出会った本、映画の感想。日々のこと。

by august22

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d0109373_16184341.jpg今度は亡父の誕生日にかこつけてのケーキでございます。
















d0109373_17223962.jpg妹が選んだ『ユーハイム』さんの苺ケーキ。
ショートケーキ2個分くらいのサイズの可愛いホールケーキです。


プレートでけ(笑)















河津桜も開花が進んできました。
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まだまだ寒い日々ですが、沈丁花が咲き始めていました。
くんくん、いい香り。
「くんくん」って、漢字で書くと「薫々」?なんちゃって
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タイトル : LGMonkees 「3090~愛のうた~」
電車内で女子高生が友達に教えていた詩がなんとなく耳に残りました。その後、ふたりでipodを聴き始めたので誰かの曲の歌詞なのかなと、帰宅してから検索して聴いてみました。初めて知ったミュージシャンでしたが、なんていい曲なんでしょう!
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by august22moon | 2013-02-28 22:14 | 季節 | Comments(0)
d0109373_19402392.jpgもうDVD発売になる最近になってようやく、地元で上映され始めました。洋画ではほんとうに珍しく満席でした。

カーター政権下でイランの米大使館員が人質になった事件のことも、奪還作戦の失敗も要因ともなってレーガンに敗れた後、ホワイトハウスを去る日になって人質が解放された、という記憶だけはありました。
宣伝に表現されるほどには荒唐無稽とは感じませんでした。折しも『スターウォーズ』大ヒット後、世界中でSF映画ブームになっていた時代に於いて、ロケハンを入国理由にするのが一番説得力があるし、マスコミも動かし易いので偽造ねつ造もし易い。まだネットが普及していなかった時代の助けもあるし。











GG賞で作品・監督賞、アカデミー賞作品賞受賞作。
プレゼンターがなんとオバマ夫人でホワイトハウスから中継となったのは、偶然とは思えないような演出になってしまいました。
映画の中で登場するイラン国内の反米活動は事実を基にした描写であることをラストに明示していますが、事実を基に演出されたエンタテインメントとして見て、非常に面白い映画でした。

救出劇の映画は珍しいものではないし、この作品の展開も決して珍しいところはありません。事実だとしても。
トム・メンデスはCIAの救出専門家であるので、常に冷静で視線すら揺らがないのは当たり前なんですが、救出作戦自体、空港へ到るまでが決して観客を煽ることなく進んでいきます。
落ち着いたトーンで。
空港に入ってから、全ての危機が一気に起こってしまい、全ての奇跡が一気に起こるクライマックスはやっぱり入り込んでしまいました。

空港へ向かったことを聞いて、奔走するCIA。
ゲート直前で民兵に呼ばれる大使館員たちのぎりぎりの緊張。
中止と聞いて呑みに行った帰りにロケに遭遇して足止めされるシーゲルとチェンバースが、制止を振り切ってしまうところは面白かったです。虫の知らせかソワソワし始めるところは、このふたりが何が起こるか分からない状況を充分把握していたことを知らせました。
よくぞ感が働いた!よく間に合ったー!なんて(笑)

普通は、早く!早く!と観客を焦らせるところで、メンデスの表情が冷静なせいか、音楽で盛り上げることもなかったせいか、冷静に見られてると思っていましたんです。
ところが、客室乗務員が受話器取って「イラク領空を出ました」の放送があったところで、大使館員やメンデスと共にほっとしてしまい、ここでやっと、もの凄い緊張していたことに気付くという・・・(笑)
離陸寸前の飛行機のエンジン間近まで迫って来てタイヤ撃ちそうになった時、近づきすぎてブッ飛んじゃえーとは過ったんですよ。
シャンペンが開けられる前に、シャンペンだー!シャンペンで乾杯だー!と心の中で盛り上がっちゃったですよ。
子供たち使ってまで顔写真探して、ゲート強行突破のあげく管制塔にまで雪崩れ込むイラン側が愚かに映るわけです。

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呼び戻されて映画のことを尋ねられ、熱っぽく語り始めるのを、メンデスが安心したようなそんなことまで作っていたのかと苦笑いのように目だけで笑うのも印象的。

特殊メイクで既にCIAに協力していたチェンバースはともかく、シーゲルが意気に感じ協力を決心する場面もさらりとした演出と芝居でアラン・アーキンの巧さも光りました。

「歴史は二度繰り返す。最初は悲劇として、二度目は喜劇として。・・・マルクスだ」
「グルーチョ?」
と、飄々とハリウッド(映画界)へ戻っていくのも痛快。

なぜかアラン・アーキンの顔って憶えられなくって。でももう憶えたぞぉ。

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ここ数年、評価が芳しくなかったB・アフレック。
あまりに安っぽいSF映画に仕立てたあたりシニックな気もしましたが、終盤にはそんなハリウッドをも讃えているようでした。
受賞スピーチでは、「ジョーズ」流れたらどうしようとハラハラしちゃった。
でもちゃんと、みんながB・アフレックの言葉を待ってること理解してて。

「And it doesn't matter how you get knocked down in life because that's going to happen.
All that matters is you gotta get up.」。
胸に迫りました。
そして、何の得にもならない時も手を差し伸べてくれた人々がいたと感謝の意を述べた時、
オスカー持ってポケットに片手入れて微笑んで見つめてるプロデューサー・J・クルーニー。
なんて素敵。


映画
by august22moon | 2013-02-28 01:56 | 映画 | Comments(0)
d0109373_2254838.jpg【あらすじ】
結婚間近の恋人もいるマーガレット(ソフィー・マルソー)は、毎日仕事に没頭して忙しい日々を送っていた。しかし40歳の誕生日を迎えた日、公証人と名乗る男が手紙を届けに現れる。その手紙は7歳の自分が将来の自分にあてた手紙だった。両親の離婚や初恋など、つらい思い出を心の奥底に閉じ込めていたマーガレットだったが、次々に届く過去の自分からの手紙に次第に心を開いていく。














d0109373_4191823.jpgお友達のfgさんが称賛してらしたので見たかったんです。

日本版ポスターやチラシがとってもカワイイ。
それ以上に可愛いのが、「人生で一番クールな年齢」7歳の自分から贈られたバースデーカード。
切り抜きやイラストや手芸小物でコラージュされた、それはそれはカワイイ手作りのカード。
公証人にまで託しているのに、憶えてないのかしら。
モノトーンの服と対象的に、子供時代の回想シーンはカラフルでキュート。
ボタンをいっぱい縫いつけた王冠、カーテンで作った薔薇の蕾柄のワンピース、ピンクのキャンドル、真っ赤なリボン、美しい絵のお菓子の缶・・・。

マーガレットがなぜ弟と音信不通になってまで過去と決別したがったのか、手紙どおりに試してみようとする心境の変化などちょっと理解し難いところもありましたけど。
マーガレットという仕事のできる女性を演じつづけるマルグリット。
職場という戦場で自分を支える為に歴史上の有名人やら映画スターなどをモデルに挙げるところは、滑稽なような可愛いようなですが、同情できました。
fgさんも挙げていたオスカー・ワイルドの格言「夢は大きいほうがいい。見失うことがないから」は、心に留まる言葉でした。
エンディングテーマ「sue」も可愛いいねぇ

ラスコーの洞窟内部は初めて見ました。
触れられそうですが、劣化は大丈夫なんでしょうか?

引きで見るとキャサリン・ゼタ・ジョーンズに似て見えました。



フィリダ・ロイド監督作 『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』 wowow放映

d0109373_445365.jpg第84回アカデミー賞で主演女優賞受賞作。

言うまでも無く、メリル・ストリープのそっくりさんぶりが見事です。
政治家としての苦悩や緊張の表情など圧巻の巧さ。
いつしかサッチャー本人を見ている錯覚に陥ります。
好き嫌いの分かれる女優さんみたいですが、S・フィールドよりいいですわ。

ストーリー自体は、あれほどに認知症の症状を延々描く必要はあるのかという印象です。
ご存命の方なのに。
最初の朝食の場面とラストだけで充分な気がしました。










ミシェル・アザナヴィシウス監督作 『アーティスト』 wowow放映

d0109373_4514938.jpg第84回アカデミー賞で、作品・監督・主演男優賞受賞作。

ハリウッドの光と影を描いた平凡なストーリーですが、動きや表情がサイレント映画のままで楽しい作品。
音の出し方は巧みですね。
ジョン・グッドマンの笑顔って、パワーあるわぁ。

放映後の「W座からの招待状」では、水丸さんったら、「あの犬は『人生はビギナーズ』と同じ犬?」と始まり、つけぼくろ一つで色っぽく変わるものですねという話から脱線して、「ボクは鎖骨が好きなんです。タダで見れるし」「ひかがみも好き」と爆笑ものの脱線ぶりでございました。
薫堂さん「話を『アーティスト』に戻しまして」ですって(笑)

でも、水丸さんがあの笑顔で言うとイヤらしく聞こえないから不思議。





wowowのアカデミー賞受賞作特集を連日楽しみました。
でも『人生はビギナーズ』と『ミルク』を見逃して残念。
『ヒューゴ』は、意図せず吹き替えと字幕の両方見ちゃったのに。

CSのAXNチャンネルで、ゴールデングローブ授賞式ダイジェスト。
マイケル・J・フォックスが来ていて。しかも息子さんが進行アシスタント役で登場していまして。初めて見たんですが、まあ、パパそっくり。
テーマ曲を作曲のYOSHIKIさんも突然ステージに登場。外人さんに囲まれても異和感ない風貌でらっしゃること。
ジェニファー・ローレンスはいったいどうしたのやら(笑)


それから備忘録的に・・・

富永まい監督作 『食堂かたつむり』 wowow放映

d0109373_22282935.jpg原作でもそうでしたが、食欲の沸かないお話しでした。
原作では飼っていた豚を解体するところも見てから食べることで、食の本質まで見つめさせたのですが、そこはあっさり飛ばして精肉化。
ただ、彼女の心身の問題が曖昧になってしまっています。なんだかいろんなとこが曖昧。
正面やアップで食事する顔を写し咀嚼音まで拾っているので、食べ方の絵になる女優さんならよかったのに。
料理も美味しく見えないし。
食堂のインテリアはかわいい。薄暗いけど。
柴崎コウさんの手指がきれいで調理するようすも手際がよくて美しかったです。柴崎さん、自立して開業しそうな感じですし。

あ、ザクロカレーだけは試してみたいかも







J・ブレイクソン監督作 『アリス・クリードの疾走』

d0109373_9101029.jpg09年のイギリス映画。
少し前に見たんですが・・・wowowだったかな?

富豪の娘アリスが2人組に誘拐されるんですが、このアリスを『慰めの報酬』のジェマ・アータートンが演じています。
冒頭からふたりの男が室内や車の内装に、防音材を張り、窓を塞ぎ、ドアの鍵をいくつも取り付けるなど、黙々と改装作業をする場面が続きます。
食事や休憩すらも機械的で、いちいち着替えてその服も処分する。周到な準備のうえに犯行が行われることが解ります。
少々ヘヴィーな描写もあったり、ちょっと滑稽な展開も挟まれていました。
この映画、登場人物は犯人2人組とアリスだけ。交渉を担当している年嵩のほうの男は度々出掛けて行きますが、身代金交渉場面もなければ、警察の捜査も親すら出てこない。
誘拐し身代金要求まではスムースに行くんですが、アリスが良家の子女ってタイプではなく結構気の強い女性で、そこから逆転と裏切りの繰り返しです。
寒々とした森や廃屋の風景も、計画が破綻してゆく過程に寂寥感を増幅させていました。
解釈を委ねたラストにも、虚しさがありました。


映画
by august22moon | 2013-02-26 23:12 | 映画 | Comments(2)
d0109373_18534851.jpg【あらすじ】
父を亡くした年の夏、敦(あつし)と凱(とき)の兄弟は母に連れられて、初めて父の故郷である台湾の小さな村を訪れ、祖父母に温かく迎えられる。敦は亡き父が大切にしていた古い写真にトロッコと写る少年が遥か昔の幼い祖父の姿だと知る。山林を走るトロッコに乗れば日本へ行けると信じていたと懐かしそうに語る祖父。ある日、母に置き去りにされるのではないかと不安を募らせた敦は凱を連れてトロッコに乗り込む。












09年公開作品。
芥川龍之介の「トロツコ」がベースなので、やだなあ泣けるんだろうなあ(笑)と思いつつも見てしまいました。
行定勲監督の『遠くの空に消えた』他、助監督を務めてきた川口氏初監督作品で、同氏が脚本も書いてます。

台湾の花蓮県近くの緑豊かな山間の静かな村が舞台。
祖父は日本統治時代に日本兵として召集されたにも関わらず、恩給対象とならない通知に嘆く場面もあり、現代の日台間問題も挟まれています。

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村の人々は皆優しく大らか。日本語の判る老人たちは「おとうさんに似てるね」と声をかけてくれるし。
突然現れた異邦人に最初は警戒する村の子供たちも、いつしか言葉を超えて馴染んでしまうし。
髪を切る場面がなくてセリフも聞き逃したのかもですが、
長めの髪で俯いてDSばかりやっていた男の子が、髪短くしてランニングやTシャツ姿で駆け回って、すっかり地元に馴染んでいくのが微笑ましい。

トロッコは、林業の盛んだったこの村で、森を守るために植林を続けている青年が使っているもの。
この青年は日本にあこがれ、林業の勉強に留学したいと語る好青年。
待ってて帰りも乗せて貰えばいいのに。走って帰っちゃう兄弟。
トロッコ、戻ってこないかなと思っちゃった。あの好青年なら戻って来てくれる、なんて。

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泣いてダダこねる弟を宥めすかしてようやく家に辿り着くと、心配した母親の一言がねぇ。
お兄ちゃんの敦くんに向かって「なにやってたの!あんたが居ながら!」。
・・・溜息
それまでも何度か敦に対して長男としての自覚を促そうと厳しく当たってきた母親。
(CMでもあったんですよね。ガソリンスタンドの。田舎で迷子になった幼い兄弟。心配して探しに来た母親が第一声言うんですよ。「なに泣いてるのお兄ちゃんでしょ」。凄いCMだなと思いました。
なんで、そんなこと言っちゃうかなぁおかあさん。)
敦くん、勿論返すんです「僕が大事?いないほうがいいの?」。
「そんなことあるわけないでしょ!」と母親は抱きしめるんですが。
遅いよっ あるわけないなら感じさせるなっ
おばあちゃんも言ってくれてるんですよ、不安も焦りもすべて長男に向けてしまっているように見える、って。

室内のやさしい陰影、窓の外の明るい木々、極彩色の寺院。
霧の中の朽ちて苔生した巨樹の切り株。(これはおじいさんが語った「明治神宮も靖国神社の鳥居も台湾のヒノキ」を表しているようです)
撮影監督リー・ピンビンの映像がとても美しかったです。


映画
by august22moon | 2013-02-24 21:08 | 映画 | Comments(0)

ステップ

d0109373_221202.jpg友人と『カフェFloyd』さんでランチです。



















d0109373_2233456.jpgちょっと早目に着いたので、お先にラテ。

友人からの「愚痴聞いて~」のメールで、じゃあ私の愚痴も聞いて~と、久し振りに会う事になりました。















d0109373_2274578.jpgランチセットのパスタ。
友人はキッシュプレートとジンジャーエールにしたんですが、写ってなかった(笑)
職場で起こるさまざまな行き違い、新体制の混乱、想定外の人事異動、相変わらずの上司・・・。それ私の職場と似たようなものじゃないと笑い合います。
それでもお互い聞いて貰えるだけで気が休まって、気が付けば時間はあっという間に過ぎてゆくのでした。
喋り足りなくて、今度はお酒飲みながらねと笑って。
駅までの道で、喋りすぎて喉乾いちゃったねと、また笑いあうのでした。











d0109373_2229172.jpgさて。
御殿場の『雑貨とカフェ ロバギター』さんへ。
この日は「富士山の日」とのことですが、富士山は雲にすっぽり覆われて見えませんでした。
あちこちの建物の影には雪が残っています。
















d0109373_22362227.jpgお店の前に小さい椅子が出ていました。

可愛い。


















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一瞬お客さんが切れたのも束の間、あっと言う間に満席ガールズカフェ。
BGMはアイリッシュミュージックのような軽快で心地よい音楽。

ホットスパイスミルクティーで温まります。美味しい♪
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バターリーミルクティー。
こちらへ向かう途中、なぜか喋りまくって上がり気味なテンションが落ち着きます(笑)
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い~い香り。プレーンワッフルと
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「本日のスイーツ」。苺とチョコのワッフルプディング♪
あったかとろりんスイーツでおばさんもガーリーな心持ちでございますぅ。
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d0109373_2320574.jpgおかわりくださいな。

ああ、明日も来たいなぁ















d0109373_23264596.jpgごちそうさまでした。

温まって外へ出ると、小雪が舞い始めていました。
降ってるところに遭遇するのは久し振りで、ちょっとはしゃいでしまうのでありました。

by august22moon | 2013-02-24 00:32 | おいしいもの | Comments(0)
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亡母の誕生日に託けてのケーキでございます。
『Pets-de-nonne』さんで、洋ナシのムース、ベリーベリーレアチーズ、ガトーショコラ(多分)、苺ショート。
珍しく苺ショートが食べたくて。
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やっぱり好物だったモンブランが欲しくて、
『カツマタ洋菓子店』さんで、シャルロット・オ・マロン、モンブラン。・・・買いすぎ(笑)
素朴ですが、やっぱり『かつまた』さんは間違いないっ!美味しいですぅ

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タイトル : 宮沢賢治『マリヴロンと少女』
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by august22moon | 2013-02-20 22:30 | おいしいもの | Comments(0)

雨水

冷たい雨の日。あちこちで梅が満開です。
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あら?桜?
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こちらは河津桜みたいです。咲き始めてます。
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毎年、早々と咲くテニスコート脇の菜の花。

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by august22moon | 2013-02-19 21:19 | 季節 | Comments(0)
d0109373_1713021.jpgシリーズで初めて映画館で見ました。
字幕は戸田奈津子センセイでした。
客席にはなぜか大人のご夫婦が多かったです。
めちゃくちゃなカーチェイスシーンで目が回っちゃうといけないので、後ろのほうに座って見ました。

原題は「A Good Day to Die Hard」で、「死ぬにはいい日」にかけているのに。
なにが「ラスト」なんでしょ。デイしか合ってないし。part6 あったらどうすんでしょ。

最初にCIAのアジトで、箱開けたらあったって感じでM249パラを室内で撃ちまくりまして。
その後もモスバーグM500やらダブルバレルショットガンやらカービン銃のFNスカーやらAK104やら、市警刑事がロシアで銃火器撃ちまくります。音が凄いです。
ジャック・バウアーも使ってたシグザウエルも、音が凄ーい。
CIAのアジトの攻撃の仕込みが凄ーい。アパートなのにー

娘(同じ女優さんには見えないんですが・・・)だけでなく息子もいたのね。
しかもCIAで。ロシアにスパイしに行ってるのでお話しは複雑っぽく、米露の戦いみたい。
モスクワ市内だけでなくチェルノブイリにまで行って、壊しまくり撃ちまくり。
敵のミル24ハインドFなんて、建物に突っ込んできちゃうし。
第一作でA・リックマンのハンスがビルから落ちた時と同じ場面がありましたが、ファンサービス?
最後にプールへ飛び込んで難を逃れるの、いくら廃炉とはいえ、その雨水、大丈夫?
ジョンが大丈夫か尋ねたら、息子は「髪が抜けるくらいだろう」。@@;
それでもdie hardなのか?
ジャック・バウワーみたいに ♪なんだかんだ死なない~のか?
マクレーンのキャラを楽しむ映画だから、そんなことは心配しなくていいのか?

またクリスマス休暇じゃなくて、第九もCMだけで流れず。
「ニューヨーク・ニューヨーク」も、ちょこっと流れましたが、ラストに流れてもいいのに。


映画
by august22moon | 2013-02-19 20:56 | 映画 | Comments(0)
d0109373_20304577.jpg全集で読みました。
表題作を含む11作の短編集。
カフェ『つきさむ』さんで新田作品の文庫を見たのが切っ掛けで読み始めましたが、たいへん面白かったです。


「縦走路」
夏の北アルプスで出会った女性登山者に惹かれたふたりの男。旧友でその女性への嫉妬から3人を翻弄させる女性。冬の八ヶ岳縦走・春の北岳胸壁登攀を背景に4人の男女の愛憎が絡み合うドラマ。
「先導者」
夏の上州・越後の国境縦走への提案者である友人が参加を取りやめた為に、初心者同然の女性4人を1人で引き連れて行くことになった男性。予定も遅れた4日目、遂に天候が悪化し、暴風雨に遭ってしまう。
(これはもう、女たちが我儘だわお気楽だわで、リーダーが気の毒すぎます。)
「寒冷前線」
雲取山から下山し、鷹巣山にかかった4人。俄かに天候が悪化し吹雪の中で立ち往生してしまう。2人が救助を求めて下山。極度に疲労した1人と共に残ったリーダーは過労からくる幻覚に襲われてしまう。
「白い壁」
冬の志賀、笠岳で大学山岳部5人のパーティーのうちの2人が雪崩に遭ってしまう。
「登りつめた岩壁」
山岳会に所属する男が、入会したばかりの男女2人と共に谷川岳幕岩登攀へ。
2人がしきりに入会を希望し、谷川岳に誘ったのには理由があった。これも、山を背景にした男女のドラマ。
「気象遭難」
所属する山岳会の規約を破ったと謝罪を求められていた男。不満は募り、会のパーティーに先んじて冬の白馬登頂を急いで、吹雪に遭遇してしまう。
「疲労凍死」
冬の八ヶ岳で疲労凍死と診断された男の恋人は、同行した友人の行動に不振を持つ。静かに送りたいと願う兄も、弟の遺書ともいえるメモを見つけ、次第に疑惑を持ち始める。
(山男の尊厳を描いた推理ドラマ仕立てで、判読不能な文字を解明するところなど面白かったです。)
「雷鳴」
天候の急変で登山計画が崩れたことで、頼りなさを露呈した男を冷静に見極める姉妹。
(これはちょっと男性がお気の毒なお話し)
「薬師岳遭難」
極地法登山のトレーニングで来た大学山岳部のパーティー。他大学山岳部が真っ直ぐ登頂するのを見て競争意識が芽生えた支援隊メンバーは、リーダーの指示を無視してキャンプに引き返さず頂上を目指してしまう。ようやく引き止めたが、メンバーのひとりが雪庇に乗って転落。救助している間に天候は急変し吹雪に巻き込まれてしまう。
「雪呼び地蔵」
福島県吾妻連峰。滑川から微温湯まで8時間のハイキングを予定していた女性3人。ひとりが宿の玄関に無造作に挿された紅葉の一枝を見て、紅葉がまだ残っているなら見たいと言い出す。結局紅葉は終わっていて、リーダーが懸念したとおり余計な時間を取ったために頂上に着く前に雪が降り出し、吹雪に遭ってしまう。下山を提案するも、ふたりは頂上のヒュッテのほうが近いと聞き入れず3人は分裂してしまい、それぞれが吹雪とガスで方角も分からなくなってしまう。
(結局、遭難の原因となった宿に飾られた紅葉は造花だったんです。11月の山を甘く見ちゃいかんということですな。最後、2人がそれぞれ近くで亡くなっていて、リーダーはそこから離れた場所で亡くなっていた。まるでリーダーはその責任を全うし道を探しに行き残った2人は指示通り動かずに待っていたように見え、遭難時の基本を守っていたと皮肉な捜査結果になります。)
「風が死んだ山」
立山から槍ヶ岳にむかう途中の双六池でキャンプを張った女性2人を含む5人のパーティー。
夜、テントの外で歩き回る足音や水を飲む音がするので、一同は騒然となる。
そのうち、ヤッホーという声まで聞こえ、近くでキャンプしていたパーティーも驚いて出て来る。
遭難者の幽霊が出たと戦慄するんですが・・・。


気象学者でもある著者ですから、山の描写以上に、天候の崩れてゆくようすが詳細。
ドキュメントノベルかもと読み進んでしまいました。
山々やルートの描写は、地図や実際に行かれた方のブログ掲載写真などで確認しながら読みました。
ヤブ漕ぎって?谷川岳幕岩って?とか。
どの方も山を堪能されて羨ましいほど。気持ちいいんでしょうねぇ。

作品は昭和30~40年代が舞台ですので、山小屋もかなり厳しい状態。
無人の小屋や石室に宿泊するしかなく、燃料も確保する必要から火もなく寝袋にも冷気が偲びこむ中で寝なくてはならない。
現在は小屋とはいえ外観は近代的。
雑魚寝のところもまだあるようですが、それは当然なんでしょうね。

いずれの作品も、極限状態に於けるひととしての在り方や尊厳の意味を問うものです。
改めて山の変わり易い天候の怖さも痛感しましたが、それ以上に恐いのは思い込みや楽観や人間関係。
せっかくここまで来たのだからという欲望。虚栄心。極限状態となるとちょっとした性格の違いが大きな亀裂となり軋轢を生じる危険。
果たして自分は?、気丈で在れるか、冷静で在れるか、相手のことをどこまで思えるか。

景色は素晴らしいのでしょうが、体力ないので登山する気はまったくありませんが。
山を甘くみない、無理はしない、睡眠と食事は充分摂る、ここを動くなと言われたら絶対動かない、と肝に銘じたりして。

by august22moon | 2013-02-18 21:59 | 読書 | Comments(0)
d0109373_1254164.jpg【あらすじ】
年老いたオリュウノオバ(寺島しのぶ)の脳裏に、この紀州の路地で生まれ、女たちに愉楽を与え、散っていった男たちの思い出が駆け巡る。自らの美ぼうをのろうように生きた中本半蔵(高良健吾)、生きることを強く望んだ田口三好(高岡蒼佑)、北の地でもがいた中本達男(染谷翔太)。彼らの誕生から死までを、助産師をしていたオリュウノオバは見つめ続けていたのだった。


先行上映会で見て来ました。
会場は、若松監督が過去3回も舞台挨拶をされたサールナートホール。
HPによると、監督は12年5月の『海燕ホテル・ブルー』初日公開と『11.25~』の先行上映での舞台挨拶の後、「次は『千年の愉楽』で頼むな」と仰っていたそうです。

原作の文章にはかなり手こずって、でもそれがまた怪しき異空間を感じさせたのですが、この映画では異形のものとか異様さ際立つエピソードを選ばなかったので、カラリと乾いて硬質。より現実的。
オリュウノオバと礼如の家は、路地の家々の瓦屋根やそのむこうの静かな入り江が見降ろせて、なんと眺めのいい家。
オリュウノオバが石段を駆ける下駄の音、瓦屋根を打つ雨音が心地いい。
欲を言えば、時代感にもう少し繊細であって欲しかったです。

役柄としては年齢的にも高岡さんが半蔵かなと思ったんですが、20歳前後の無邪気さ純粋さを表す声も仕草も、もっと生きてる証が欲しいと叫ぶのも、宿業を背負った儚さの表現も、安定感を感じました。
見えなくなりつつある目で、海を見つめる表情は特にその哀しげな目が活きた表情でした。
最期の安らかな顔もよかった。けど、桜の木じゃあないのね。自殺ではない疑惑を残しているようです。

捉まえきれない小鳥を象徴とした半蔵。裏切っては悔んでを繰り返し、若さと美貌を持て余す若者という役柄を、今の高良くんなら立っているだけで観客側に感じさせることができるのかも。
時分の花、ということでしょうね。

オリュウノオバを演じた寺島しのぶさんは原作の巫女さんみたいな印象ではなく、もっと生身の人間。
揺れ惑いながらも若者たちを見守る姉的な存在という点では、これ以上ない適役。
時折、古き良き時代の女優さんの演技とでもいうものを感じさせます。それこそ、血、なのか。
原作では具体的イメージの沸き難かった「礼如さん」も、佐野史郎さんが演じると、静かに構えて頼もしい男ですが、正道を外れた僧侶の、闇も感じました。

ポスター題字は『海燕ホテル・ブルー』の映画化のご縁なのか船戸与一氏。


昼(会員のみ)と夜、それぞれの上演前に、三好役・高岡蒼佑さんのプレトークがありました。
私が行ったのは夜の部。
司会の方が、「今回は高岡さんのご厚意で静止画ならば撮影OKとなりました。フェイスブックやブログに掲載して結構ですので、宣伝してくださいね」。
皆さん一斉にケータイやカメラを取りだす。私も。
高岡さんが登場して暫くは、シャッター音やフラッシュが凄かったです。
ピカッ かしゃっ ぴろりろ~ ピカッ ぐゎしゃっ カシャ ぴろりろり~ん ピカッ・・・

(お話しは順不同。記憶違いや思い出したことは訂正・追記します)
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「本日は寒い中を、お越しくださってありがとうございます」と挨拶されると、寒い?とリアクションしたお客さんが目に入ったようで、「え?寒く、ないですか?」。
で、場内一気に和やかなムード。
いや、風はそれほどありませんでしたが、きんと冷え込んでました。寒かったです。

役作りの為にストレッチや食事制限で身体を絞ったそうです。
ダイエット?
「まあ・・・平たく言えば」とニコニコ。
映画の頃ほど頬はこけていませんが、それでも司会者の女性よりお顔が小さい(笑)

「映画は大きく(大柄に)見えるので。それに高良くんが・・・こーんな細いので」と、左手で棒のようなと仕草したので司会者が、そんなに細くはと笑うと、「いや、ほんと、細いんで」。
確かに着物1枚の時に横向くと細いというよりも、薄い(笑)

ロケは12日間ほどだったそうです。
監督は撮影が速くて、「じゃあ次(の場面)も撮っちゃおうか、とか」。
演じる側としては「いつでも準備が出来ていないといけないので。そこは、大丈夫です、と」。
ちょっと含みのある言い方でにやり。大変ではあったのが伝わって会場に笑いが広がります。

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「世の中が騒がしかった頃のひと月ほど前にオファーを頂きました。」
と、聞こえたんですが。前ではなく後と答えてる記事がありました。聞き間違いですね。
(お騒がせしたなどと言わないところは立派だと思うよ、おばさんは。)
セリフの勉強中はお風呂に入っていても「(いい感じに)響くので、つい大きな声で」練習しちゃうそうです。
舞台は1ヶ月前から稽古して本番は3週間位、一日2回公演の日もある。ドラマは3ヶ月間。役が抜けるのに時間がかかってしまうことがある。映画の撮影期間の長さが比較的切り替えやすいそうです。

ロケ先で美味しいものは食べられましたか?
行かなかったそうで、「食事制限していたのでサラダ食べてました」
「監督は高良くんと牡蠣をバクバク食べたそうです」。
バクバク?「ええ、バクバク」。
「高良くんには、皆には内緒にしとけと言って」。
え?じゃなんで知ってるの?と会場中の頭に?が浮かぶその刹那。
「監督自身がすぐ喋っちゃって(笑)」。

撮影の合間はなにを?
「高良くんはipod聴いてたり、佐野さんはカメラ(ここで会場に笑いが起こりました)・・・僕は走ったり、ストレッチしたりしてました。」
なぜか司会者さん、ヨガもいいですよ。
「ああ・・・ヨガは・・・いいらしいですね。特に女性には。」・・・としか言いようがありませんよねぇ

ある時、司会者さんの言葉が聞きとれなくて、「・・・なんですか?」と身体を傾けて小声で尋ねたのを、お客さんが可愛いと言ったのが聞こえて、一瞬照れ笑い。

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趣味のお話し。
「円空仏に興味があって」、彫っている時の想いを想像するそうです。
彫り跡を残した素朴な一刀彫りに、なにか感じ入るものがあったんですね。
会場であるサールナートホールは映画館も在る、寺院の多目的施設なので、お話しし易かったのかもしれません。

司会者さん、静岡は初めてかという質問をするつもりだったのだと思うんですが、静岡は・・・と振ると。
「お茶、ですよね」と笑って。
その後、会場中びっくりのお話し。
なんとご親族が伊豆にお住まいで、お正月に「伊豆シャボテン公園」へ遊びに行ったそうです。
一同、ええ~!!
会場の反応に照れたように「なんとなく」行ったと。「動物を見たり・・・」とニコニコ

「静岡県って長いじゃないですか。だから、早く静岡に着け~って(笑)」。
これには会場中納得の声。
県外の方によく言われます。確かに、長い上に新幹線の駅が多いから余計感じるんですよね。
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最後にメッセージを。
「若松監督の最後の映画になってしまいました。
自分たちは3月9日まで宣伝に突っ走るつもりです。
(皆さんは)宣伝しなくてもいいので(場内笑)、この映画を楽しんでください。」
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質問事項は予め解っていたでしょうし、昼間もやってますが、
どの質問にも穏やかなトーンで淀みなく丁寧で誠実な受け答えでした。
退場して、上手暗幕前でもう一度深々とお辞儀。


映画
by august22moon | 2013-02-17 20:09 | 映画 | Comments(0)