストーリーもさらに劇的で、先の読めない面白さがありました。
全編に散りばめられたパロディーと比喩は、お人形のお話しだからという制作者側のユーモアと企みが見えて楽しい。
時代の変化という寂しさも盛り込んで、これは完全におとなが楽しむ映画。
誰もが処分したおもちゃやお人形のことに思い馳せるでしょうね。








d0109373_16105072.jpg行定勲監督作 BeeTV 『パーティーは終わった』 (放映)

DVD化された、携帯配信という新しい試みのオムニバスドラマ。全編見たわけではなくて冒頭から成宮さんの回の途中まで見てないのですが、まあこれが折角これだけ人気俳優さんを揃えて監督も行定勲氏なのに、いくら少女まんが家の妄想とはいえ、あまりにも・・・なお話し。
勿体ない。
ただここで初めて、永山絢斗さんの演技をもっとも長く見たのですが、一番印象に残りました。
NHKの『おひさま』も少ししか見たことが無くて、『LIAR GAME The Final Stage』に至っては記憶にない。
『スタジオパーク』に出たのを見たんですが、兄・瑛太さん以上の寡黙さなんですね。
寺脇さんだったか、「大丈夫か?」と心配するのも解ります。
『パーティー~』での妄想の中での役柄は、恋人になんとか寄りを戻してもらいたいと腐心する、哀れで気の弱い男の子の役なので儚げな笑顔がぴったり。
なんかもう、可哀そうになっちゃうほど合ってました。
巧いとか以前に、彼の雰囲気がいいです。
繊細で儚げでまるで薄張りガラスのよう。
お兄さんのほうはどんどん既成にない新鮮で闊達な演技に磨きがかかってきましたが、どうゆうふうに成長して素が出ないようになっても、この儚げなカンジのままいてほしいなぁと思うのでした。。

林遣都くんの透明感は貴重。『パレード』でも一番原作のイメージに合ってたし。
『バッテリー』の頃のきれいな感じがまだ失われてなくて、生活感を感じさせない不思議少年の役が出来る数少ない俳優さんですね。
高岡蒼甫さんも勿体ないような起用でしたが、劇中のホットドックの食べ方がきれいで、それ見られただけでも良かったですわ。
「なにしてるの」というようなものを尋ねる時の語尾がいい。

他にも年末だし今年TV放映で見た映画のことを・・・なんて思いましたが、これが思い出せないの。
思い出せないってことは印象に残らなかったってことで。
ならば・・・いいかな?

by august22moon | 2011-12-19 23:15 | 映画 | Comments(0)