2009年 05月 25日
ロン・ハワード監督作 『天使と悪魔』
我慢できずに観ちゃいました。
やはり原作と違う部分や端折ってある部分は仕方ないのですが
緊迫感、スピード感は面白かったです。
原作では書かれていた、ラングドンのヴァチカン・スイス衛兵隊の派手な制服に対する印象を、トム・ハンクスに一瞥させただけで済ませるのは巧いと思いました。
原作読んでなくても、意味が読み取れる表情が出来る俳優だから。
ラングドンが助けを求めているのに
周囲の人は何が起こっているのか理解できずに
なかなか来てくれなくて、やっとひとりが来てくれた時は
エライ!と快哉しちゃった(笑)
心の中で、ですよ。
コンクラーベの儀式が見られたのは貴重ですね。
投票用紙の処理方法なんて特に。
枢機卿たちが寺院に入る直前まで喫煙してるっていうのが・・・
私には、いい印象ではなかったです。
あれも事実に基づいているのでしょうか。
ヴァチカンのアーカイブスってあんな感じなんですね。
防護ガラスの割れ方、面白い。
役者が巧ければ、原作の印象と違っても構わない好例だと思います。
ハリソン・フォードが演じたら反って面白くなかったんじゃないかしら。
アーカイブスに遂に入れたとちょっと喜ぶ顔なんて見ると特に。