「たとえばあの愛くるしい笑顔」

18日、昨年10月に亡くなった奥大介さんの追悼試合が開催され、地元放送局で生中継されました。
ジュビロ時代の仲間、中田ヒデらを擁するJアミーゴスと、おっくんが所属した横浜マリノス、横浜FCからカズや中村俊輔らの現役・OB選手を擁した横浜フレンズの対戦。
全員のユニフォームの左胸の肩近くに、ジュビロ時代のおっくんの背番号8番。

試合中には、選手たちが交互に解説席に来て、おっくんの思い出話に花を咲かせました。
その中で平瀬か柳沢だったかが、奥選手のふくらはぎが凄かった、どう鍛えたらあんなになるのか驚いたと話していました。
はっと達ももっぱら、試合中のおっくんの下がったままのソックスのことを話題にしていました。
おっくんはいつも試合中ソックスが下がっていて、そのまま走り回っていました。
脛当てもしてないようで、もし蹴られたらといつもハラハラして見ていました。
まこかはっとが、「よく審判にソックスを上げるよう注意されてた」けれど、
「ソックスを上げると脚がつるんだと言ってた」と。
鍛え上げた見事なふくらはぎのせいで、ソックスがきつかったんですね。
PKを蹴る時、名波選手はソックスを下げて蹴り、決めたあとは空に向けて指をさしました。

試合後の挨拶で、発起人のひとりである名波さんが挨拶されました。
初めて知ったのは、タイのリーグに所属している西紀寛選手からの電話でだったこと。
その時は後輩に取り乱したところを感じさせたくなくて「そうか、分かった」とだけ言って堪えたこと。
後ろに並んだ選手たちの中で、西選手は空を見上げて涙を堪えていました。
「チーム練習の1時間の間に、強化部長の服部とヘッドコーチの鈴木秀人と号泣しながら」連絡をとったり思い出話をし、試合のことなど考えられなくなったこと。
「皆さんも奥大介についてはいろいろ感じることがあったと思います。例えばあの愛くるしい笑顔。たとえばあのキレのいいドリブル。たとえば一向に流行らなかったズルズルソックス・・・。」

「しめっぽいことが、てんで苦手なヤツでしたから」と、笑いも交えながらのなっちゃんらしい、毅然として愛に満ちたスピーチでした。

新しい人生に向けて努力されていた矢先の出来事。
あの奥選手と結びつかない部分に戸惑っている間に、答えが聞かれる機会も失われてしまった。
ピッチ上の姿だけ記憶していればいいという答えがそこに在る、気持ちのいい試合でした。


d0109373_320552.jpg




アジア杯は準々決勝。
毎回「アジアの笛」に悩まされる大会ですが。
まさかの相手が3本に対し32本のシュートを打って勝てず。
延長で長友選手の故障という不運も重なり、まさかのPK戦。
ここで終わることになるとは。
勝負は厳しい。こうゆう結果で責められちゃうのかなぁ
ことごとくシュートは取られ弾かれ、PKはポストに阻まれて。香川選手のなんと不運な。

長友選手に対するインタビュアーの随分と機械的な「今どんな気持ちですかっ」にちょっとイラッ(笑)
直後に怪我のことは心配そうに尋ねてたけれど。

私としましては、交代枠を使い切った後に故障者が出るという緊急事態に於けるチームプレーや、柴崎・武藤という新戦力が収穫。 

by august22moon | 2015-01-24 23:57 | スポーツ | Comments(0)