桜色の雑記帳

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出会った本、映画の感想。日々のこと。

東野圭吾原作・映画 『容疑者X の献身』

d0109373_4255643.jpg『隣同士が同じ色になってはいけない』

TVドラマ版もほぼ毎週見ていたんですが、湯川は物理学ロボットみたいなキャラクターでおかしみを表現しているようなのですが・・・。
(スミマセン。私、なぜ福山さんがこんなに人気があるのか解らなくて。顔が若々しくて可愛いからなんでしょうかね。ゴーグルで顔半分が隠れると女性的なんだなと思いました。)
場所を選ばず夢中で数式を書きこんでいる目つきももっと狂気を孕んでほしいと思っていました。
劇場版は容疑者役である堤さんがほぼ主役と聞いて見に行きました。
(ドラマ「やまとなでしこ」で堤さんは数学者を諦めた男の役でやはり数式を所構わず書いちゃう場面があったことを思い出しました。)









堤さん、やっぱり巧い。
いい演技を観たって満足感がありました。
確かに堤さんの映画でした。
伏し目がちに無気力な表情、背中を丸めて歩く姿から
花岡母娘の部屋に入ってゆく決意を滲ませた背中
拘置所の天井に図形を想像する表情なども
遂に守り通したという満足感か犠牲になったことを忘れようとしてなのか。巧い。
湯川から出された課題に夢中になって、プリントに目を落としたまま付箋紙を取ったりえんぴつ削り器にえんぴつを差し込んだり、朝方のぼーっとしているようで達成感に満ちた表情なんていかにも学者さんって感じです。高校教師では役不足なんですよね。
隣人の幸せが日々の安らぎになるなんて・・・哀しい。
ラストの石神の号泣場面は素晴らしかったです。
湯川の決め台詞「実に面白い」も堤さんにかかると深いんですよね。

d0109373_147429.jpg
 

ただ・・・オリジナルエピソードの雪山行の必然性に疑問。
山男同志が再び心を通わせるために最後の山へというのは分かるんですが
吹雪とか滑落とかは必要?
風景は見事でした。北アルプスですか?

さすが「このミス1位」作品だけあってトリックも面白かったです。

福山氏作曲のテーマ曲「vs」はノリも良くて好きです。
柴咲コウさんが唄う主題歌の歌詞の意味も余韻を増幅させてくれます。
長塚さん。声がまるっきりおとーさまと同じでビックリ(笑)

Commented by もこりん at 2008-10-14 09:04 x
お姉さんどうもです♪

私も昨日見てきました♪♪
いやーーこれは本当に堤さんの映画でした。

>湯川の決め台詞「実に面白い」も堤さんにかかると深いんですよね。

そうなんです、これです。
すごく思いました。

もう1回石神を見るためにいきたいくらいです
Commented by august22moon at 2008-10-15 05:08
もこりんさんもご覧になりましたか!
確かに、石神目当てにまた見たくなりますね!
力量の違いがはっきり出ちゃいましたね。
アパートの階段に立って靖子の帰宅したのを見ている、あの豹変したかと思わせる表情も巧かったですよね。

堤さんの湯川も見てみたくなりました。
by august22moon | 2008-10-13 01:58 | 映画 | Comments(2)

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