さい芸 『ガラスの仮面』 埼玉千秋楽 観劇

d0109373_1422673.jpg先日の暴食が祟ったのか胃の調子がイマイチで何も食べずに出かけました。
でも観劇中にお腹が怪音を立ててもいけませんので・・・。
温かいおうどん食べてみました。
美味しく頂きました~。







 さて。小雨降る肌寒い与野本町に到着。

d0109373_23501581.jpg 「点と点を繋いで」

横田さんの舞台はいつもは中日あたりも観劇して初日からの変化を楽しむのですが、今回は初日と楽だけ観劇しました。

ホワイエの花はほとんどが片付けられ、柱に一般の方以外の贈り主の名前が張り出されていました。 

音楽劇は私には馴染みのないものでしたが、ファミリーシアター仕立てということで、初心者にも入り込み易い構成だったと思います。
夏木マリさんと月影瞳さんの掛け合い(デュエット)も聞き応えがあるし。
初日に気になった月川さんのソロも歌詞がきちんと聞き取れましたし、劇中劇「たけくらべ」の格子戸前の信如の複雑な心理もはっきりするようになった気がします。
「サロメ」の踊り場面で奥村佳恵さんの表情が良くなっていませんかね?
バレエの美しい手足の動きに見惚れて見逃していたのかしら。
ヨハネの首を愛おしむサロメの狂気の表情が良かったと思いました。
やはり何度見ても、妹尾さんの着流しにカンカン帽姿はすごく板に付いていて、その姿でお芝居が見たくなります。1場面だけとは勿体ない。
土砂降り場面では傘の斜め下あたりに小さな虹が出来ているのを発見。

両日共かなりの良席で観劇できましたが、客席通路を多用する蜷川作品では、後方に役者さんがいることも判らない、どんなお芝居をしているか見えない場面があったので、そこは残念な部分でした。これは今舞台に限ったことではないので仕方ないですね。
ラストで横田さんが客席から舞台奥へ行っていたと後で友だちに聞いてガッカリ。見逃してました(涙)

足元に舞い落ちた銀色の紙吹雪d0109373_139294.jpg
カテコは4回かな?
舞台後方の天井からナイアガラ風に花火が。出演者の皆さんも振り向いてびっくりされてました。その後、左右袖から銀色の紙吹雪が噴射。
華やかなカテコでした。
横田さんも満面の笑みで。珍しいほど満面の笑み(笑)
夏木さん、両側に揃った出演者に向けてガッツポーズしながら颯爽と登場。かっこいいったら ♪
大和田美帆ちゃん奥村佳絵ちゃんもボロボロ泣いちゃって。
何度目かのカテコで、隣に立った横田さんは大和田さんの頭をヨクガンバッタネとナデナデ。




驚いたのが、新川さんが男泣きに泣いてらしたことです。
それほどに今回は重圧があったのでしょうか。
大和田さんと奥村さんに引き出されてまだ舞台上にいた蜷川さんまでもが、その新川さんを前に出そうとするのを固辞されて、深々とお辞儀されました。

横田さんは、原作の行間を膨らませ、血肉を通わせ輪郭と奥行きを創造し、観客側にそれを感じさせるところが素晴らしいと思っています。
今回の役はマンガの登場人物。時には現実離れした手法で描かれた原作のイメージに、後継者として実業家としての苦悩、演劇を愛するものとしての葛藤など、なんとか人間・速水を創り上げようと腐心されているようでした。
速水の内面苦悩を表現する唯一の場面が歌ですから、セリフと歌との差異を少なくされていると感じました。
歌でストーリーや感情を凝縮させる方法はとても劇的なのですが・・・。
こうゆう歌い方なら前後の芝居を分断しないので違和感を感じませんでした。
(朗読『マゲローネ』でオペラ歌手の方との共演では、朗々と謳い上げるドラマチックな歌と物語朗読との差異を作らないように意識した語りでした。)

初日よりも若干、音に重きが置かれているかしら。
歌い込んでいくとこうなってしまうのか・・・。
でも。甘い歌声に酔うのもたまにはいいかも。

紫のバラに真情を重ね、花屋さんのスタンドと共に奥へハケながら‘この花全部’とジェスチャーが加わってました。
紫の薔薇を大人買い(笑)

観劇後は横田さんファン友だちのJちゃん、Nちゃん、Sさんとお茶しておしゃべり。
楽しい時間を過ごしました。

朝からの雨はついに土砂降りに。
東京駅は物凄い人混み!2時間以上遅延の新幹線に乗って土砂降りの地元へ帰り着きました。


次は来年(!) 『冬物語』 で会いましょう。

Commented at 2008-08-27 00:29 x
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Commented by august22moon at 2008-08-27 01:42
鍵コメさまこんばんは。まだここに居ました(笑)全然、無理じゃないですよぉ。反って光栄です。もし記憶違いがあったらすみません。
私も経済的理由が一番の問題です。大問題ですよね。お気持ち分かります。
さて、長くなりそうなのでここに書かせて頂きますね。
『恋ふみ~』で横田さんは作家さんの弟子の書生さん役。
お芝居全体の4分の1位の登場だったと記憶してます。
多くはありませんが決して少なくはありませんでした。
『リア王』出演時のような少なさではありません。
豪放磊落な書生さんで、文学界の新しい波に焦っているセリフなど、さすがの巧さと感じました。私はその「漱石を読んだか!?谷崎という若造を知っているか!?」というその時代の文学青年の焦りを表したセリフが凄く印象的で、それだけで満足しちゃいました。
新派独特のお芝居で、和やかでほのぼのとしたお話です。
1回か2回か・・・ん~大問題ですねぇ・・・。
Commented at 2008-08-28 03:48 x
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Commented by august22moon at 2008-08-28 20:54
鍵コメさま、こんばんは。
そうなんです。確かにビミョ~(笑)なんです。

もし行かれたら、是非感想をお聞かせくださいね。
by august22moon | 2008-08-25 02:04 | 観劇 | Comments(4)