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最後のモカ

d0109373_18585757.jpgお世話になった方が経営されていた喫茶店が32年間の歴史を閉じることになり、最後のコーヒーを頂きに伺いました。
閉店を惜しむお客さんが入れ替わり立ち替わり来店され賑わっていました。














総理大臣賞等々多くの賞を受賞されている画家でもいらっしゃるご主人の作品が展示されていて。
奥さまのご趣味の良さも伺える店内は、憩いの場としてとても落ち着けました。
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いろいろと力になってくださったこともありました。
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d0109373_1972481.jpgトレイが置いてあるところが、散歩がてら毎日のように伺ってモカを頂くのを楽しみにしていた母がいつも座っていた席。















母に供えるモカをポットに入れて頂きました。
ごちそうさまでした。そして、お疲れさまでした。
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by august22moon | 2011-05-31 19:50 | おいしいもの | Comments(0)

雨のデッキテラス

d0109373_22483161.jpg日曜日のこと。マルシェでお買いものした後で、気になっていた『オープンカフェ NAS'H』さんを通りかかりました。















左手にもお席がある広いお店。道路側のこちらのウッドテラスが喫煙席。
雨なのでビニールカーテンで覆われていましたが、広くて開放的な感じは損なわれていません。
この辺り鷹匠町の裏通りは車もあまり通らないのでオープンカフェも楽しめます。
晴れの日にもまた来てみなくちゃ。
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d0109373_22563496.jpgロイヤルミルクティーと・・・


















お食事するところでお茶だけでは・・・というのは言い訳で。
このあとお夕飯でケーキ頂くつもりなのに・・・。
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by august22moon | 2011-05-30 23:42 | おいしいもの | Comments(0)

ウォータースクリーン

d0109373_20311479.jpg台風2号が温帯低気圧になって土砂降りの日。
早目のお夕飯を頂きに『高松珈琲』さんへ伺いました。















d0109373_20301912.jpgこちらは『FUJIWARA SPACE DESIGN LABO ケンブリッジの森』さんのHPで知りました。
















d0109373_20383375.jpg白壁に木枠の窓とシンプルな内装は、懐かしい純喫茶の趣き。
皆さん、雑誌や新聞を読みながらじっくり珈琲を味わってらっしゃいます。















ハヤシライス。黒ハヤシですね。香ばしい風味がありました。
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ローストチキンと卵のマフィンサンド・・・だったかな?
MACOU’S のかりっかりマフィンでした。
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ローズマリーたっぷりのチキンが美味しかったです。
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d0109373_21233100.jpgコーヒーに和三盆のサービス付き。


















d0109373_21493871.jpgオリジナルブレンドの高松コーヒー。
しっかりと苦味の効いたお味。


















オーナーさんがお知り合いとのことで、なんとこちらで『irodori』さんのケーキが頂けます。
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チェリーパイ♪
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d0109373_22215037.jpg帰り途ではどんどん雨が強くなってきて一時土砂降りになりました。
















d0109373_22354610.jpg追い越して行ったトラックからの水飛沫がフロントガラスに当たってこの状態。

















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by august22moon | 2011-05-29 23:15 | おいしいもの | Comments(0)

「ご近所マルシェ」

d0109373_18553658.jpg鷹匠町のショップ『LE CHAMP VOLANT』『OHANA*』『cielo azul café/ zakka』『きものカフェちどり』さんたち共同開催の‘小さなマルシェ’におじゃましました。
















d0109373_18564100.jpg有機野菜も。

(やっぱりこのミニニンジン頂いてくればよかったかな・・・)
















フリマコーナーで帽子。被ってるトコあんま見たこと無いんですが。
メンズSSサイズのモリカゲシャツ2000円。あのモリカゲシャツが2000円です!
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d0109373_19251656.jpg『cielo café』さんのソーセージポテトのキッシュ、多分『LE CHAMP VOLANT』さんのダークチェリーケーキ♪

他、コットンセーターとサマーセーターがそれぞれ驚きの800円!でしたので迷わずお持ち帰り。
次回は6月26日ですって。今回は開店と同時に入っちゃおう!と意気込んでおきながら到着したのは11時過ぎ。次回はなんとか10時に着きたいじょ・・・。

















d0109373_19533195.jpgこれは先日購入したミナ・ペルホネンさんの「undiscovered・shall we?」























コットン100%のわりに雨に濡れても渇くのが早いですこと。

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by august22moon | 2011-05-29 20:12 | お買い物 | Comments(0)

村上龍著 『歌うクジラ 上・下』 講談社刊

歌うクジラ 上

村上 龍 / 講談社



【あらすじ】
2022年クリスマスイブ、ハワイ沖の海底で、グレゴリオ聖歌の旋律を正確に繰り返し歌うザトウクジラが発見された。細胞を分析した結果、驚くべきことに、そのクジラは年齢が1400年を超えていることがわかった。クジラの遺伝子を解析することにより人類はついに不老不死に関わる遺伝子を特定する。
その魔法のような遺伝子は、"Singing Whale" 、「歌うクジラ」と呼ばれるようになった。
それから100年後...。あらゆる階層において棲み分けが完成し、「理想社会」と呼ばれていた日本。アキラという一人の少年が、分断された最下層区域である「新出島」から脱出をはかろうとしていた。
アキラは、罪を犯して処刑されることになった父から、不老不死遺伝子「歌うクジラ」に関する重要な秘密を託されたのだった。その秘密情報を書き込んだチップを体内に埋め込み、最上層施設に住むある人物に届けるための、アキラの旅がはじまった。(講談社サイトより)


『失った答えは、失った場所でしか見つからないのだ。
・・・他の場所を探しても無くしたものは見つからない。』


途中暫く小説を読む気持ちになれなかった為の中断もあって、読み終えるのにかなり時間がかかりました。
改行がほとんどないとか、主人公のアキラに届く言葉として書かれているので会話に鉤括弧がないせいもあるかもしれませんが。
作中の未来世界というのが現代社会の延長にあるとか暗示的などという程度のものでなくて、
建造物や乗り物に留まらず、ヒトの言語・思想・生態・嗜好にまで及んで、全編見事なまでに緻密な創造世界。この緻密な構成を頭の中で理解するのに時間がかかってしまいました。
ガスケットというボールゲームのスタジアム場面の描写は特に鮮烈でした。
ここはアキラの旅に於いては寄り途なんですが。
また、面白かったのは最下層の反乱移民子孫たちの言語。
「おれたちが総合精神安定剤と飲んでいない、おれたちが言語と変えるし、意識にクリアよりするために名前と変えるんだし、お前を名前変えろ。」という具合です。
反乱の意思表示として助詞を崩して喋るという設定。最初は戸惑いました。

アキラは旅を続ける中で出会った人々から受ける情報を、父親のデータベースからの知識で整理・吸収していきます。この少年は亡き父と旅をしているんですね。
それはシステムだけでなく感情の受け止め方とか処理方法まで。
詳しく引用するとかなりグロテスク描写なんで前後省略すると、
「すべての事象は何かに似ているから、比喩を使えばどんなものも現実感と意味を削ぎ取ることができる。・・・比喩をつぶやけば表面をなぞるだけで現実に接触しないですむ。比喩は逃避だ。」
「比喩はつぶやいたあと消えないで残る。皮膚に粘りつく気がした。じんましんのような症状を感じた。比喩で覆われて醜い突起ができている。比喩は逃避であるだけでなく病気なのだとわかる。」
というふうに自覚し学習してゆきます。
これはアキラが眼前の恐怖と衝撃からなんとか正気を保とうとする場面なので、特に激しく苦闘しているんですが、様々な体験を通して父親から学んできたことを反芻するのを繰り返して旅をしてゆくので、いったいこの少年はどうゆう社会環境で生きて来たんだろうと想起することになります。


最終的にアキラの体内に埋め込んだヨシマツに渡すはずのICチップはどうするのか。
SW遺伝子の「社会全体を破壊できる爆弾のような価値」の極秘情報とは何なのか。
結局のところは世界も社会も変えられないということでしょうか。
読者に委ねられる結末です。 
で。私は天邪鬼なので、最後のアキラの生きることへの渇望が胸に迫ったとか決して言いたくないのでした。

by august22moon | 2011-05-28 22:35 | 読書 | Comments(0)

ジョージ・ノルフィ監督作 『アジャストメント』

d0109373_2262267.jpg監督は『ボーン』シリーズの脚本家ジョージ・ノルフィ。
原作がフィリップ・K・ディックの短編なのでテンポよく進んでいきます。もちろんハッピーエンドで。

マット・デイモン演じるデヴィッドが上院に立候補していて、巧みな話術で人気があって将来を嘱望されるも肝心なところでいつもスキャンダルが持ち上がって苦戦を強いられます。

若き政治家役って初めて見ました。流石に姿勢から仕草からいかにも政治家、なんですが、独特の作られた笑顔よりも、一転して悩み愕然とする姿のほうがマットには似合いますね、やっぱり。

P・K・ディックらしい管理社会のメタファーがテーマで、
運命を操作する集団‘調整班’(ADJUSTMENT BUREAU)なるものが存在して、人間社会に度々介入して歴史を‘調整’しているのだと告げられます。
つまり、デヴィッドは今後の重要人物だということなんですね。
こんだけ苦戦しているのに!?と俄かには信じられなくて。
しかも彼女はネガティブな影響を起すファムファタールだなんて妨害されて。
デヴィッドが「君たちは天使か!?」と尋ねるんですが、いやもう神クラスな強引さ。







d0109373_303526.jpg既に決まっている運命通りに進ませるために調整される事から抵抗する戦いが繰り広げられますが、それもまた運命ではなかったか、と結ばれます。

調整班が時空を自在に移動する方法が面白くて。これがこの映画の見せ場ですね。
これ絶対ドラえもんの道具で言わないでほしいですわ(笑)
私、単純なんで今後一回は左に回すと思いますです。

帽子と水の意味も面白かったです。

ポスターもですが、度々クラシックなサスペンス映画らしいショット。
派手な娯楽大作にせず小気味よい小品に仕上げていたのがいいと思いました。 
もう、マット大好きなんで、早く『トゥルーグリット』観なくちゃです。







また『X-MEN ファーストジェネレーション』の予告編が流れました。
・・・マカヴォイの「this」の ð の発音が好きです。
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あのテーマ曲と共にご覧ください。
妹がセブンさんで見つけまして、朝は躊躇したんですが帰りに寄ったら残り少なかったので、つい手が出てしまったようです。
仁先生考案っていうのが可笑しいですね。
玄米もゴマもちゃんと入っていて美味しかったです。

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by august22moon | 2011-05-28 00:44 | 映画 | Comments(0)

万城目学著 『偉大なる、しゅららぼん』 集英社

偉大なる、しゅららぼん

万城目 学 / 集英社



【あらすじ】
高校入学をきっかけに、本家のある琵琶湖の東側に位置する石走に来た涼介。本家・日出家の跡継ぎとして、お城の本丸御殿に住まう淡十郎の“ナチュラルボーン殿様”な言動にふりまわされる日々が始まった。ある日、淡十郎は校長の娘に恋をするが、その直後、彼女は日出家のライバルで同様に特殊な「力」をもつ棗家の長男・棗広海が好きだと分かる。恋に破れた淡十郎は棗広海ごと棗家をこの街から追い出すと宣言。両家の因縁と三角関係がからみあったとき、力で力を洗う戦いの幕が上がった――!(集英社サイトより)


実は『歌うクジラ』がまだ読了できていないのに、途中で別の本ばかり読んでいます。
『鹿男』以降、万城目著作を読んでいる妹が読み終わったので読んでみました。
相変わらず荒唐無稽なお話しですが、実際の地域を舞台にすることや、もしかしたら在るかもと思わせる伝承や、登場人物(今作では特に主人公)のいかにも昨今の高校生らしい言動が、妙な現実感を醸し出しています。
奈良、大阪と来て今作では滋賀県の琵琶湖周辺が舞台。
先日NHKの『江』特集番組で琵琶湖周辺が紹介されたのですが、同じ舞台なので、あれが竹生島かと別の意味で興味深く見てしまいました。
作中に、襲ってくる波から必死に逃げる場面があるのですが、読んでいてなにやらざわざわと嫌な心持ちになったのは自分でも意外でした。無論書かれた時期はだいぶ前ですし、主題的にも重要な展開ですが、こうゆう場面は思い浮かべるのも辛くなってしまいました。
これもTV朝日の震災報道ドキュメンタリーを見た直後だったせいもあったと思います。

展開上でキーマンになるとばかり思っていた濤子が結局現場を離れたままだったのは疑問でしたが、どんでんがえし的に意外な人物がキーになっていたのは面白かったです。
やはり出て来る伝承の謎ですが、超能力者絡みとなると読者には好き嫌い分かれそうです。
決してシリアスにせず可笑しみを入れることで緩和できていると感じます。
そういうのを求めているのもきっと『歌うクジラ』に参ってしまっているからかも。
龍さんの本なんだからグロテスクでヘヴィーなのは百も承知で、
否、結構好きで読んでいるんですが・・・。まぁ、これはまた別の話(笑)

高校生の一人称でお話しが進むので、随所に思わず噴き出してしまうような可笑しな台詞がありました。
「兄さん、グレート清子は今、暴れん坊将軍のオープニングに出てくるような白馬に乗って、堀端を散歩しています。」
「三池崇史あたりの映画なら、僕と淡十郎は学校のてっぺん目指し、明日からとても高校生には見えぬライバルたちと死闘の日々だ」あたりは、電車内読者には危険なフレーズです。

それにしても「しゅららぼん」とは、よく思い付きましたね。

ラストの場面。私は好きなタイプです。

by august22moon | 2011-05-25 00:42 | 読書 | Comments(0)

スペース桐朋 オープンキャンパス 朗読&トーク 21日

d0109373_23332721.jpg桐朋学園短期大学オープンキャンパス。
ステージ・クリエイト専攻学生有志企画
『横田栄司 朗読&トーク』を聴講するため、初めて仙川という町に来ました。
駅舎から出入りする人たちで賑やかでしたが、バス停やタクシープールのあるロータリーも正面大通りもなく、多分車両進入禁止の細い路地が駅舎と並行に伸びています。駅舎の左手から伸びた広い通りに少し車の往来がある程度。
きれいなショップが並ぶこの通りを歩いていくと、右手に公園がありました。窪地になっていて遊具で子供たちが遊んでいます。その向こうはクイーンズ伊勢丹。町に見守られた公園です。
その辺りの雰囲気がなんとも不思議で、見渡してみると、周囲には3階建て以上の高いビルが少ないのでした。ですから初夏の日差しが全ての歩道に降り注いで、湿気っぽい影のない街になっていました。

突き当たりが甲州街道でそこを右折すれば桐朋学園なんですが、真っ直ぐな道を歩いていると無性に曲がりたくなる性格と占いにあった通り、この可愛い箱庭のような街をもっと巡ってみたくなりました。
細い路地が縦横に続いて、どこも人で溢れて賑やか。折しも土曜日。折しも昼食時。折しも下校時。買い物客ばかりか、桐朋学園の白いシャツが眩しい高校生たちが街に溢れています。
どの路地も代官山や原宿のようなおしゃれなショップもありますが、それだけでなく生活に即した商店が立ち並んでいます。
屋根もないので、雨の日は傘がぶつかって少し厄介かもしれません。
強い日差しを受けながら、ゴミひとつ落ちてない箱庭の街をぐるぐる巡って楽しみました。


d0109373_23343563.jpg桐朋学園は木立に囲まれていて、商店街の眩しさから一転してひんやりと美しい緑に目が落ち着きます。
訪れる機会ももうないかもしれないので校門辺りも見学。
すぐ近くにある会場を確かめてから、スタバで涼みました。













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d0109373_23371038.jpg【関係を強くする経験量】

入り口にはもう入場の列。学生さんばかりではないようで安心。

学生さんがパンフをひとりひとりに手渡しています。

靴を脱いで棚に置いて入りましたが、眩しい外を歩きすぎたか明かりを既に落としてある室内の足元がまったく見えないので摺り足で段差がないか探りながら入ると、スタッフの方が居てペンライトで足元を照らしてくれました。
入って左手が暗幕に囲まれた15-20センチほどの高さのステージ。中央に丸テーブルと椅子に既にスポットライトが当たっていました。
右手がクッション付きベンチ型の客席。
既にほぼ満席。70人位入るのかな?記録用に撮影もしていました。


アナウンスで朗読作品の井上ひさし「握手」が紹介がされ、舞台下手の暗幕を分けて横田さん登場。
冷房の音が少し弱められました。
朗読が終わって、越光照文学長との対談が始まりました。
お二方ともマイクを持っての対談でしたが学長の言葉で所々聞きとれないところもありました。

学長から今回の企画の説明。「横田くんの舞台を見たステージクリエイトのオガタくんが声をかけたので実現した」そうです。
横田さん「丁寧な手紙を貰って。」
学長が、朗読でつっかえ(?)なかったね、と。学生に読ませると必ず何回か間違えるのだとか。

学長から改めて横田さんの出演舞台などの紹介もされました。調べたら(芸術科演劇専攻)27期生。同期で現在も活動している人は?
「 2-3人?」
文学座は3年間の研修。劇団での同期で現在も活動している人は?
「(劇団に)残ってるのが5人ですね。」
学長は、文学座は入所倍率も高く研修所にはいっても劇団員に全員なれるわけではないと話し、度々厳しい世界であることを強調されました。
現在活躍している役者さんも挙げられました。「徹とか」 
横田さん「渡辺徹(のこと)ですね。」
学長「あと江守とか」

文学座は主にどんな稽古を?
「ひたすらセリフ読みです。まず20冊くらい台本を渡されて。」
過去の上演作品?「そうです。」
上下関係の厳しさがあるかという問い掛けには「そんなに厳しい感じはないですね。厳しい先輩はいない。」
3年目で文学座の俳優らしくなる。舞台成果を出しても残れない。舞台出演の数でしかギャラも出ない。
入ってからの活動は?
「最初の年は春にソーントン(ワイルダー)の『わが町』、秋に小山内薫の『女の一生』、3月に卒業公演をします。」
「2年目はほっとかれるんですよ。2回(舞台に)呼ばれたくらい。」
「ラジオドラマのガヤとか。(客席に向けて)ガヤって分かります?後ろにいて(と説明)・・・みんなアルバイトしてました。」
学長は、劇団に入ったからといって役が貰えるわけではないと。
また、今回も照明や音声など裏方として頑張ってくれているひとたちのおかげでこの舞台が出来ているのだと説明。
一番大きな出会い、切っ掛けは?
「研修3年の頃、同期の松本実がニナガワカンパニーにいて、蜷川さんの前でピンターの『ダムウェイター』をやるので一緒にと誘われて。40分の芝居をやって、蜷川さんになんでこんなのに付き合ってなくちゃならないんだと怒られて。これが26-7才の頃。この蜷川さんとの出会いが大きかった。」
「映画『カンゾー先生』に出るのに痩せてこいと言われ、その頃90キロくらいあったので。
当時の根津というマネージャーに、痩せたのでご褒美に仕事をくれといったら、蜷川さんが真田広之さんの『ハムレット』のレアティーズのオーディションをしているからとりあえずセリフ入れておけと言われて。
あの時すごく怒られたけど、痩せてシャープ(な顔)で行ったから分からないだろうと思ったら、蜷川さんに俺お前知ってるな、と。なんで俺お前のこと知ってるんだ?と。1年半経ってるのに憶えてて。で、その場でじゃおまえ、と決まった。」
出会った人たちとの関係の中で、積極的に選択する。やらなければ安全が保たれる。
冒険だけど、やったほうが次に繋がると、学長。
蜷川さんはどんな演出を?
「蜷川さんには、他者がいかに遠いか。繋がる、伝えるを、貪欲にするよう叩き込まれた。
いかに遠いか。」

卒業公演でケンカしましたよね。に横田さん「ん~?」
横田くんなんか今おとなの対応だったが、三宅という学生が居て、主人公を演じるのに、ダメ出ししたら出て行った。三宅!(思わずドキッとする厳しい表情で顎で呼んだ仕草を)と呼んだら僕の教授室の鉄扉を小道具の杖でがんがん叩いてる。戻ってきて殴るのかと思ったら杖を自分の脛でまっぷたつに折ったという事があった。
「芝居をやるとねちっこい関係になるんですよね。」
表層的では出来ない。
人は集まれば集まるほど軋轢が起こる。ぶつかりあった中でより高次の(作品が生まれる?肝心なここ聞き取れませんでした)
「構えてても踏み込んでくる。自分を守りたいのに。でも開放できるようになってくる。」

影響を受けた人はいるかという話しになりましたが、特には挙げられませんでした。
「越光さん(こう仰ったと思います。)には今だにビビります。単位ぎりぎりだったし。」
横田くんは、素直なところがあった。逃げずに立ち向かうところがあった。 
演劇学校の15単位くらいの授業が余裕で取れなくてはと学生には常に言っている。
量をこなすと見えてくる。自分との関係が強くなる。
経験、量質転化なくしては、と。

学長の学生に向けた言葉には、演劇を志す者でなくても通じる教訓が在りました。
先生の話、もっと聴きたい。

時間も無くなってきたので質問を。

Q 演劇を続けるか迷ったことは?
A 常に悩んでいる。若い時のほうが悩んでなくて。
  自分は入学が2年遅かった。西武で家具売ってた。
  覚悟を持って入ったし、文学座の時も腹括って。若いころは真っ直ぐだった。
  セリフがなくてクサッたり・・・30(歳)くらいまでアルバイトしてたし。
  その頃は悩んだ。

Q それでも続けようと思ったのはなぜですか?
A 好きだっていうのがあったんですよね。
  飽きっぽい男なのに・・・お芝居以外続いたものがないんで。
  辛いことが9割だけど演技が楽しいし、
  仲間と楽屋で話すのが楽しかったり。(ここで先生大いに頷く)
  麻薬みたいってみなさんよく言うけど、楽しいから辞められない。
  ネガティブなことは言いたくない。辞められないっていうのが一番近い。 

この質問をされたお二人はそれぞれ学生さん。
二問だけという短いものでしたが、同じ道を歩んでいる先輩と歩み始めた後輩との真摯な眼差しが行き交うのが感じられ、他者が入り込む余地のない緊迫感を伴った質疑応答でした。

15時10分。授業のように予定通りに終了。

駅西側に着くと、京王線は切り通しを通っているのがわかりました。
これも独特の街並みが出来た一因でしょうか。

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by august22moon | 2011-05-24 23:30 | 観劇 | Comments(5)

水玉模様

夕方から小雨が降り出した日。
御殿場の『Cafe Polka Dot (ポルカドット)』さんへ初めて行ってみました。
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d0109373_21201619.jpg道を間違えてないかな?と不安になりながら進んでゆくと、大きな看板がみつかりました。

道路沿いに在りますが、道向こうは雑木林で


















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d0109373_21205041.jpg裏手は谷川が流れているという立地。

自然の中でゆったりとお食事が頂けそうなお店です。















d0109373_21215152.jpg川を望むテラス席もあります。


















d0109373_21464062.jpgでも今日は雨で残念。


















d0109373_23437100.jpgファミレス並みにメニューが豊富で迷ってしまいました。
















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鶏と野菜のカレー
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焼きパスタ
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d0109373_22371859.jpg「・・・食べても食べても減らない(笑)」

あっちあち















d0109373_22411299.jpg珍しい、しらすとモッツァレラのピッツァ

















生地がもっちもちでした♪ ガーリックたっぷり。
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d0109373_232235.jpgこの後、ご家族連れやカップル等、続々とお客さんが入ってきて盛況でした。

















d0109373_22305528.jpgお店左手の雑貨コーナーも見させて頂きました。
かわいい品がいっぱいでした。

by august22moon | 2011-05-22 23:41 | おいしいもの | Comments(2)

朱の月下

d0109373_23354345.jpg夜のお散歩が気持ちいい季節になりました。
探したい本もあったのでちょっとお散歩。

おや。朱花(はねづ)っぽいお月さま。














「マイバックページ」と、あともう一冊は基本図書的な本ですが・・・
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d0109373_0502051.jpg2軒探しましたが、残念、在庫ありませんでした。
(マイバックページまで!)
別の本にしようかとも思いましたが、別の書店さんにも在りそうなので今宵は諦めて















d0109373_23375455.jpgお。
ソフトクリーム屋さんが
まだ開いてました。

by august22moon | 2011-05-20 00:35 | 季節 | Comments(2)


出会った本、映画の感想。日々のこと。


by august22

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