2013年 08月 28日
佐藤東弥監督作 『ガッチャマン』
なんでこんなに混んでるの?なんて思っちゃいました。
陽射しは強いですが風が爽やかでだいぶ楽になりました。
映画前にタリーズのテラス席に座っても風が爽やかで気持ちがよかったです。
原作アニメはリアルタイムで楽しんでいた世代なので、CMですまっぷさんが演じていた時も、これだけじゃ勿体ないなぁ実写化なんてしてくれないかなぁと願ってました。
本編前に「おはよう忍者隊」を出す余裕に期待も高まりましたが・・・。
『ワイルド7』でも残念だったのですが、人気のある題材とそれを活かせるVFX技術は発達しているのに、大人も楽しめる娯楽作に出来ないのはなぜなんでしょう。
恋愛模様入れれば大人向けになるわけではないのに。
VFXの映像は素晴らしかったです。
夜間の暗がりに逃げず、昼間の市街戦や海上や青空をバックにしても違和感無くて。
敵の要塞のデザインもなかなか宜しいんじゃないでしょうか。
最近のマザーシップって構造が複雑ですねぇ。
宇宙空間の映像もNASAみたい。
そのあたり私は充分楽しめました。
しかしともかくなんたってベルクカッツェがダメ。
ダメ。ぜったい(笑)
ガッチャマンを演じた5人の俳優さんの配役もキャラ設定もスーツデザインも、マントを活かしたスピーディーな動きも申し分ない迫力。
ジュン役の方は特に不評なようですが、べつに構わないですわたくし。
南部博士が妙に似てて可笑しいやら嬉しいやら。
綾野さんが剛力さんと同じくらいにスレンダーなのにビックリ。
でもとにかくベルクカッツェがイカンです。
なぜあんな設定にしちゃったのか。両性具有の意味から逃げてるし。レイティングに引っかかりますよとは申しませんが。
・・・言ってるか(笑)
早く誰でもいいから誰かに変容しちゃってくれぃと見てましたが、全然変わらず後半出ずっぱり(笑)
いっそ最初からあの人にしとけばいいのに。
クールでかっこいいヒールを演じられるでしょうに。
脚本に原作への愛情が感じられません。
続編とか、ウソでしょ⁈
監督もエピソード4とかって、失笑。
これでアジアに持っていくそーです。
あ〜当時のタツノコプロのしっかりチェックが欲しかった。と今更ですが。
愛情は・・・ないのでしょうねぇ
一素材としか捉えていないのでしょう。
あれほど設定を変えているのですから、原作とは別モノと考えるしかないのかもしれませんね。