出会った本、映画の感想。日々のこと。

by august22

便り

(ブログタイトルの一部を漢字に変更してみました)
『weekend books』さん開店5周年記念のイベント「旅する手紙舎in静岡」へ伺いました。
調布に本・雑貨・カフェの3店舗を展開する『手紙社』さんの出張イベントです。
店内にはテキスタイル、ラッピングペーパー、レターセット、カード、食品類がいっぱい!
天然石や刺繍糸製のアクセサリーも置かれて、相変わらず拝見しているだけでも楽しいイベントでした。
某店舗のオーナーさんも行く予定と仰っていたので、遭遇できちゃうかもーとワクワクしてたのですが・・・。
もっと早い時間に既に来られたのか、お会いできず。残念。

5周年をお祝いするお花も飾られていました。
『giverny』さんによるアレンジメントの他にもこちらのお店の雰囲気に合った素敵なお花があちこちに飾られていました。
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d0109373_23125156.jpgレターセットを選ぶ方がとても多かったです。
自分の文字で心を伝える温かさを大切にされる方はまだまだいらっしゃるようです。
私はよろよろの悪筆なので年賀状の数行すら恐怖なのですが、きれいなイラストに魅かれてワンセット購入しました。

他にもカードやサインペン。
最近特に黄色系ばかりに目がいきますの。
マリーゴールド色やレモン色などの浅い色味ではなく、山吹色や向日葵色のようなこっくりした黄色が気になっています。
紅梅色や赤紫も変らず好きなんですが。









d0109373_2320012.jpg『つきさむ』さんが早仕舞いでしたので、久しぶりに『Hi-hoo』さんへ。



















オムライスとシーフードたっぷりのパスタ。

トマトソース系とのことでしたが、ウスターソースが入っているような感じ。
魚介の出汁が効いて、大好きなエビもたっぷりで大満足なのでありました。
とっても美味しくいただきました。ごちそうさまでした。
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こちらのお店は落ち着ける洋食屋さんでとてもいい雰囲気なのですが、大きな窓いっぱいに太い電線が何本も見えていました。
細い路地沿いのビルなので仕方ないですし、向かいは開けられることのなさそうな窓が並んでいる古いビルという景観ですし。
でも今回久しぶりに伺うと電線も地中に埋められたようで景観すっきり。
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ローランギャロスの華やかさを楽しんだ深夜、地元局のドキュメンタリーを見ました。
「SBSスペシャル 里の時間 ~縁側で待つ人たち~」。
浜松市天竜区春野町。週に2回しか路線バスが通らない地区。美しい自然に囲まれてはいるけれど、買い物に行くのも一苦労。住むのはお年寄りばかり。
リュックや手提げいっぱいに生活用品を詰めて、杖をつき石垣でひと休みしながら家路につく。
そんな人里離れた地区へ野菜などの食料品を訪問販売する「便利屋・猿ちゃん」を追ったドキュメント。
猿ちゃんこと猿田さんは定年退職後、市場で仕入れた食料品をライトバンいっぱいに摘んで、里山から限界集落にまで1軒づつ訪問して販売を始める。
生活雑貨は映りませんでしたが、そうゆうものも必要でしょうね。
時には訪ねたひとが急病で、救急車を呼んだこともある。
郵便局なのか制服姿のひとと、留守で入院したらしいと情報交換する場面もありました。

家の前の階段の上り下りもままならない91歳の独り暮らしの女性。
街中に住む家族から一緒に暮らそうと言われても「離れがたくて」。
1週間で訪ねて来たのは猿田さんだけということもあるとか。
タヌキが入って来るんで棒を持って寝るんだと笑う笑顔が可愛い。
「限界集落と呼ばれるけど、ここは限界のその先」と笑いとばす女性。
TVの前で日がな一日過ごし、「ベッドまで行くのが面倒で」茶の間に寝袋を敷いて眠る女性。
どのお宅も広くて、かつてご家族に囲まれて賑やかだったことが偲ばれます。
離れて暮らすご家族の心づくしかどのお宅も大画面テレビ。

里山で家族と暮らす101歳の女性なつさんは、週に1度の猿田さんの訪問販売で、自分のお財布から好物のキャラメルを3箱買うのが習慣。
ある年、新年になって再び訪れたその家には、なつさんの葬儀の後飾り。
棚には、キャラメルの残りの2箱が供えられています。
毎年、数名は見送ると猿田さん。

儲け度外視、友人や知人として接していて、なにも買わなくても話し相手にだけなって帰ることもあるとか。
猿田さんを動かしているのは、ただただ老いの侘しさを少しでも和らげようという使命感。
6年前、お年寄りと呼ぶにはまだ早い溌剌した女性も今は施設生活。
猿田さんのお得意さんだったかたが多く入居するその施設にも乞われて販売に行く。
足腰も弱って買い物に行けないひとたちが笑顔で迎える。
お子さんもおらずご主人も施設暮らし。家が恋しいけれど独り暮らしはもう厳しい。
「これが宿命なんですよ」。

豊かな自然がキャンプやハイキングに人気の同地区。
その美しい風景の中でひっそりと暮らすお年寄りたち。
そんな親御さんを心配しながら離れた地で暮らす家族。
それぞれにどんな夜を過ごされるのか、思い巡らさずにいられないのでした。

by august22moon | 2015-05-27 22:53 | おいしいもの | Comments(0)