出会った本、映画の感想。日々のこと。

by august22

カテゴリ:映画( 303 )

11人いる!? そして誰もいなくなった?
この映画の面白さを説明するとそのままネタバレになっちゃうので
難しいんですよね。
公開当時、もどかしい気持ちでとにかく面白いから観て!と薦めたら
わが地元ではなんと1週間で上映終了。

初めはなぜかエドワード・ノートン主演と勘違いしていて
映画が始まってから、ジョン・キューザックじゃん! 
なぜ勘違いしてたのかいまだに謎である。  妹曰く 「単なる大ボケでしょ」 とほほ
(そういえば、ノートンが二重人格者役「真実の行方」は当初ディカプリオがキャスティング
されてたんですよね。)

多重人格者演技を見せられるのは苦手ですが、この映画は、どんでんがえしがあって
観客が最後に多重人格者だったと判るという手法でおもしろく観ました。
・・・でも 誕生日は別々じゃないのかなぁ まあ、どこかで気付かなきゃいかんしね
『ビリー・ミリガン』を読んだ人なら、この結末は楽しめるんじゃないでしょうか。
ビリーの場合、意外な人格が殺人犯だったのと同様
意外な人格が犯人だったという結末。

主題とは無関係ですが、傷をソーイングセットの糸(!)で応急処置する場面があって
モーテルの支配人が、ベージュの糸があったらよかったんだけど、なんて真剣に
言ってるトコが可笑しかった。

レイ・リオッタの怪しさが秀逸。巧い!

by august22moon | 2007-04-01 02:16 | 映画 | Comments(0)

イプシロン

d0109373_0534947.jpg『やっぱり猫が好き』を探していたら、
福永武彦の 『廃市』 を発見。
これは、大林宣彦監督で映画化されたんですよね。
柳川という街の情緒や、夏の風景が心地よい映像美。
ラスト、「列車は陽の照りつける晩夏の原野を喘ぎながら走って行く」映像とモノローグがとても印象に残っています。
小林聡美さんが、妹の安子役。小林さんの声は吹き替えになってますよね?あの高い声は違う感じ・・・。原作のイメージの快活という部分は合ってるけど鬘も似合ってないし、お抹茶をたてる古風な一面がある安子にはちょっと違うかな?と見ていました。
心中してしまった夫の通夜の席で、妻の郁代が妹に対して、夫をあなたに譲るつもりだったのにと心情を吐露するのを、始めのうち俯いて黙って耐えている表情は、隠し続けていた情念や影を感じさせて、良かったと記憶しています。
確か、原作とは違って、安子は姉に反論しなかったように記憶してるんですが。
「記憶は嘘をつく」からなぁ

by august22moon | 2007-03-28 01:25 | 映画 | Comments(0)
  「遂に」 と 「やっぱり」 d0109373_2215970.jpg
『ディパーテッド』がオスカーとは、ちょっと意外でした。
外国映画のリメイクであることを忘れさせるような、オールスターキャスト。
『インファナル・アフェア』ファンは見比べてしまうでしょうが、私は、魅力的なキャストで『インファナル・アフェア』とは別作品の感覚で観ました。
それでもオスカーにはリメイク作品であることがネックになるのでは?と思い、『バベル』あたりがゴールデングローブに続き受賞するんじゃないかと思ってました。 
 
At last!という感じのスコセッシ監督は、封筒をダブルチェックしてくれなんてはしゃいで。前回はかなりショックを受けてたそうですし、めでたし、めでたし。
コッポラ・ルーカス・スピルバーグにコメディーチックなスピーチさせて、
「僕、貰ってないよ」には、もう爆笑でした。

それにしても取れませんね、ディカプリオ。悲運。
GG賞は2作品ノミネートされても取れなかったし。上手いことは折り紙つきなのですから、こうなったらアクションものより、文芸作品・コスチュームもので勝負してはいかがでしょう。
その年の他のノミニーにもよりますが・・・。デ・ニーロ、D・ホフマンクラスの超演技派久々ノミネートとぶつかっちゃったりしたら・・・・。
F・ウイテカーの震えながらのスピーチも感動的でしたが、
H・ミレンの「I’ll give you the Queen」とオスカーを掲げるのも、かっこよかった。
 
女優たちの、うっとりするようなドレス姿は、今年も『La chambre verte』さんが
ご紹介してくださっているのを、昨年に続いて楽しみに拝見しました。

昨年、シャンパンカラーのドレスが素敵だったナオミ・ワッツ。インタビューでは皆ひとりで写させるのに、なぜよりによってニコールと並んじゃったんでしょう。
しかも、アカデミーでは淡い色合いのドレスを選ぶことが多いニコールの目の覚めるような真紅は、以前カンヌでも赤系を着てましたが、いや、もう圧巻。
なにを着ても圧巻ですが(笑)
02年かな?薄いピンクの花びらを重ねたようなシャネルのドレスのほうが、好きかな。
d0109373_1505580.jpg

GG賞では、レース?のブラックドレスで、可愛い大人の装いだったケイト・ブランシェット
裾とショルダー部分に技アリのドレス。煌き具合も素敵。
 
・・・と、今年も「素敵」連発、うっとりの一夜だったのでした。 
 

実はピーター・ジャクソンとマイケル・ムーアを間違えそうなのに、また似た人が、会場にいて混乱。(「パンズ・ラビリンス」デル・トロ監督)







 
by august22moon | 2007-02-27 01:58 | 映画 | Comments(0)