2017年 08月 04日
すいか
この「平井の西瓜」が好みだった母は、平井辺りを通るときに見かけたスイカ農家さんに突入。
ええ~お店じゃないんだから売ってくれないよぉと躊躇う私たちを尻目に、広いお庭に立つ農作業小屋前に並んだそれはそれは見事な大玉のスイカを指して言うのです。
「これ、おいくらで売っていただけます?」
農家さんの庭先ばかりではございません。
畑でネギを収穫中の農家のおかあさんに道端から、「一把くださいなーおいくらー?」
農産物の流通をびよ~んと飛び越えたお買い物、昔は成立していたらしいのです。
しかし娘たちは唖然茫然ハラハラドキドキでありました。
欲しいひとがいるんじゃここで売っちゃおか?となったか存じませんが、何年か経って通りかかった農家さんは遂に「八百屋さん」になっておりました。
晴れて堂々と立派なスイカを格安で購入できることになったのですが、
なんたって、すいかは家族の象徴。
おっきいじゃないですか
おばさんふたりではとても消化できません。
やむなくカットフルーツで我慢の夏が何度か過ぎた本年。
妹が、大きなスイカを「買っちゃたー」
車のシートに座らせ、シートベルトまでしていたそうな。
「落ちたらたいへんだからね」
数年ぶりのスイカを、2日かけていただきました。
ランチとお夕飯として。
甘くて美味しかったです。