2013年 01月 17日
ライアン・ジョンソン監督作 『LOOPER/ルーパー』
タイムマシンの開発が実現するも、法律で使用が禁じられている近未来。法を恐れぬ犯罪組織が、消したい標的をタイムマシンで30年前に送り込み、そこにいる「ルーパー」と呼ばれる暗殺者に標的を殺させていた。凄腕ルーパーのジョーはある日、いつものようにターゲットの抹殺指令を受けるが、未来から送られてきた標的は30年後の自分自身だった。
ジョセフ・ゴードン=レヴィットなのでね、見に行ったのですが・・・。
ズドーンドッカーンと威勢のいい映画でした。
レヴィットは、あれ少々メイク施してますね?
予告編でも、あれ?と気付いていたんですが。
ブルース・ウィリスに喋り方だけでなく目つきも似せていますが、別に普通でいいのになぁ・・・。
ほとんど予備知識なく見て、無論オチも知らないで見ました。
未来から転送されて来た標的を処刑するタイミングや、
契約終了の印に送られてくる30年後の自分を殺せないで逃がれた場合の、変容の仕方なんて、面白いアイデアではありました。
30年後の自分自身なのだと気付かせ躊躇わせるために、自分しか知らない歌をくちずさむのね。
それは、撃てないですわねぇ。
30年後の自分との対話っていうのも面白いですね。親子なのね、完全に。
銃を自慢してくるくる回してたら、後ろのドアが威勢よく開いて、頭にガーンと当たって銃暴発して・・・のくだりは爆笑です。
ラストのどんでん返しが売りなんでしょうが、どうでしょうね、そうゆう展開もまた面白いと言ったら面白いし。
私はもっと違う展開になるんだろうと踏んで見たので。
母子関係の描き方は中々に深い描写になっていたと思います。
子供の感受性なんて特に。
迷える母役のエミリー・ブラントもよかった。
B・ウィリスの映画って、大概救いの在る結末ですものね。
・・・仕方ない、『リンカーン』に期待、ですわ。