出会った本、映画の感想。日々のこと。

by august22

M・ナイト・シャラマン監督作 『ハプニング』

d0109373_23584569.jpg久し振りの映画感想で 『ハプニング』・・・(苦笑)
『アフタースクール』 を観るつもりが間に合わなくて次の上映時間まで観られる映画だったんです・・・。
『シックスセンス』は部分的にあれ?とちょっと演出が雑なところもあったけど、私にとってはとても好印象の映画でした。
その後の作品では『ヴィレッジ』が、ラストはともかく村人が恐怖する魔物の出し方が上手く恐怖を表せていたし、E・ブロディーは巧いしで、まあまあ面白かったんで。許せたんですが・・・。

この映画は恐怖の対象や原因がなんなのか最後まで不明なので、
観客は放り出されたまま。
もちろん、突然人々が自死行為に及ぶという展開は引き込まれます。
R-12指定らしい残虐なショッキング映像は、お見事です。
工事現場で、見上げた先から次々仲間が飛び降りてくるシルエット映像。
地面に叩きつけられる時の、人が落ちたとは思えないような音。
特に、三叉路の手前で一旦車を止めスピードを上げて立木に激突し、生き残った同乗者は降りてきて道路に座り込み窓ガラスの破片を手に取り・・・そこまで引きの長回し。
庭の芝刈り機を動かし自死しようとする様子を、丘の上からエリオットが愕然と見下ろす場面などは目撃者となる感覚になりました。

ただ、原因究明が科学教師の憶測と仮定だけなので
本当に大人数に反応しているのか、本当に植物が元凶なのか不明なまま。
突然の終息にTVで科学者が原因を解明するもキャスターは半信半疑で聞いているし。
何に怖がって脅えていたのか提示しなくてはただの残酷場面の羅列フィルム。
宇宙人の侵略とするよりはいいですけど。
それだけはやめてね、監督。と思いながら観てました。
ついでに言えば、主人公エリオット(M・ウォールバーグ)の妻の浮気問題もなんだか中途半端な気がしました。

d0109373_23142972.jpgアルマの腕時計のカルティエのサントス・ガルベや黄色のバッグ、エリオットの旅行鞄のデザインがいいなぁとか、そんなところに目がいってしまいました(苦笑)

by august22moon | 2008-07-30 23:36 | 映画 | Comments(0)