2011年 03月 11日
『ER season15epsode22 And in the End』
最終回は回顧だけに終わらずエピソード盛りだくさん。
新しい生命の誕生後息絶えてしまう3人の子供の母、若さゆえの暴走、前途多難な新婚さん、HIVの老人、老夫妻の別れ。辛く救いのない結末から、思わず苦笑してしまうようなお話しまで。
どれもこの番組らしく、見る側に様々な‘その後の人生’を想起させる終わり方になっていたのでいつも通りに夢中になって見られました。
ずっと気になり続けたのは、ERメンバーの自室が必ず薄暗いを通り越して暗かったこと。
間接照明も僅かで、時には窓からの街の明りだけだったり。
病院内の明るさと対象的でした。
朝の場面で判明する室内は、どの部屋もごちゃごちゃと物が溢れて、古そうなアパート。
一軒家を購入したキャロルの家も暖炉が隠された古い家でしたし。
都会的でつるんとした部屋に住んでいるひとなんていませんでした。
確かエリザベスがグリーン先生たちをハロウィンかなにかに呼んだ時はさすがに明るい部屋になっていましたが。
容赦なく専門用語連発でガンガン進んでゆくストーリーに、置いてきぼりになりながらもなんだか解んないけどタイヘンだーと息を詰めて夢中になったドラマは他にありませんでした。
アメリカの医療保険制度についてびっくりしたのもこの番組で、でした。大国なのに!と。
登場人物は患者だけでなくERメンバーたちもあまりにも個性豊かなために、こんな人と仕事なんて、と置き換えて考えさせられたり。
あまりにもわがままな子供の言動に、真剣にムカついたり。
常にフル回転でテキパキ働く姿に感心したり、謙虚で柔軟な姿勢にこんな人になりたいと憧れたりしました。
忘れられないエピソードは数え切れないけれど。
ドキュメンタリーのように見てしまいました。
それまでこんなに衝撃的なドラマを見たことが無かったからでしょうが、エミー賞を獲ったシーズン1の第19話ミミ・レダー監督作「生と死と」はやはり忘れられない。
ご自宅に戻れなくて更新がないのではと気になっていたので、コメントを頂いたことでほっとしました。
妹様もご無事ですか?
4時の震源地は数年前の中越・中越沖地震震源地付近のようです(新潟市は下越地方です)。最初の地震との関連はわかりませんが、静岡でも大きな地震がありましたので、ご注意してください。津波警報が続いているのも心配です。お住まいと勤務地が海や川の近くでないといいのですが。