2016年 04月 11日
♪ ぼくらをせかすように
窓を開けていると花びらが舞い込んできそうでした。
蒲原辺りの山にも桜。御殿山でしょうか。
駿府公園の、この石垣にかかる桜というのも趣きがあって素敵です。
さて先日。小山町の富士霊園へお花見に行きました。
県東部では時期的に最後に咲く名所です。
ほぼほぼ(と流行りらしい表現をしてみました)満開。
歩道にはシートを広げてお弁当やお菓子を食べながら寛いでいる親子連れさんが多かったです。
花曇りでしたが、それほど肌寒くもありませんでした。
警戒して最初のうちはコートを着ていましたが、直ぐに脱ぎました。
とうちゃーく。ずーっと上り坂なのですが、特に駐車場手前が急坂になっていて、たいへん。
遠く仏舎利塔まで望めます。
この先の長い階段を登って行く猛者たちもいらっしゃいます。すごいわー
反対側の歩道を下山。冨士スピードウェイから聞こえてきる走行音が一層大きく聞こえてくるようです。
駐車場の枝垂れ桜
駐車場横の丘から、見事な枝垂れ桜越しの富士山。
冨士東口本宮浅間神社さんより近く見える気がします。
最後に車で一周して。
また来年。
御殿場市の桜並木も見て帰ろうとしたのですが、その手前で「桜まつり」の看板を発見し、そちらへ回ってみました。
秩父宮自然公園の御東原循環線の見事な桜並木。初めて見ました。
枝が伸びて桜のトンネル。
まだ僅かに散り始めたくらいで見頃の中、町内会の露店も出ていて賑わっていました。
『ロバギター』のオーナーさんが漫ろ歩いてらっしゃらないかしら~と車内からきょろきょろ
途中でパン屋『kukka』さんの看板を見かけて吸い込まれてしまいました。
午後遅い時間でしたので商品も少なかったです。クリームホーンみたいなのと、これ名前なんていったかなぁ憶えられると思ったのにすっかり忘却の彼方ですわ。
ほんのりチーズのお味で底の辺りがちょっとパリッとしていて粉砂糖がかかっていて、とっても美味しかったです。
店内は天井が高いので狭さを感じさせません。
トレイの数を見るとパンの種類は多そうでしたから、早い時間に来れたら再挑戦。
看板のトレードマークも可愛さの中にセンスを感じさせます。
太い梁や棚の濃く渋い木の色合いが落ち着いた雰囲気で素敵な店内でした。
こんなに桜の木があったのかと昨年知った『御殿場 時の栖』へ。
御殿場といっても南部なので、散り始めの木もありますが、こちらもまだ見頃。
レストランや露店からのいい匂いがたまりませ~ん
帰路、長閑な里山風景の中を通ったのですが、庭先やあぜ道に桜の木の多いですこと。
既にこいのぼりを揚げているお宅もありましたが、どのお宅も代々掲げてらっしゃるような鯉ばかりでした。
今年の「桜まつり」も、あとは小山町の浅間さんの大山桜を残すのみとなりました。
満開のタイミングに行かれればいいのですが・・・
タイトル : さくら(独唱)
下校途中の小学生たちが満開の桜の木の下を通りかかる際に口ずさんだ歌が渋すぎるのでありました。
「とわにさんざめく ひかりをあび~て~」
卒業式で憶えたばかりだったからでしょうか。