2018年 11月 04日 ( 1 )

福田雄一監督作 『明烏』 BS日テレ放映

d0109373_014782.jpg地上波で福田雄一演出の連ドラが始まるのに合わせて、福田雄一祭り状態で放映されていた作品のひとつ。

自身が座長であるブラボーカンパニー上演作品を映像化されているのですが、スクリーンだからと場面を広げず、小劇団のシットコムらしさが残されているのも面白いところです。

タイトルは落語の『明烏』を持って来ていますが、内容は『芝浜』。
サゲまでも知られているお話を、いかにも福田作品らしい可笑しみでアレンジしています。

落語の醍醐味といっても過言ではないと思って好きなところは、サゲの一言を言いながら落語家が頭を下げてお辞儀をする、その意気なところです。
『芝浜』は特に意気で、発生させる余韻も見事で好きです。

今作も、勝五郎である菅田さんが、乾杯の酒を飲むのをやめて、満面の笑みで「また夢になるといけねえ」とやって、エンディング。

佐藤二郎さんといえば、共演者泣かせなんじゃないかと思うほどの自由すぎるアドリブを繰り出しますが、今作ではムロツヨシさんの芝居の可笑しさと動作の奇妙さで、吉岡さんが笑いを堪えている仕草がありました。
『女子ーズ』はそんな場面が多かったですが、まあ、やってるご本人もそれ狙いなんでしょうし。
そんなのを見ているのもまた面白いですね。



映画
by august22moon | 2018-11-04 23:00 | 映画 | Comments(0)