2012年 09月 11日
グリートに逢いに
突然行きたくなって。「真珠の耳飾りの少女」に逢ってきました。
どうも、マヤです。
ちゃうちゃう。
4月にリニューアルされた東京都美術館。
96年開催の第1回オルセー美術館展以来です。
所用を済ませてからだったので、到着したのがちょうど昼時。待つの覚悟で美術館内のレストラン「IVORY」さんで。1時間待ちとのことでしたが20~30分ほどで席に着けました。
プリフィックススタイルのブランチコースのグリーンサラダ。
オクラ、空豆、インゲンも入ってました。ドレッシングもさわやか。
鱸のムニエル
ジェラートが影になっちゃいました。
ヴァローナチョコレートのタルトとミルクジェラート。
こちらもブランチコースのキャベツとトマトのブイヨンスープ。
洗練された雰囲気とサービスでしたが、裏ではテンテコマイだったんでしょうか。
テーブルで蓋を開けてくださったスープは、ワイルドな様相(笑)
グレービーソースのローストビーフ。ブリティッシュカットですって。
ごちそうさまでした。
ちょっとアクシデントがありまして。お飲み物をサービスさせて頂きますと仰ってくださったんですが、コーヒーをお願いしてあるので結構ですとお断りしましたら、デザートをサービスしてくださいました。
それから改めて『マウリッツハイス美術館展』の入場の列に並びました。
80分待ちとボードが出ていましたが、館外の列は木影とテント下だけになっていて、それも10分ほどで館内に入れましたし、1時間ほどで入場できました。
涼しい風が吹いていましたが陽射しは強かったので外で長く待つことにならない配慮がされていました。
入り口前にはウォーターサーバーが設置されていてお水のサービスもありました。
展示作品は自由に見て回れますが、『真珠の耳飾りの少女』だけは、列を作って1人づつ間近で見られるようになっていました。
それも移動しながら見るようになっているので、それほど待たされる感じではありませんでした。
その列の手前、すこし離れたところから再び鑑賞。
想像以上に小振り。
印刷物で見るより実物の肌は蒼ざめたような色で、ターバンの青も淡い青でした。
4回の修復のお陰で、表面の美しいこと。鈍く光る真珠も。雄弁な瞳も唇も。
シュヴァリエの小説の映画化のせいで、その愁いを湛えた表情は、よりドラマチックになりました。
小間使いのグリートと思い込みたくって。
絶対に奥さんの耳飾りで、「窓を拭いていいですか?光りが変わりますが」って言ったと思いたがってる始末です(笑)
その他、レンブラントの自画像、ファブリティウス「ごしきひわ」、ブリューゲル(父)「万暦染付の花瓶に生けた花」と、有名作品から滅多に見られない作品まで見られて楽しかったです。
ミュージアムショップで、缶入りのチョコクッキー、淡い蒼色の道明寺羹と白と3色の羊羹「蒼ノ調べ」は、「とらや」さんとコラボ。
ひとつぶ真珠のピアスがあればよかったんですが。
ストラップはありましたが、パールビーズが連なったものしか無かったです。
フェルメールに因んだ『牛乳を注ぐ女』の壺と少女とチューリップのクッキーセット。
ターバンの青を描いた絵の具ラピスラズリに因んだピアス。
一方、国立西洋美術館では、「真珠の首飾りの少女」が‘初来日’ですが、他に行きたいところもありましたので、これにて移動。