桜色の雑記帳

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出会った本、映画の感想。日々のこと。

森田芳光監督作 『僕達急行 A列車で行こう』 wowow放映

d0109373_2343515.jpgこれも確か、地元で公開されなかったんですよね・・・。

いやもう、なんでしょこの可笑しさ。暖かさ。
コメディ映画で、瑛太さんと松山ケンイチさんなら、これ以上ない鉄板コンビ。
分かってはいても、ふたりの無垢な笑顔や新鮮なリアクションに笑ってしまいます。
なんて演技プランなんだろう・・・。
鉄道マニアなんですが決して閉鎖的では無くて、社会人として真面目に生きているし恋もしたいと願う健康的な男の子が、電車が大好きで電車に乗ることが楽しくって仕方がないって様子がとてもいい。
こちらまで、ニコニコしてしまいます。
ジェットコースター乗りながら「移民の歌」聴くなんて、サイコーです。
映像色調も一部女性の衣装もBGMも、ちょっと懐かしい昭和テイスト。
セリフも昭和な語調なんですもの。真似してしまいそうですわ。

ふたりばかりでなく、登場人物がみんな穏やかで優しくて愛すべきひとたちで。
だれひとり、苛立つことも怒ることもヒステリックになることもない。
これこそ、ハートウォーミングムービーですわ。
『間宮兄弟』のお兄ちゃんのほんわかムードにも驚いたけれど、軽く超えました。

伊武さん演じる地主さんがランニング途中にコーヒーのポット出して呑み始める場面は爆笑です。
持ってなかったのに、平然とフレーム外からマイポットとカップを受取って二人分のコーヒー入れて、またフレーム外に手渡す大胆さったら!
松山さん、笑っちゃってるようにも見えました。
で、ここで、ツクリモノのオハナシなんだと示されちゃうわけです。
・・・わかってるってばぁ 現実はそう容易くないことくらいっ。

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でも、電車内での偶然の再会も、旅先で偶然出会った電車マニアが取引先の社長だったのも、手こずってる地主さんがお見合い相手の父親だったなんて、ありえないほどの偶然が、ご都合主義にもマンガにも見えず、こんなに素直に笑えるなんて。楽しかったです。

エンドロールで、監督の名前だけ自筆で。しかも「ありがとう」って・・・。
反則です。


映画
by august22moon | 2013-04-12 00:33 | 映画 | Comments(0)

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