2017年 02月 15日
萩尾望都著 『ポーの一族 春の夢 vol.2』 月刊フラワーズ
次回発売は随分先だと思っておりましたのに、もうその冬がやってきました。
発売をすっかり忘れていて、発売日2日後に行った書店で最後の1冊を買いました。
が、前回にも増して厚くなってません?重かった(笑)
さて。エドガーとアランの絵に関しては前回と同じ感想です。
新たな登場人物がこれまたこれまでの一族の風貌とは正反対のキャラ。
なんだか「バルバラ」の登場人物みたいです。
エドガーが次の地へ移る手配のために、アランを残して数日若しくは「1週間」留守にすることはありましたが、どこで誰に会ってきたかは書かれてきませんでした。
そこがまた一族がいかにヨーロッパ中に密かに生きているか感じさせました。
今回は初めて、エドガーが会う人物が登場して、そこからまた新たな展開があるようです。
ともかくストーリーの深さ面白さは絶品な作者なので、展開は、楽しみです。
ただ、アランの容態に不安になる様子や、そのために助けを望むところは、らしくなさを感じました。
もっと、奥に溜めこむんじゃなかったのか。
次回は今月末。
忘れないようにしなきゃ