2014年 02月 11日
♪ 小さな地球が回るほど
加藤選手と長島選手の無念を押し殺し言葉少なに立ち去ったインタビューに、目を真っ赤にして「気持ちを解ってあげてほしい」。
長野五輪でのNHKのインタビューを思い出しました。
スラップスケート用のシューズへの切り替えが遅れ実力が出せないまま挑んだ堀井選手。
涙の中からなんとか言葉を探そうとする堀井選手へインタビュアーの方が明らかに涙声で「辛いですね」と。
そして「誰もあなたを責めるひとはいないと思います」と添えたのでした。
悔しさで言葉にならない、カメラの前で涙を見せたくない選手に対し、報道する側にも機械的に「今の気持ちは」とマイクを突き付けるだけではなく、そんな‘心’が欲しかったです。
冷静・公平に伝えることが意義であるのかもしれませんが。
ネットでの情報の多さは便利で楽しいけれど、余計な雑音も拾ってしまった。
世界的大会の度に、目指した結果にならなかった選手に対して、辛辣な発言や同様なインタビューが繰り返されるのかと思うと・・・