桜色の雑記帳

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デヴィッド・O・ラッセル監督作 『アメリカン・ハッスル』

d0109373_165008.jpg1月公開のチラシを発見してガッカリしていたのですが、なぜか3月になって地元公開となりまして、無事に見られました。

いつぞやのキャッチコピーと同じく、正に「全員アカデミー賞で贈る」豪華なキャスティングで愉しい映画でした。
実話ベースのフィクションですので、囮捜査に果たしてアーヴィングらは必要だったのかなど疑問が上がっても、仕方ないと納得するしかですね。

マフィアのビクター・テレージョ役がデ・ニーロなんですが、映画全体にユーモラスな雰囲気漂う中、殺人シーンも交え眼光鋭い冷酷なマフィアの登場で、一気に緊張感漂います。
なんか、テーマ曲でも流れてきそうな。
FBI側がUAEの富豪役を演じ接近したら、実はテレージョ、アラビア語ペラペラで・・・
なんとか酔っ払いのふりした仲間が乱入して誤魔化すんですが、その時のB・クーパーC・ベイルらの愕然とした表情が傑作。

体重増やして髪の毛抜いてローゼンフェルドを演じたクリスチャン・ベイル。
このローゼンフェルドが、詐欺師のわりに穏やかなところがあって、カーマイン・ポリート市長から贈られた電子レンジを妻(ジェニファー・ローレンス)が「あんたの指示には従わないわよっ」と、ホイル皿にさらにホイルをかけて入れちゃって爆発させちゃっても、「市長から贈られたのにぃ~」としか言わない。
この妻がまた感情の起伏が激しい質。
J・ローレンス、既に当たり役ともいえるメンドクサイ女性。
ぎゃんぎゃん怒鳴るのに、あまり言い返さないので修羅場にならない。
実は心臓が悪くて常備薬あるほどなので、抑えてるんですかね。

B・クーパー演じるディマーソ刑事が愛人のシドニーに惹かれて、そこは流石に怒るんです。
ディマーソに毎朝丁寧にスタイリングしてる1,9分けの髪を乱されても、睨むだけで言い返しもしない。
シドニーが「酷いわー、これ凄く時間かかるのにー」と直してあげるとこは爆笑です。
C・ベイル可愛い。

巧い俳優さんたちの巧い演技で、どんでん返しも面白かったのですが、
ん~いまひとつコンゲームの緊迫感には欠けたような・・・。
私の理解力不足かもしれませんが。

ブラッドリー・クーパーが、『Silver Linings Playbook』のパット役のアプローチとあまり差異がないように見えたのも、私の鑑賞眼不足ですわ。きっとそうに違いないです。

70年代のヒット曲満載。
「アメリカ」の『名前のない馬』や「wings」の『Live and Let Die』も流れました。


映画
by august22moon | 2014-03-28 23:56 | 映画 | Comments(0)

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