出会った本、映画の感想。日々のこと。

by august22

『 間宮兄弟 』 wowow放映

d0109373_16533425.jpgいやそれはオカシイでしょーというカリカチュアした部分ももちろんあるけれど。
コメディーとして観て可笑しくていいのだって感じです。ま、『家族ゲーム』の森田監督作品ですからね。
弟の性格付けが愉快で気に入っちゃった♪
まず、小学校の校務員というのがこの男の生き方を表していますよね。
子供がいない放課後の場面ばかりなのも、子供が好きだからという理由で校務員になったのではないということを表しているし。
競争社会とも出世欲とも無縁の、健全で清潔な場の基盤となる役割がしたかったのではと思わせるんですよね。それを誠実に生真面目に勤め上げている。
TV画面から目を離さなくていいようにストローでコーヒー牛乳を飲むとか、
小袋をチャキチャキ切ってリスみたいに食べるとかの独特のこだわりも勿論ある。
ただ仲がいいだけじゃない。不倫の片棒を担いでいるようだと兄を軽蔑するし
体感温度が違う一緒に住めないよーと時には文句も言う。
俳優が演じてないことで新鮮に感じられました。

兄、明信も主張先の工場で見送られる場面が特に可笑しい。
まさに有り得ないぐらい笑顔で手を振り、中には走って見送りに来る社員まで。
仕事が上手く行ってごきげんなおにーちゃん。ホテルから弟に電話して「いいな~一日の終わりにこうして話せる相手がいるって」
「さ、本読んでだんだん眠くなろ♪」には爆笑。

寂しいとき慰めあうのは兄弟なんだから当たり前。
兄弟なんだから楽しいのは当たり前と、誰憚ることなく一緒にいる。
私たちは、「いまだに一緒に遊んでるじゃん」 と、
そんな隣人のようすを眺めて見ては、ソレもアリかもねと安心材料にしちゃうんですな。

タライに気を取られて、上手くひっくり返ったポップコーンカップにびっくり。

by august22moon | 2007-04-25 20:24 | 映画 | Comments(0)