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ウィスパー

d0109373_15474097.jpg先月中旬のこと。『つきさむ』さんで、ようや
く‘4月のごはん’を頂きました。





















今月は、車麩の挟み揚げ・サツマイモサラダ・ひじきのトマト煮・野菜のたまねごソース和え。
デザートはレモンシフォン。
コーヒーはいつもと豆が違うのかな?と思ったら、コロンビアベースにしてみたそうで。
おかわりコーヒーはいつものヒュッテブレンド。
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サツマイモも甘さを抑えて、トマト煮でさっぱりしたひじきには、煮込まずにさっと揚げたようなお揚げ入り。
あまり好まないたまねぎソースのドレッシングもさっぱりと美味しい。
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d0109373_15544090.jpg食感も楽しい車麩には挽き肉に紫蘇が混ぜ込んであって重くなりすぎません。


















仄かなレモン味にカスタードクリームがかかったシフォンは、春色がきれい。

今月もとっても美味しかったです。ごちそうさまでした。
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d0109373_15581818.jpg最近、無性にお団子が食べたくなっております。スーパーのでも一向構わないのですが、ご近所のスーパーったら、棚の最下段、ほぼ足元にパック入りを置いたりするもんですから買えません。
伊勢丹ならばっと向いました。
春色満載の美しさに思わず吸い込まれてから屋号に気付きまして。『笹屋伊織』さんではありませんか。
かつてまだ自宅にPCなど無い時代。弘法市目当てで東寺へ行った際に、限定の「どら焼き」を知り、法事の引き出物に選んだのでした。
それに『俵屋』さん使用のお茶葉を添えたのでしたっけ。

いつもは売り切れの生菓子がまだありましたので、豆大福と桜餅を購入。
家でお茶でも淹れて楽しめばよいものを我慢できずに、車窓の桜をお花見代わりに車内で頂いちゃうのでありました。
葉の芯まで柔らかく、甘さは抑えられて5~6個いけちゃう美味しさ。さすが品のあるお作品でございました。













お食後のミルクティーを『ロバギター』さんで。
陽が傾くとまだ肌寒い御殿場は、ミルクティーがいっそう美味しい。
そして、ここにいると決まって眠くなるのでありました。
オーナーさんの優しい話し声まで子守唄に聞こえて、あ~いかんいかんと本棚から『暮らしの手帖』のかなり昔のバックナンバーを。
福井県の若狭原発建設で来日した、アメリカの電機メーカー社員が住む社宅のインテリア特集号で、60年代後半の発売号。
アメリカの一般的な家と比べて広くない社宅をいかに狭さを感じさせず快適に工夫しているかが紹介されています。
どちらのお宅も引き戸は取り払ってワンルームにし、オリエンタルな意匠の美術品や工芸品を飾ったり家具に利用したり、暖炉を海外から取り寄せたり。絨毯から照明器具まで優雅で豪奢なインテリア。中には「長く住む家ではないので」シンプルにしていると言う奥さまもいますが、それでも充分豪華。
しかも居間だけで寝室やバスルームは写さないという、プライバシーに配慮したお品があります。
面白いのはその紹介文。
まず冒頭で人物紹介をせずに、文末でようやく「この家は、カナダの人です」。
最後にさらっと書いているのが面白いですねぇ。
浴衣のスカートへのリメイクというかの時代でも抵抗感あったであろう特集記事では、そのうちのひとつの柄に対して「あまりほめた趣味でないな、とおもっている」(!)と、失敗例とキャプションが添えられているのです。
ぜんたいに編集主幹の声が聞こえて、新鮮です。
さすが、生活案の提示テキストという使命感と責任を持って煽ることをしない筋の通った編集です。
最近まで写真も古さを貫いていた潔さになぜか惹かれた、不思議な雑誌です。
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こちらまた別の日。久し振りにいただいたワッフルと、酵母スコーン。
ラズベリーカフェラテといただきました。
ベーコンがいい感じでそれはそれは美味しい!書いてて思い出したらまた食べたくなっちゃった
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7周年を迎えられたこの日、きれいなお花があちこちに。
ふと窓の向こうに目をやればご近所さんの花壇にチューリップが満開。
偶然の借景で、心和む春の小窓。

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by august22moon | 2016-04-30 23:00 | おいしいもの | Comments(0)

アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督作 『レヴェナント:蘇えりし者』

d0109373_1784782.jpgようやくオスカーを手にすることができたディカプリオ主演作。
周囲が騒ぐほど本人はオスカー無冠を意識していないのかもしれませんが、これでもかとハードな役にエスカレートしていってのこの役。

映像はとにかく凄くて強く印象に残りました。
日暮れや夜明け直後の仄暗い時間帯ばかりで、映像全体が黒々と暗く、色といえば雪の白と夕陽と炎の赤と夜明けの薄青い空と群青の夜空の青だけ。
カメラも低いアングルからが多く、黒く湿気った土に這いつくばり、高い木々を見上げる登場人物と同じ視点。

この昏い森の木々を見上げるショットが多いのですが、とても印象に残りました。残像となって現れたほど。
冒頭で、ディカプリオ演じるグラスたちが、川沿いの森で先住民のアリカラ族に襲われる場面。この時の映像の迫力が凄かった。
逃げ惑う人たちと同じ低い視線で走り抜け、そのまま馬で追うアリカラの戦士と並行して走る。怒りに満ちた顔のすぐ横にまでに近づく。そのカメラワークに息をのみました。
蛇行した川の対岸に立つアリカラ族一群の映像は、委ねようと変る心情を理解できるほど、息がとまるほどに荘重で神聖さがありました。途中で出会った廃墟の教会よりもさらに、夢のなかの絵のよう

瀕死の重傷から立ち上がり過酷な旅を乗り越えて復讐を遂げる男の実話と簡単に言ってしまえば、既視感の生まれてしまうストーリーを映像力で圧倒しました。

冴え冴えとした雪山の風景も、広大さというのではなく、人を寄せ付けない厳しさが感じられました。
坂本龍一氏の音楽も映像に沿うように、荘厳で重厚。なんとゆう孤独感。
重低音の弦楽器は、憎しみと哀しみの底に淀むような、微かな生の果てに流れているような音色でした。

ヒグマが人を襲う実際の事件に関するドキュメンタリーノベルはいくつか読みましたが、小熊の居た状況であのグリズリーは、急所である首の攻撃も中途半端で、まだ息もあるのを確かめておきながら、なぜ仕留めなかったのかな。原作で実際にそうだったということでしょうから言ってもせんないですね。

さて、肝心の主演氏の演技でありますが。ん~ どうなんでしょう
極限状況という負荷を堪えてやり切ったことで熱演と称えられ、受賞に値すると評価されるのは、聊か疑問です。それでは功労賞になってしまう。
息子を殺された男の悲しみと既に在る妻を失った悲しみ、復讐の一念、それを達成する間際に神に委ねるべきと悟る崇高さが、いかに観客の胸を打ったかにあるのでしょう。
まずディカプリオは見た目が若いので、あの年齢の子供の父親に相応しいように声を低くして威厳を表してしていますが、それでもまだ若い。ポスターぐらいの年の少年なら相応しいし、観客に訴えやすいのでは。
不自然とまではいいませんが、しっくりこないことが邪魔にはなりました。
正直なところ、彼の無念さに心を抉られ、寄り添うことはありませんでした。
グラスの中で消えずに燃え続ける怒りよりも、演者の役に対する執念ばかりが際立ってしまうのでありました。
寝床とした馬の抜け殻に、感謝と哀悼を込めてそっと触れる。その仕草は刺さりました。

最後にグラスがカメラを凝視して、オープニングと同じに、生の証である深い吐息が暗転後も続いて終わります。
明らかにカメラのその向こうを凝視しているんですね。
この演出は一連の臨場感あるカメラワークの答えとなって、彼と旅を共にしてきた者(観客)へ向けて彼が初めて投げかけ問いかける視線だと感じました。



映画
by august22moon | 2016-04-29 23:49 | 映画 | Comments(0)

ピーター・チェルソム監督作 『しあわせはどこにある』 wowow放映

d0109373_12443312.jpgテーマとしては食指の動くものではないのですが、『宇宙人ポール』で脚本家独特の役を俯瞰視しているようなやりすぎない演技が好ましい印象だったサイモン・ペグが主演なので見てみました。
『ミッションインポッシブル』は見てないんですねー。予告編しか。
調べていたら『フォースの覚醒』で廃品買い取り商人の役だったんですね。あのヴォルデモートみたいな?わかりませんよぉ

原作はフランスの精神科医の著作ですが、経験譚なのかな?
上司に、中国へでも旅行しようかと相談していると、絶妙のタイミングでドラの音が響き渡る。ゴォォォォン
ええ?と音のする方を見やると、職員がスチールのお盆を落とした音だったという場面は大笑い。
ガランガランガラン

他作品の演技や同じ共演者などを引きずることは作品の魅力を半減させる愚だと思って、意識してないつもりなんですが、ロザムンド・パイク演じる恋人クララの、快活で誰にでも愛される人柄や母親のように気が効きすぎる世話好きぶりに、裏があるような気がしてしまいましてね。満面の笑みにどこか病的な陰があるようで。せめて髪型とメイク変えればねぇ
『ゴーンガール』の印象が強いというよりもなんか、このひとあんまり変わらないような・・・

で、このヘクター氏が、精神科医として忠実に悩めるひとたちばかりに向き合いすぎてしまうのか、需要と供給のバランスか、しあわせとはなにかってリサーチする旅に出ようと決心するわけです。恋人からも距離を置いてみようと。
患者に向き合っているときは心を開けそうな医師なんですが、白衣を脱いだら途端にどこか抜けてる。
これは恋人がいろいろ世話してあげなきゃと心配するであろう頼りなさ。
後に著名な脳科学者が幼稚なと驚くほど。
無邪気な子供みたいに天然な素が出ちゃう。このギャップが可笑しい。

イギリスから、遠く異文化世界を選ぶんですね。中国、チベット、友人のいるアフリカ、そして元カノのいるアメリカ。
とまどいながらも送りだすクララ、「もっとソックス持っていけば?」
「そんなにソックスばかり持っていっても・・・」
クララが開けた引き出しにはもう2-3枚しかソックス残ってないのよ~
で、彼女からのサプライズプレゼントで、トラベラーズノートが荷物に忍ばせてある。ヘクターは喜ぶんですが、1ページ目にメッセージと共に自分の写真なんて貼るのをパイクがやると恐いよぉ(笑)
このノートに旅のテーマである「幸せ」についてリサーチして、心に残る言葉や学んだことを書いたり、風景を描いたりする。いいなぁ、写真ばかりじゃなくノートにスケッチまで記すって。
後にちらっと映るんですが、彼、就寝時にブリーズライトみたいな鼻腔拡張テープが必需品のようで、使用済みのテープもホテルの名前なのか何か書きこんで、ノートに貼ってあるのが可笑しい。

彼が出会った人たちの「幸福論」の言葉自体はチベット僧侶の格言以外、個人的に響くものは無いんですが、イラストがとても魅力があってよかったです。そこに実写重ねたり動かしたり。
(しかしカノジョの写真が貼ってあるノートに浮気の証拠ともなるようなイラスト描くってどうゆう神経?)
この絵は監督のかなぁ、サイモン・ペグも描けそうだけど。

座席が重複発行されるミスによって、図らずもビジネスクラスに移動となってごきげんのヘクター氏。
はしゃいでわちゃわちゃしてるもんだから、ウエルカムシャパンのグラスを床に落としちゃう。「割れない材質ですからご安心を」と客室乗務員に言われるや、お皿はどうだと試してみてガッシャーン。子供かっ。
空港出て地図広げているところに隣席だった社長さんが声かけて、だら~っと伸ばした地図が脚に絡みそうになって通りかかったカートに躓く。バゲージラッピングに自分まで巻いちゃう。ミスタービーンかっ。
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ノートに描き込む都度ペンを探して、隣り合わせた社長からは「必ず返せ。このペンはおまえの車1台分だ」と言われたりするんですが、こんな他人にはめんどくさいとこが後に命を救うことにもなる伏線となってるのも面白かったです。ネーム入りでよかったね。

チベットでは、寺院を訪ねて「幸せとは?」なんてインタビューするも「月曜は定休日」と素気無く扉を閉められちゃうんですが、老師に温かく迎え入れてもらう。
ポタラ宮のような奥地で、達観した老師の含蓄ある言葉に、そこにあるそこだけの「しあわせ」を知る。
経済発展著しくもいまだ貧富の差があるのを痛感した中国から、迫害を受けているチベットへ行くというのが面白い。中国では公開されないかもですね。
チベットの場面はとても良かったです。
パラボラを立てるのを手伝う夕暮れ時のシルエットも美しい。
質素だけれど心の豊かさがあることを知るのですが、ここが結構近代的。
若い僧侶がスクーターですい~っと走り抜けて行ったり
「え!skypeできるのー!?」
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在る時、老師が呼ぶので外へでると、風が吹いてタルチョがはためいている。
タルチョの下で僧たちは歓声を挙げて飛びまわっている。
老師曰く「これがすべてだ」
この時の抜けるような青空と五色のタルチョがとても美しくとらえられていました。
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この老師に中国からの迫害についても尋ねますが
「不幸を避けることが幸福ではない」
ひとは誰もしあわせになる権利があるんですねと言えば
「もっと上だ」
「しあわせになる義務がある」と。
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政情不安定なアフリカでは、厳しい医療環境を体験して、精神科医はここではなんの役にも立たないと痛感するんですが、病気の子供に向かっておどけてみせて笑顔を引き出すことができる。
ロス行きの機内では「お客様の中でお医者さまはいらっしゃいますか?」となり、重篤な容態を押して親族に会いに行く女性に出会う。痛みの負担を和らげるために高度を下げさせ、横になりやすいようにファーストクラスに移させる。
そして最期の時が近付く覚悟と哀しさを語る女性に寄り添い、心の負担も軽くしてあげる。
空港に到着し、女性の無事を知らせる機長のアナウンスに、乗客一同から拍手が起こる。
ファーストクラスにまで届くその拍手に合わせて、女性に向けて小さく拍手してみせるヘクター先生。
この拍手する場面が特に良かった。
女性は感謝を込めて「話しを聞くことは愛情を示すこと」だと、笑顔で救急車に運ばれていった。
「しあわせとは天職に就くこと」。アフリカの診療所で働く友人の言葉が甦るわけですね。

ラストは予想通りなのですが、ノートのイラストとチベットと機内の場面はとても心に残りました。
若い頃のアンソニー・ホプキンスに似てる?と思いましたが違いますかね。



映画
by august22moon | 2016-04-28 23:00 | 映画 | Comments(0)

ダルデンヌ兄弟監督作 『サンドラの週末』 wowow放映

d0109373_16443985.jpgジャン=ピエール・ダルデンヌとリュック・ダルデンヌ兄弟の監督・脚本作品。
本作でサンドラを演じるマリオン・コティヤールがアカデミー賞主演女優賞にノミネート。全米批評家協会賞などで主演女優賞を受賞。

70~80年代のロマンチックなアヴァンチュールでも描写したフランス映画みたいな邦題が、逆に効果的。
映画としては地味な主題ですが、サンドラが訪ねる同僚が抱える家庭の事情や思惑が、次はどんなだろうかと引き込まれてしまいました。
冒頭からサンドラがソファで昼寝をしているとこるに電話がかかってくるんですが、ちょうどおやつのタルトが焼きあがってオーブンのアラームが鳴る。
サンドラはただ昼寝してたわけじゃなく、ひとつの家事を終える度にだるさが襲って横になるしかなかったんですね。薬も服用しなくてはならない状態。
ようやく復調した途端に解雇され、抗って闘うためにも目覚めるわけです。

アジア系企業進出による経営難から人件費削減は避けられないところへ来て、サンドラの病気休職は千載一遇だったんですね。自ら泥をかぶることを避けて従業員自身に仲間の復職かボーナスか選ばせるというのが恐ろしい。
私が以前勤務していた職場でも、大病完治後の復職を約束しておきながら休職のまま解雇された仲間がいました。体調を案じるふりで追い出す経営者は珍しくないのかもしれない。

応援してくれる仲間が再投票と提案しては16人の同僚を説得する選挙活動しか方法が無いのでしょうが、みんな経済的にボーナスは必要だと分かっているから辛いところ。
罪悪感もあるところで本人に訪ねてこられては、とにかく申し訳ないと謝るほかない。
中には、とんでもないと断るひともいるけれど。
「息子の進学費用。妻も失業中」「リフォーム代」「新居に家具が必要」「内緒でバイトしても生活が苦しい」
そして「契約社員だから多数派に従わないと契約を切られる」。
誰もが余裕のない生活をしていて抱える問題があり、そこも痛感しながら生活のために頼まずにいられない辛さも伝わってきました。
遂には、主任が先回りして、断るよう釘を刺さしていたことも判明する。

日本人なら深々と頭を下げるところですが。
プリーズと両手を合わせたりなんてこともせず、涙に訴えることもしない。
社長と上司の横暴や理不尽に屈しないで欲しいと真っ直ぐ目を見て頼む。
それでも、ひとの生活を脅かしてまで戻っても針の筵かもしれない。罪深いことをしているのではと悩み始めるのも痛いほど分かる。
子供たちの朝食のパンを買ってくると出掛ける。その抜け殻のように、しかしある決意を持って歩く表情が痛切。間に合ってよかった。仲間が訪ねてくるのがもう少し遅かったら。
ラストは予想通りですが、社長の出した案に最初のうちは完全譲歩かと思いきや。
辛い闘いを戦い抜いたその事実だけで充分として、新たに歩き出さなくてはならない不況下の労働者の苦悩。
観客もそれぞれに自らのこととして考えずにはいられない作品です。

いつかの「W座からの招待状」で見たのですが、薫堂さん大怪我してお休みされていたんですね。
長友啓典氏曰く、よくぞコメディーにしなかった。確かにドタバタコメディーにもなりそう。
そこをあえて平凡なひとびとのどこにでもある問題として描いている。

小山さんの代打で濱田岳くん。「ひと月分だけと言われてます」。
長友氏ったら「慣れてきただろうから、このまま続けたら」と、今作に絡めたジョーク。
「薫堂さんの週末」になっちゃうじゃないですかっ



映画
by august22moon | 2016-04-26 23:00 | 映画 | Comments(0)

トッド・ヘインズ監督作 『キャロル』

d0109373_23204871.jpgこちらもクリスマス前後のお話しですが、アットホームな心温まるクリスマス風景はありません。
ツリーを買う場面は子供もいるし楽しげなんですが、キャロルが仄暗い居間のカーペットに座ってプレゼントを包装する場面もどこか寂しげ。
ラジオから流れる新年を祝う音楽からも部屋の外の喧騒からも遠く離れて、ふたりのいる空間だけに真実の時間が流れているよう。
パトリシア・ハイスミスが別名義で出版したほどに当時としてはスキャンダラスな内容とされた作品は、出会ってしまった者同士の続いても別れても辛く苦しい関係は、普遍的なテーマともいえます。

50年代の時代を表した映像が、哀しいふたりを余計に悲しげに映しました。
監督のトッド・ヘインズ、『エデンより彼方に』でも、50年代というまだ人種差別が強かった時代に、黒人の庭師と普通に接しているだけで異端視されてしまった女性を描いたもの。
世間では禁断と犯罪者のように後ろ指さされるという点では共通していますね。

この時代のファッションも素敵。
ウエストを絞ったツイードのスーツ。ハイヒールの緊張した脚元。肩にかけたカーディガン。
おとなの華やかさを表すくすんだ朱色。しっとりと濃い深紅。パールのネックレス。コンパクトなハンドバッグ。ウエーブした髪。女性がもっとも女性らしい時代です。

落ち着いた色合いの服に赤で華やかさを演出するキャロルに対して、バイトしながらで決して裕福ではないテレーズは地味目な色合いが多いので、旅行で着るために大事そうに鞄に入れた赤いセーターが印象的に映ります。テレーズが窓の外の景色を見ながらりんごを齧るのは、隠喩ではなく直喩。
そしてテレーズが赤を着た時、キャロルはブルーグレーのアンサンブルニットを着ていて、赤が被らない。
当時独特のブラウンなのかグレーなのか混ぜ合わせてくすんだ虚ろな色は、いろんなものを背負いすぎた重苦しい惑いのようです。

ケイト・ブランシェットがいつも以上に、硬質な美しさ全開で圧倒されます。
クリスマスショッピングで混雑するデパートで、一瞬で目を惹く美しさと気品。
全ての光りをそこに集めてしまう。
さらりと振り向いて「帽子似合ってる」とジェスチャーするかっこよさたるや!

ルーニー・マーラがまさに天使。まさに「天から落ちて来たひと」。無垢で純真。こちらもキャロルならずとも魅了されるであろう可愛らしさ。素の彼女も控えめな感じですから似合ってる役柄。
食事中に、キャロルの問いに答えるのに口元をちょっと指先で抑えて急いで呑み込むとこなんてかわいい。
離婚調停中で苦悩のただ中にあるキャロルと違って、テレーズは写真家を夢見ている未来ある若者。恋人との関係に悩んでいるのもなぜなのか自分の中で整理しきれていない。
物静かで感情をあまり表に出さないタイプの女性が、心ときめかせ静かに歩を進めていくようすが表現されて見事。
ふたりはそれぞれに言葉少な。心の揺れ動きも決心も言葉にしない。
ただ表情と仕草だけで相手への気持ちを表現させているところが絶品。

テレーズの恋人役が、『クーパー家の晩餐会』のジョー役のジェイク・レイシーなんですね。帽子被ってるし目つきも全然違うんで分からなかったー
キャロルの夫役のカイル・チャンドラーも、顔立ちがいいひとっぽいので、テレーズとの関係も壊して娘すらも奪うことになるんですが、夫としたら妻を取り戻したいと必死なわけですよね。一番苦しんでいるひとなのかもしれない。

それにしてもキャロル。行動が早い。躊躇してない。ことテレーズに関して一直線。
別れも、苦しみながらも一旦は決断するわけですから。強いんだ。
テレーズも控えめで自分を主張することはないけれど、写真家という夢を密かに持っている。
子供の頃から、お人形さんより電車遊びが好きだったほど、部屋に閉じこもっているオンナノコではないんですね。
出勤時の従業員入り口でサンタ帽を配られるのをみんなすぐ被って、社員食堂でまでもみんな被っているのに、上司に注意されるまで被らない。お祭り騒ぎの高揚感がないだけで反抗的な態度ではない。そこに彼女の性格が出ています。
キャロルの去り際の「似合ってるわよ」も、ほんとは気乗りしないのに無理に被らされてるんでしょ?って内心見透かしてる表情がいいです。
気付かれちゃったら一気に気持ちが近づいちゃうわよね。

ラストは、『卒業』を思い起こさせると思ったら、監督は主演ふたりにその話もしたとか。
バスに乗って、さあ問題はその後なわけで。そこからまだ長い人生が続く。そのバスは何処へ行くのか。
もっと連想するなら、『小さな恋のメロディ』。子供たちのお話しだけど、子供たちだけにさらに絶望的で残酷なエンディング。終焉に向かってトロッコは進んでいって終わり。
テレーズに気付いて、ゆっくりと笑顔に変わった時、その笑顔は喜びのようでいて無防備ではない。顔の角度を変えてまっすぐテレーズを見ていない。そのまま視線を戻すのは簡単じゃないか、そのほうがいいとね、過ったんですが。
オープニングのスタッフキャストロールの文字は水色で、エンドロールがピンク色なのは暗示的なのかな。
それならふたりはふたりだけの真実を貫いて、バスに乗ったのかな



映画
by august22moon | 2016-04-23 23:00 | 映画 | Comments(0)

ジェシー・ネルソン監督作 『クーパー家の晩餐会』

d0109373_20565253.jpgもしアメリカ本国と同じ12月に公開されていたら、見終わったあとにオーナメントひとつふたつ買い足したくなったでしょうね。

クリスマスに集うクーパー家のメンバーは、祖父母、父母、その娘(次女)と長男とその元妻その三人の子供、母方の叔母。
四世代、つまり11人いる!
そこに娘が親を安心させるために恋人と偽って連れて来た男性と、おじいちゃん御贔屓の女性が加わって、さらに賑やか。
長男ハンクが離婚しているんですけど、3-4歳くらいの娘がいるのに離婚してるんですね。
次男坊のボー君が、お兄ちゃんにプレゼントを探すのに、大混雑のデパートのエレベーターで隣りのひとの荷物に頭押されちゃってるショットがおもしろかわいい。
ひいおじいちゃんバッキーを演じるアラン・アーキンが日参するダイナーのウエイトレスのルビー役がアマンダ・セイフライド。
将来に希望を持てずに辞めるというルビーを、変わるべきは場所じゃなくて自分自身だと励まし諭すんですが、居合わせた調理中のスタッフが密かに涙するなんて、ちょっと笑えるけれどいい場面でした。

恋人のふりをしてあげる帰還兵役のジェイク・レイシーの優しく穏やかな表情がとてもよかったです。話しを聞いている時や、共和党員かと揶揄されて苦笑する表情もね、よかったんじゃないでしょうか。
サンタさん体型のジョン・グッドマンはその風貌もあって些細な仕草も可笑しみがあるんですが、余計なこと言う家族に黙れとばかりに、握ったフォークを向けて右の手のひらでトンと柄を押すなんてのも笑えました。

みんなクリスマスだけはハッピーに過ごそうと必死だというセリフどおり、無理もしなくちゃならない。
毎日苦労の連続でいいことなんて数えるほどの日々だからこそ、一大イベントだけは寂しい思いや言い争いはしたくないから。
結局は隠していた軋轢が露呈するんですが、吐き出した後には労わり合って、やっぱり家族っていいねとなるわけです。

クリスマスの街の風景も素敵。
イルミネーションやリースで飾られた家々や店舗や公園。どこもかしこもきらっきら。
バッキーが運び込まれた病院も飾りつけされていましたが、ERの廊下天井にガーランドライトが飾られているのが可笑しい。
街角ではハンドベルの演奏やコーラス隊。
かと思えば、電車や歩道には出勤途中のサンタさんたち。新聞読んでたり、気だるく車窓の景色眺めてたり。
ビジネスライクに、喜ばれようが号泣されようがお愛想なしで役割をこなしているのも、可笑しい。

舞台となるクーパー家のツリーはさすがに豪華ですが、他は厳選されて飾っているようなのが、洗練されたおとなの家って感じでした。
あちこちにガーランドライトが多様されていて、その仄かな光りがきれいでした。
背後の広い窓の外にはずっと雪が降り続いていて、それがとてもいい背景になっていました。

歌も楽器も達者な俳優陣が揃っているので、恒例のクリスマスソング合唱はやたら本格的。
私はやっぱり「Have Yourself A Merry Little Christmas」が好き。
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暖炉回りも落ち着いた飾りつけ。
よく見ると本棚隣りの棚にはガラスの置物が並べられています。これにもきっとライトが反射してきらきらきれいなんでしょうね。
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印象的だったのが、ダイニングテーブル。花やグリーンを飾るんでなく、ガーランドライトをセンターに置いて、その灯りがグラスに反射してきらきら輝いて、とても美しいテーブルでした。
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すべて丸く治まってハッピーエンディングのほのぼのストーリー。
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クリスマスシーズンのアメリカにはこうゆう映画が必要なんですね、きっと。

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映画
by august22moon | 2016-04-21 23:00 | 映画 | Comments(0)

名残りの桜

地元はぽかぽか陽気でしたが、北の方は雲っていました。
御殿場に着くと、上空には輸送ヘリが飛んでいました。

小山町では黒雲まで出て、風も一段とひんやり。
護国神社や浅間神社境内の散り始めた桜が風に舞っていました。
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鳥居前の大山桜は既にほとんどが散って、上のほうに若干残るくらい。
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花びらの色は濃いめなんですねってことが辛うじて分かります。
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拝殿は防災設備点検の後、修繕作業が行われるそうです。
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駐車場へ回ってみましたが、富士山も雲の中。
周辺の桜はまだ見頃です。
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歩道橋を渡った先の「道の駅」手前には池を囲んで遊歩道がありました。
富士山が眺められる場所に東屋があったので、雲が晴れるのを待ってみたのですが、一向に雲がどいてくれる気配なし。
スマホで現在地気温を見てみると、なんと13℃。地元より8度も低い!
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だいぶ雲も少なくなってきました。
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夕方になって、ようやく富士山も見られました。
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御殿場駅前の八重桜
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地元は昼間の余熱を残してまだぽかぽか。
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by august22moon | 2016-04-20 23:02 | 季節 | Comments(0)

熊本地震に於いて被害に遭われたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。


台風のような横殴りの雨が上がって、風も収まり青空も見えてきたのに、小雨が降って狐の嫁入りになった午後。
ようやく雨も上がって暑いくらいの陽が射した道の先に、虹が出ました。
写真ではうっすらしか見えませんが、大きく弧を描いて色もそれぞれくっきりと見えました。
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by august22moon | 2016-04-17 23:00 | 出来事 | Comments(0)

羽住英一郎監督作 『暗殺教室 卒業編』

d0109373_191018.jpgにのさん見たさで気は急いたのですが、ファンの方たちで混雑してるという友人の情報を得まして、春休み終了を待って待って待ち過ぎて、ようやく行けたのでした。

原作をまったく知らないので、「死神」のビジュアルを予習したのですが、スリーピーアイのお優しい風貌とギャップがあるがゆえ尚更に恐れられたということなんですかね。

アクションシーンでは、映像凝り過ぎてよく見えないじゃないかー
バーンと飛んでクルクルって回ってドーンってとこが見せ場なのにまったく見えないじゃないかー
「いっしゅんだぞ。よくみておけ」なのにー
捕えられてからの表情が、可愛いですこと可愛いですこと
‘一枚に割れた腹筋’が見えちゃうーと心配しましたが、なんか少し鍛えられたみたいでしたね。
でもそのあと、瀕死のあぐり先生を支えて屈んでいるとこで、ちょこっと見えたお腹がふっくらしてるようで。
まあ、演技の巧さには関係ないから構いませんですけどね。

出生不明で誕生日すら知らないという孤高。
ジェイソン・ボーンみたいな純真な部分も残し謎に包まれた雰囲気を醸し出すのも絶品なので、哀しき暗殺者がいいですねぇ。
変身させられてなんであんなにおちゃらけたオモシロオカシイ人格になっちゃったのかしら
スピンオフで死神時代を描いてくれたらいいのに。

『母と暮らせば』見ないで、こっち見るという。どうゆうことでしょ私。

殺せんせーが来るまで生徒たちは非常に現実的な世界を生きていた普通の人間。防衛省情報部の、ミッションコントロールセンター?みたいな?あのセットだけは『ワイルド7』並みにとても凝っていて、これも現実的世界の側にあるように見えます。
ただ、暗殺者のイリーナと教師兼研究所員のあぐり先生だけは、妙に現実感に乏しい女性なんですね。
現実を凌駕する脅威も、無邪気すぎてもはやおばさんにはよくワカリマセン
こうなったら意外過ぎて傑作なんじゃね?という究極の設定のざっくり感がウケているんでしょうか

カエデ役の山本舞香さんは初めて拝見しましたが、美人さんですね。二階堂ふみさんに似てません?
菅田将暉さんも、スレンダーな肢体を活かしたアクションシーンはきれいな動きでした。

鬼ちゃん売れっ子ですねぇ私は金ちゃん派ですけど。



映画
by august22moon | 2016-04-14 21:00 | 映画 | Comments(0)

♪ ぼくらをせかすように

数日前の散り始めた国道1号線沿いの桜。
窓を開けていると花びらが舞い込んできそうでした。
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蒲原辺りの山にも桜。御殿山でしょうか。
駿府公園の、この石垣にかかる桜というのも趣きがあって素敵です。
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さて先日。小山町の富士霊園へお花見に行きました。
県東部では時期的に最後に咲く名所です。
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ほぼほぼ(と流行りらしい表現をしてみました)満開。
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歩道にはシートを広げてお弁当やお菓子を食べながら寛いでいる親子連れさんが多かったです。
花曇りでしたが、それほど肌寒くもありませんでした。
警戒して最初のうちはコートを着ていましたが、直ぐに脱ぎました。
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とうちゃーく。ずーっと上り坂なのですが、特に駐車場手前が急坂になっていて、たいへん。
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遠く仏舎利塔まで望めます。
この先の長い階段を登って行く猛者たちもいらっしゃいます。すごいわー
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反対側の歩道を下山。冨士スピードウェイから聞こえてきる走行音が一層大きく聞こえてくるようです。
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駐車場の枝垂れ桜
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駐車場横の丘から、見事な枝垂れ桜越しの富士山。
冨士東口本宮浅間神社さんより近く見える気がします。
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最後に車で一周して。
また来年。
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御殿場市の桜並木も見て帰ろうとしたのですが、その手前で「桜まつり」の看板を発見し、そちらへ回ってみました。
秩父宮自然公園の御東原循環線の見事な桜並木。初めて見ました。
枝が伸びて桜のトンネル。
まだ僅かに散り始めたくらいで見頃の中、町内会の露店も出ていて賑わっていました。
『ロバギター』のオーナーさんが漫ろ歩いてらっしゃらないかしら~と車内からきょろきょろ
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途中でパン屋『kukka』さんの看板を見かけて吸い込まれてしまいました。
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午後遅い時間でしたので商品も少なかったです。クリームホーンみたいなのと、これ名前なんていったかなぁ憶えられると思ったのにすっかり忘却の彼方ですわ。
ほんのりチーズのお味で底の辺りがちょっとパリッとしていて粉砂糖がかかっていて、とっても美味しかったです。
店内は天井が高いので狭さを感じさせません。
トレイの数を見るとパンの種類は多そうでしたから、早い時間に来れたら再挑戦。
看板のトレードマークも可愛さの中にセンスを感じさせます。
太い梁や棚の濃く渋い木の色合いが落ち着いた雰囲気で素敵な店内でした。
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こんなに桜の木があったのかと昨年知った『御殿場 時の栖』へ。
御殿場といっても南部なので、散り始めの木もありますが、こちらもまだ見頃。
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レストランや露店からのいい匂いがたまりませ~ん
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帰路、長閑な里山風景の中を通ったのですが、庭先やあぜ道に桜の木の多いですこと。
既にこいのぼりを揚げているお宅もありましたが、どのお宅も代々掲げてらっしゃるような鯉ばかりでした。
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今年の「桜まつり」も、あとは小山町の浅間さんの大山桜を残すのみとなりました。
満開のタイミングに行かれればいいのですが・・・
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タイトル : さくら(独唱)
下校途中の小学生たちが満開の桜の木の下を通りかかる際に口ずさんだ歌が渋すぎるのでありました。
「とわにさんざめく ひかりをあび~て~」
卒業式で憶えたばかりだったからでしょうか。
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by august22moon | 2016-04-11 23:32 | 季節 | Comments(0)


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