2009年 04月 02日
春のエーテル
これはご近所の桜。右もご近所のお庭にある大きな桜の木。見事です。
むむ・・・超ピンボケですが隣市駅のロータリーに咲いた三島桜
さて、隣市の15種類200本の桜がある大社へ。
左は途中で見かけた連翹の花。
まだ撮ったのがあったので追記(苦笑)
雲は
たよりないカルボン酸
さくらは咲いて日にひかり
また風が来てくさを吹けば
截られたたらの木もふるふ
(いま青ガラスの模型の底になつてゐる)
なぜか激しいピンボケっぷり。
八分咲きというところでした。
ひばりのダムダム弾がいきなりそらに飛びだせば
風は青い喪神をふき 黄金の草 ゆするゆする
雲はたよりないカルボン酸
さくらが日に光るのはゐなか風だ
陽が傾いて再度、大社へ。
いちめんのいちめんの諂曲模様
(正午の管楽よりもしげく
琥珀のかけらがそそぐとき)
いかりのにがさまた青さ
四月の気層のひかりの底を
唾し はぎしりゆききする
おれはひとりの修羅なのだ
母校のあたりまで行ってみました。
大学構内の桜は奥の方にあるので校門前から満開の桜を眺めるだけ。
これは歩道橋のすぐ傍に咲いた中学校の桜。
これはその向かいの高校。
満開の桜が新入生を祝っているようです。
このあたりは中学から大学までが立ち並ぶまさに文教の町。
これは私がその昔通った幼稚園の桜。
私が通っていたころはありませんでした。
桜と白い月。
くろぐろと
光素(エーテル)を吸ひ
その暗い脚並からは
天山の雪の稜さへひかるのに
(かげろふの波と白い偏光)
まことのことばはうしなはれ
雲はちぎれてそらをとぶ
ああかがやきの四月の底を
はぎしり燃えてゆききする
おれはひとりの修羅なのだ
(玉髄の雲がながれて
どこで啼くその春の鳥)
掲載詩 : 『春と修羅(風景)(春と修羅)』
日曜日に職場おお花見予定なんですが、まだ咲いてません。
開花予想は4月5日です。
一週延期案がでてますが、決定権があるのは「花より酒」という方。
桜の空地の蕾の下で、昼間酒の予感・・・
日曜決行の場合は、こちらの桜を思い浮かべて飲むことにします。
確かに満開の花の下のほうが気分が盛り上がりますよね。
私はお花見宴会って経験したことがないので羨ましいです。
蕾の下の宴でも楽しめるといいですね。
「りゅーとぴあ」の素晴らしい満開の桜がまた見られるのを楽しみにしていますね。