2013年 06月 27日
ゲイリー・ロス監督作 『ハンガーゲーム』 wowow放映
『バトル・ロワイアル』みたいであまり期待してなかったのですが、主演のジェニファー・ローレンスの魅力もあって面白くみました。
『ウィンターズボーン』で賞を総なめにした自信溢れる演技。
年齢的な複雑さにも説得力のある演技ですね。
家族を守らなくてはと生きている逞しい少女という役柄が、甘さを排除した表情に似合います。
主題がサバイバルゲームですが、戦場に出るまでの準備期間もあって、延々殺し合いが続くのではなかったし、残酷場面もなかったし。
少女が野生の生活能力を生かし生き延びながらも、殺人にまで長けていくという展開ではないのもよかった。
幼い少女の死を悼んで、少女の出身地区へ向けて誓いの合図を送るのも力強い。
ラブストーリー部分もあるのね。
ピータが過去に、パンの残りを家畜に与えていた時に雨の中で蹲るカットニスにパンを投げ与えたのを、「投げたりするんじゃなかった」と素直に愛情を表現できなかったのを悔やんで、密かに想い続けて来たのを吐露する言葉もカットニスを惑わせるに充分。
カットニスは果たしてゲイルのもとに帰るのか?ゲイルのほうは複雑な心境ながらも信じて待ってたってようすでしたが。続編が気になりますね~。
12地区担当の教育係ヘイミッチが、カットニスが怪我するとスポンサーに交渉して薬を差し入れさせたり、生き残りのための戦略をアドバイスしたりするのは、なにか担当者たちにもアドバンテージになるってことなんでしょうか。
それともただ情が湧いてのことなんでしょうかね。
殺し合いの戦闘を観客が見物するということから、登場人物名がクラディウスとかコリオラヌスとか古代ローマを思わせるネーミングです。
あのファッションコーディネーターというんでしょうか、レニー・クラビッツ出ていてびっくり。
思うんですけどね。
矢って射ったら減ってくわけでしょう?
回収したらどうですかね。補充できない状況に於いては無駄にできないと思っちゃったりするわけです。
今回、足りたからいいですけど。
レゴラスなんて、長旅の最中どうしていたのかなと。
『空飛ぶ広報室』はもう最終回でした。最近のドラマって短いのね。
最初は、TV局内のことばかりなのかな、女優さんディレクターに見えないしと見ていなかったのですが、自衛隊内のサラリーマン的お仕事や空自のことを描かれるのって珍しいし、固まった笑顔のムロさんや柴田恭兵さん久し振りのコミカルな演技も面白くて後半から見始めました。
原作は未読です。その日の松島基地のことにも触れられて、最終的にここが描きたかったのかな?
上辺だけといえばそうなのかもしれませんが、やる意味はあったでしょう。
他のドラマのことに言及するのもなんですが、直前に会津の殿様を演じていた俳優さんが語ることで、俳優さんの中に芽生えているであろうものを勝手に感じていたのかもしれません。
実は私もブルーインパルス撮ったことがあったんですよぉ。
お出かけ先で突然ギュイーーンとT-4が上空通過。カメラを慌てて取り出すもズームする間もなくフライバイ。
5個のごまつぶがT-4です。もうちっと大きく写ってると思ったのに(涙)
この日は静浜基地航空祭が開催されていて、後でフライトスケジュールを見てみたら、写真撮れたのがちょうどブルーインパルスの展示飛行時間。
だから絶対ブルーインパルスです(笑)