2009年 01月 18日
さい芸 『冬物語』 17日 マチネ観劇
初日に観劇したのに1日おいてまた行ってしまいました。^_^; イヤァ~
唐沢さんファンの妹が観たいとのことで二人で観劇できる日が今日だけだったんです。
今日はぽかぽか陽気でした。
懐かしい写真の数々も眺めつつ
いつものようにバンド演奏もしていました。
初日は聴いているゆとりも無かったんで。
さて。
初日に気になったパーディタの‘暗さ’を、今日は感じませんでした。
明るく溌剌とした羊飼いの娘になっていました。
唐沢さんは、多くの修飾語やら比喩の全てを適格に表現し、相変わらず見事。
怒りも贖罪の念も多彩で柔軟。魅力的な王様振りです。
横田さんは後半登場場面の、紙飛行機を飛ばす時の切ない溜息の表情はとても良かったです。16年経っても癒えぬ傷を見せました。
変装した場面でのおかしみを初日より強調されているようでした。
見事に‘頑固オヤジ’ (笑)
それから・・・発声がちょっと違いますね。
バシエイナスとかマクダフとか冒頭のタルチュフなどのように
貴族の
国王ということで、より貫禄を出そうとされているように聞こえました。
(追記・この部分書き間違えましたので修正しました。)
横田さんのブログによると小栗くんから‘御祝儀袋’の贈り物。
ご本人はお見かけしませんでしたが、見ていたような上書き(笑)
実は、主要キャストほぼ全員が、セリフを噛んでらっしゃいました。
見事に感染(笑)
横田さんも珍しく。ちょっとつっかえただけで、言い間違いとかセリフが出てこなかったというわけではなく、芝居にはなんの支障もない程度ですけれど。
ただ、六平さんはポリクシニーズの怒りをかい、手押し車に横たわったままセリフを言う場面で、わいろを臭わせるオートリカスに向けて「ございません。旦那様。わいろもかいろも」と言うところを、ただ「わいろもかいろも」と、頭が抜けてしまってご自分で失笑。
大石さんも瑳川さんも普通に芝居を続行されていましたが、六平さん、笑いが止まらなくなってました。気づいた観客も大笑い。
ところが、笑いの神はまだ舞台上に居りまして。
大石さんが手押し車を押して退場するところ。
半分ほど下手口に引っ込んだところで車の一部分がぶつかったようで、急停車。
急に止まった勢いで六平さんの身体がポンと前へ。
そのまま立ち上がって捌けたので場内大爆笑。
大石さん。笑いをこらえつつ「父ちゃん・・・」
一観客が言うのは失礼ですが、これもやはり二日落ちならぬ「三日落ち」?
珍しいことですね。ある意味貴重な日に当たってしまいました。