出会った本、映画の感想。日々のこと。

by august22

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雲とミルクティーの間

d0109373_0153195.jpg昼間の余熱が残る夜。
湿度も高い土用の丑の日。
うなぎを食べに行くつもりが『ビアリッツカフェ』さんになりました。















d0109373_027061.jpg汗だくぼろぼろで到着。
とにかく生です。生くださいぃ



















d0109373_0305873.jpg少し甘めのカリフォルニア(多分)の白と、スペイン(多分)の赤。


















本日のおすすめメニューから、タラとあさりのナントカ
アクアパッツアが好きなこともありますが、絶品でした。
スープはバケットにたっぷり浸して余さずいただきました。
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おまかせパスタは、本日のおすすめメニューの「スペイン風夏野菜の煮込み」をアレンジしてくださいました。
バジルペーストが乗ってます。
茄子やズッキーニの他にかぼちゃも入っていましたが、かぼちゃの甘さが突出せず、とっても美味しかったです。
オーナーのお料理が美味しすぎて、どこ行っても満足できなくなっちゃったですよー
「美味しいお店いっぱいありますよ」と謙遜されていましたが、いやいやとんでもない。

大満足でまだ蒸し暑い夜道をふらふらと、
途中コンビニでアイス買ってふらふらと、帰るのでありました。
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d0109373_123214.jpgさて。『ロバギター』さんです。
この日は午前中に陽射しが強烈でとても外へ出られず、午後遅くなって曇ってきたので出掛けられたのでした。
(この日の夜は沼津の花火大会。雲っているせいで打ち上げ花火の音が反響してよく聞こえました。)

到着したころには湿度が上がっていましたが、御殿場はまだ気温が低めでした。

この日は『御殿場で古本市の練習』というイベントの日。
店頭で、榊翠簾堂さんというさまざまな場所へ出張されて古書を販売されるお店がいらしてます。
行った時間も遅かったのですが、それでもいい本と出会えました。
トニー賞で作品賞・主演男優賞などを受賞して、蓬莱竜太氏脚本で日本でも昨年上演された『夜中に犬に起こった奇妙な事件』。
多分、映画化されるでしょうから予習として、夏の課題図書とします。







バターリーミルクティーとホットスパイスミルクティーをいただきながら
少し読書。
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d0109373_1342146.jpg細い栞の一部にお値段が書かれていて、売れるとそこを千切っているんですね。
そのまま栞に使えます。
















本日のスイーツから「レモンとマシュマロのレアチーズケーキ」をいただきました。
フォークを刺した時にマシュマロがふつふつと潰れる感じが楽しい。
ボトムのクッキーが周りに飾られていて、ちょこちょこくっつけて頂きます。
ほんのりレモンの酸味も夏らしくて、とっても美味しかったです。
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こちらも本日のスイーツ。「ピーナツバターとチョコレートの豆腐ケーキ」
濃厚で美味しかったー
ピーナッツバターというのがいいんですね。
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d0109373_1311494.jpg残ったソースやクリームで見事なイラストやメッセージを書いてお礼をされるお客さんがいることをブログで知ったので、挑戦してみましたが・・・
これが精一杯。
















他にもイラストが可愛い文庫も購入。
買おうか迷ってしまい、とりあえずお茶して考えようとしたのですが、盛況になって賑やかな声も聞こえてきて、売れちゃうかもと慌てて「やっぱり買いますー」。

『ロバ』さんのイメージに合わせて、カフェや珈琲に関するエッセイを中心とした品揃えでした。
カラフルなシートに木箱という、この手作り感も素敵。
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d0109373_154796.jpgちょうどお客さんが途切れて休憩されていたので写真を撮らせて頂いていいか伺いましたら、了解してくださってから急いでお客さんのふりをするという楽しいスタッフさんたちなのでした。(バラしちゃった)


タイトル : 夜中にふと見た音楽番組で、シカゴの「Hard to Say I'm Sorry」をクリストファー・クロスの透明感ある声で歌ってもよかった(ちょっと同感)と名前が上がったので思い出した「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」のサビ部分をもじってみました。
・・・ヘリに乗っていたわけではありません。

by august22moon | 2015-07-26 22:14 | おいしいもの | Comments(2)

夏らーめん

小雨が降ったりやんだりでしたが、蒸し暑さはなくて過ごし易かった日。
ようやく美容院へ行ってきました。
ほんとは先週行く予定でしたが延期してしまったので、前髪の生え際辺りにもう白髪が出ちゃいまして。
湿気で広がってしまうし、もう少し短くしてほしかったのですが、まぁいい感じに出来上がり。

美容院の大きな窓の外を欧米系の外人さんグループが何組も通りましたが、なんだったのでしょう。
お揃いのリュックを背負ったグループ。同じIDカードらしきものを首から下げたグループ。
ほぼ手ぶらでお散歩されてるようなグループ・・・。
欧米系の団体さんは珍しい。
最近は、観光地でもないのに駅前のホテルでは中国人団体観光客さんが観光バスから降りてくるのに遭遇したり、その近くのコンビニでは大混雑の店内で中国語が飛び交っていたり。
両手いっぱいに購入した紙おむつを持ってホームに立つ数人の中国人さんに遭遇したこともありました。
所謂「爆買い」が話題になっていますが、遂に地元まで来たのかと驚きました。


さてさて、お夕飯です。
なかなか新店舗開拓できないのですが、珍しく以前通りかかって気になったお店へ行ってみました。
住所としては三島市徳倉ということになるようですが、裾野に近いところですね。
『il piatto(イル ピアット)』さんです。
イタリア国旗が出ていましたし屋号も完全にイタリアン。
広い間口にカウンターというところはラーメン屋さんの居抜きのようだというのは分かりました。
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店内に入ると直ぐに店員さんが、食券をお求めくださいとご案内。
お店の前に出ているメニュー写真をみても、あれ?ラーメンっぽいスープスパ?なんて言ってまして。
なんだかまるでラーメン屋さんだわ~とまだ気付かない我々。
メニューにはピザやグラタンもありますが、餃子の文字に、あれ?とは思ったのですが・・・
幸寿豚という銘柄豚のカツがトッピングされた「La 麺 de マイアーレ」と
「La 麺 de サーレ」をオーダー。
それぞれにコーヒーが付きます。
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d0109373_0153536.jpgご了解を得て写真を撮らせていただきました。

セットの(ミルクを入れ過ぎてしまった)アイスコーヒー。



















で、出てきましたところで初めて、そうかー「La 麺」でラーメンと読むのねと気付くという・・・お恥ずかしい。
醤油ラーメンで、カツの上にはモツァレラチーズ。このお肉は柔らかで美味しかったです。
スープは『めんりすと』さんみたいなすっきりと繊細な感じ。
チーズが溶けると、とんこつラーメンみたいになりました。
とっても美味しかったです。

器もおしゃれ。
写ってませんがサイド部分のデザインが素敵でした。
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こちらは塩ラーメン。「La 麺 de サーレ」。食べかけですみません。
キノコ類の旨味が出て美味しかったです。
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d0109373_0165720.jpgショートパスタもありましたが、次はカルボナーラの餃子を頂いてみたいな。

トマトソースのラーメンなどは好き嫌いが分かれるところでしょうね。
醤油も塩もとっても美味しくいただきました。
ごちそうさまでした。

by august22moon | 2015-07-20 23:22 | おいしいもの | Comments(0)
d0109373_20215689.jpg面白そうだと思いながら見逃していましたが、08年の公開って、もう6年半も前の作品だったんですね。

スペインで行われた国際会議後の会見場で起ったアメリカ大統領暗殺を、会見場の広場にいた人々それぞれの視点で描いた作品。
それぞれの場面が「クリフハンガー形式」なので、最後に繋がるところは面白かったです。

以下はwikの解説。
1.レックス・ブルックスを中心とするテレビ局スタッフの視点
2.シークレット・サービス、トーマス・バーンズの視点
3.地元サラマンカの刑事、エンリケの視点
4.旅行者、ハワード・ルイスの視点
5.米大統領、ヘンリー・アシュトンの視点
6.ハビエルを中心としたテロリスト側の視点と、続けて事件の顛末

フォレスト・ウィテカー演じるアメリカ人旅行者が、テロの行動を偶然撮影していたり、SPの視線に気づいてその方角にカメラを向けたりと、重要な視点となります。
人混みの中ですれ違った少女が爆発の混乱に母親とはぐれたのを助けたり、犯人を追跡するSPを追ってテロリストをカメラに納めようと奔走したりと大活躍。
人の好い役柄が似合います。

緊迫の展開が惹きつけましたが、なんと大統領が瓜二つ(本人二役)の替え玉だったところから、急に作品の魅力が失せてしまいました。

しかし、その替え玉であることすら気付いていたテロリストたちに、拉致された大統領が反撃にでるのはやっぱりアメリカらしい。
無差別テロや自爆テロまでさせるテロリストが、目の前に立った少女を避けようとハンドルを切るとは。
まあ、人間らしさのカケラは残っていたということですね。



CMで何気にスターウォーズのキャラが使われるようになりました。
エポックメイキングとなった第一作から・・・38年!?
ものごころついた頃には既にCG・VFX映像が当たり前になっていた若いひとたちはあの衝撃は分からんでしょうねぇ。
どんな作品になっているんでしょうねぇ
初日は混むんでしょうねぇ


映画
by august22moon | 2015-07-17 23:25 | 映画 | Comments(0)

雨仕度

台風襲来直前にようやく見えた夏山らしい富士山。
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この日は社内健康診断の日でした。
真夏だと言うのに10時間以上お水一滴も飲めないなんて。むぅ
昨年は炎天下に移動してすぐに血圧測定していただいて、3回測り直してもまだ高くなってしまいまして。
後ろは行列になってしまうし。
今年は早目に行って涼んでから測定していただくことにしまして、無事2回で合格数値内。
最近は採血する時に腕に巻くゴムに金属クリップみたいな器具が着いているんですね。
尚更に痛い気がしますです。
体重は毎年少しづつ増えているのは自覚がありますが、身長は毎年少しづつ減っていますの。
バリウムで気持ち悪~くなりながら、まずは一服して、カルピスウォーター(最近のお気に入り)をごくごく。
食べておかないと夜までもたないので、膨らんだお腹のままランチ。
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実は初めてレインブーツを購入しましたんです。
今までは濡れてもいいような靴で通勤していたのですが、先々週の土砂降りでつくづく必要だと痛感。
ロングブーツタイプは似合わないし、ショートブーツ丈で探しましたらネット通販でお安い品をみつけまして。
こうゆうのって届くと晴れが続いたりするんだよねーと言ってましたが、届いた翌日からまた雨。
台風も近付いて来て、またしばらく降り続きそうです。
履き心地に慣れないうえに、つま先が細めのタイプにしたら、幅広の足のわたくしめには少々きつめで、歩き難いことになっております。 
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思えば、学生時代にスーパーでバイトしていた頃に
精肉部門へお手伝いに行った時に履いた、白いゴム長靴以来ですわー。

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by august22moon | 2015-07-16 23:37 | 季節 | Comments(0)

夏風に吹かれて

先月末からずっと雨が降ったり止んだり。一時は台風のような暴風雨にもありましたが、土曜日から突然夏がやって来ました。

夏空の下、ちょこっとお出かけ。
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パラグライダーが何機も優雅に浮かんでいました。
ハングライダーも飛んでいました。
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気持ち良さそうです。
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伊豆山神社へまたまた参拝。
以前に参拝した友人がご利益があったのでお礼参りをしたいとのことで、お付き合いです。
こちらの御朱印は力強く見事な達筆なので、パワーが頂けた心持ちになるのだそうです。
それぞれに心の拠り所となる神社があるものですねぇ。
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この日は気温33℃。
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でも木陰では、海からの風がとても気持ち良かったです。
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ゆっくりカーブを描いて走る電車や新幹線や
風に帆を孕ませて優雅に進むヨットを眺めたり
しばらく風に吹かれていました。
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蝉の声も聞こえたような
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観光地だけに、外国人観光客さんもいらして賑やかな境内。
到着した時に、南無なんとかと書かれたお揃いの半纏のようなものを着た女性たちが、TPPがどうの我々はアメリカに帰依(!)しないなどの文章を拝殿に向けて読み上げてらっしゃいました。
ペットボトルが足元にあって、その中身のお水らしきものを少し撒いた跡が残っていました。
・・・いろんな参拝があるものですねぇ

やり過ごせばよかったのですが,なんとなく並んでの参拝となってしまいました。
友人がやけに威勢のいい二拍を打ったのですが、「隣の誓詞が耳に入ってきたので」ですって。
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d0109373_2115318.jpgさて、その後来宮神社へも参拝。
こちらも多くの参拝客で賑わっていました。



















14日から例大祭が催されるのでお神輿が外に展示されていました。
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d0109373_2231345.jpg新参集殿の、おしゃれなカフェでひと休み。
風の通る木陰で気持ちいいのであります。

















d0109373_22321360.jpg麦こがし入りアイスのコーヒーフロートで涼みました。
その昔、麦こがしをお供えしたらご神託があったとの伝承に因んだ名物のようです。
汗も引きます。


帰路、すでに夕方ですがまだ明るいのでお寺さんへ。
7月21日は御施餓鬼会ですが、出席できないので卒塔婆だけお願いして後日伺うことにしました。
七月盆の地域の方々が墓参にみえていました。
日盛りのお参りは厳しいので夕方にされる方が多いようです。

遠く、夏祭りのしゃぎりの稽古の音も聴こえてきました。

by august22moon | 2015-07-14 22:52 | 出来事 | Comments(0)
d0109373_23362178.jpg夢の国大好きな方々には楽しめる映画なんでしょうね。
公開から日数を経ていりレイトショーでしたが、結構お客さん入っていました。
しかもエンドロールが終わるまで立ち上がる人がいなかったというのも珍しい。

ケイシーを演じるブリット・ロバートソンは高校生にしては落ち着いた表情を見せるな思ったら、やっぱり25歳だったんですね。
元気一杯に突っ走る女の子の感じは頑張って表現していて、可愛らしいところもありました。
コーラ2本一気飲みとか。・・・飲めるかいっ
ピンバッジを求めて向ったSFショップの中が傑作で、さまざまなSF映画のフィギュアや小道具に加えて、ハン・ソロのカーボンフリーズがあったりして。

弟ネイトくん役が『ルーパー』で超能力を持つ少年を演じたピアース・ガニォンくん。
今度は目つきも優しく、子供らしい健康的な男の子役。
お姉ちゃんにむりやり起こされて、まだ瞼が開けられないまま飛び起きるところなんて可愛かったです。

オーディオアニマトロニクス(AA)の未来少女アテナを演じたラフィー・キャシディちゃんのクラシックな美少女ぶりが物語の不思議感を盛り上げています。
故障して言語が日本語になっちゃうというのは、公開される国ごとに違う言語にしてるんでしょうか。
だとしたら凄いわぁ。

ジョージ・クルーニー演じるフランクの家の防衛装置の数々も傑作。
武器のひとつの音叉もまた可笑しくて。人間にしか効果が無いと聞いたケイシーにもしロボットだったらどうゆう反応なんだと尋ねられて、アテナのおデコにコンと当てて「痛っ、なにすんのー」と怒られて「怒る」と答えるところなんてクルーニーらしいテンポ。
エッフェル塔の蝋人形に、エジソンとエッフェルと共にニコラ・テスラやジュール・ベルヌが居て、秘密結社「プルス・ウルトラ」の存在を示したのは面白いんですが、このメンバーの関わり方がちょっとよく理解できませんでした。発想ということでよいのかな?
シド・ミードのデザインは、通過するだけでは勿体なくて、もっと見てみたいと思わせる楽しいデザインでした。
あの高飛び込みプール?が特に面白い。
もっと寄せて見せてほしかったです。
テーマとしては目新しさはありませんし、そこ高校生が発見するまで誰も解決できなかったの?とか、路上ライブしてる日本人青年になにを託すのか何が出来るのか、なんておばさんはひねくれた視線で見てしまうのであります。生身の人間が演じる実写版だからでしょうか。
全編ディズニーならではの夢と冒険と希望に溢れた世界。
最後にも出て来た麦畑のシーンは無垢なディズニーらしくて印象的でした。


映画
by august22moon | 2015-07-13 22:31 | 映画 | Comments(0)

トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか

羽根田治 / 山と渓谷社



雑誌「山と渓谷」バックナンバーの広告で知りました。
09年発生当時はニュースや雑誌で多く取り上げられたとありましたが、記憶にありませんでした。
気象遭難の悲劇はむしろNHKの特集を見て衝撃を受けたこともあって、94年に起きた吾妻連峰雪山遭難の記憶の方が鮮明でした。

大雪山系トムラウシ山に於ける、ガイドを含む18人のパーティーで9人が生きて下山することのなかった気象遭難の記録です。
生存者のうち自力下山は5名で、いずれもツアー客。
パーティーのメンバーはサブのガイドが38歳。ツアー客は1名が55歳で、他は全員60歳代。

生存者の証言と調査委員会の報告書を照会し、なにが起きたのかを検証する第1章の他、当時の登山状況が気象学の観点からも細かく分析されています。
それが決して特異な異常気象ではなかったことが驚きです。
また、夏山での低体温症がいかにして起きたか、ツアー参加者の明暗を分けたのはどの部分だったのか、運動生理学の観点から、必要な摂取カロリーや日頃の訓練状況が個人別に分析し、考察によって登山への充分な心構えを提唱しています。

極限状態での記憶に曖昧さは否めませんが、年齢性別体力の差を鑑みても、ツアー客の中にはさほど寒さのダメージを感じていないひとがいたことは注目すべき点でした。
隙間から雨が吹き込む状態の避難小屋で、濡れた装備をどのように対処したかも明暗を分ける一因。
干す場所もままならず、着たままになったひと、干しても結局乾かなかったひと、こまめに乾いたタオルや新聞紙を駆使し水気を拭きとっていたひと。
予想以上の強風で体感温度も下がっていく降雨の中で合羽を一旦脱ぎ、保温効果のある上着を着られたひと。
強風の中でとても一旦脱ぐことはできなかったひと。
意識が朦朧として持っていることすら頭を過らなかったひと。
荷物が重くなるのを覚悟で、行動食を十分持参して適宜摂っていたひと。
そして持っていても食べられなかったひと。

具合が悪くなったひとを介抱するために他のひとを強風のなか待たせていたり、天気予報を詳細に調べなかったり、ガイドの判断ミスも重要な問題点。
しかし「なぜ出発を強行したか」「天候の確認は適切だったか」という問いに答えられるガイドリーダーも故人となってしまった。
判断ミスだけでなく、ツアーという盲点も挙げられました。
日程が延びれば様々なキャンセル費用により会社側に損害が発生する。
次に来るツアー客の為に避難小屋も空けなくてはならない。
ツアー客も仕事があるから予定通りに帰りたい。
気心の知れた仲間同士ではないので、こんな天気に出発したくないと、自分だけ我儘を言うわけにはいかないから我慢してしまう・・・等々。
命を脅かされた生存者が強く批判・非難するのも当然ですが、不幸な偶然が重なってしまった結果だとツアー会社に過失責任を追求する姿勢でないひともいるのが意外でした。
低体温症で動けなくなった後、意識不明のところを救出されたサブガイドのひとは第2章のインタビューで、生き残ってしまった罪悪感に苛まれていると答えているんですが、
ツアー客の生存者にもこの辛さは在ったことでしょう。

このパーティーの捜索中に、単独で入山した男性登山者も遺体で発見されている。

甘く見ていたひとは居なかったでしょうが、それでも起こってしまう気象遭難。
山の過酷さを知ったのでした。


本・読書
by august22moon | 2015-07-06 21:23 | 読書 | Comments(0)

雨に籠る

d0109373_321467.jpg久し振りに『ロバギター』さんへ。
朝からの雨が昼過ぎには台風並みの暴風雨になた水曜日からずっと雨が降ったり止んだり。
土曜日も終日小雨。




















若い女性のお客さんたちの、ソーダの泡が弾けるようなお喋りの声や笑い声が転がる店内に
アイリッシュミュージックのような軽快なBGM。
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d0109373_3261886.jpgバターリーミルクティーとホットスパイスミルクティーをいただきました。


















d0109373_346599.jpgガラスケースの中にあったのを見て、思わず近付いて見惚れてしまった「ラズベリーとサワークリームのマフィン」をいただきました。
少し温めてくださるので美味しさ倍増です。
美味しそうに映せてませんが、むちゃくちゃ美味しかったんです。















ほわほわ柔らかくてほんのり甘くてときどき甘酸っぱくて
とっても女子なスイーツ。
しあわせー
ごちそうさまでした。
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d0109373_3271999.jpg懐かしや(って使ったことありませんけど)、アルマイトのお弁当箱。
















d0109373_3274744.jpg真ん中にロバの絵が刻まれていますよー


















d0109373_3265577.jpgこの窓辺のお席の
本の分量といい、クローバーのさり気ない飾り方といい絶妙。なんて絵になるんでしょう。
ここで読書したりお茶したり時々ぼーっと雨を眺めたりして一日中過ごしたいなぁ
ご無沙汰のともだちに手紙書いたり
で、お腹すいたらマフィンやワッフルいただいちゃって

そんなのいいな
















雨の日の鬱陶しさも忘れて、楽しいひとときが過ごせました。
オーナーさんが仰っていたとおり、帰路は靄が立ち込めました。
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それから、メガネ屋さん巡り。
寄る歳並みに勝てず、遠近両用の老眼鏡をかけなくては面倒になってきたのです。
書類を見るのにその都度取り外すって行為が嫌で。
フレームが気に入っているのでレンズ交換だけ希望なんです。
先ず、眼鏡屋さんIさんに伺いました。
駐車場に着くなり、店内から女性従業員が走り出て来て車の近くまで来て傘を差しかけるのです。
朝から降ってるんだから誰でも持ってるでしょうに。しかも店舗前に駐車してるのに。
この少々過剰な接客態度にイヤな予感はしたのですが、店内に入るとその店員さんがマンマーク状態。どこぞのお国のディフェンダー並み。
何をお探しですかに始まり、着けているメガネを洗浄しましょうサービスですからぜひどうぞ明るくなりましたでしょ?違いますでしょ?(あんま変わんない)バッグはこちらの籠にどうぞ重そうですからどうぞどうぞと喋りっ放し。メガネに集中できないぃ(笑)
店舗は広かったのですがサングラスやスポーツ用コーナーがあるせいか普段使い用商品数はそれほど多くなく、ツル部分がデコラティブなデザインが多い。とにかく接客態度に疲れちゃって退散。全店舗こんなんかしら。
次はSさん。小さい店舗でしたが商品は多くて充実。フレームのお値段はあまり変わらないけれど、レンズがIさんより4千円高い。この違いはなんでしょね?
でもそんなこと凌駕するほど店員さんの印象がとても良かったです。
遠近両用のメリットだけでなくデメリットの説明も丁寧にしてくださる(慣れるまで半月ほどかかる、下り階段に注意、両脇がぼやけるので運転時に注意など)。店内を見て回る間も適度な距離感を持って接して下さるし。
しかも大吉先生に似てらっしゃる(笑)
店員さんとの相性は大事ですものね。

そしてVさん。店舗の広さに比べ商品数が少ない。外から見てもアレ?と躊躇うほど閑散として見えました。でも洗練されたブランドが厳選されている感じでした。レンズもフレームもお値段はIさんと変らず。
入った時から気になった店内の謎のタマネギ臭に耐えきれずそそくさと退散。
遠近のデメリットを伺ってちょっと不安にもなってきましたが、他にも数件見て回る予定です。

by august22moon | 2015-07-05 22:20 | おいしいもの | Comments(0)