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2019年 05月 10日 ( 1 )

d0109373_2134558.jpgone ok の曲を大音量で聴きたくて。
『るろうに~』で初めて聞いて、声も伸びやかだし心に留まるメロディだし。疾走感がアクション映画にはぴったり。
♪ we'll think about tommorow ~

若い男性客いっぱい。人気漫画なんですねぇ
原作は存じませんので、元はどんなキャラクターなのか、絵を見ましたが、こうゆうデフォルメした絵で再現云々を要求されるのは厳しいですね。

中国のオープンセットや大草原の風景が映せたのはやはり強くて、戦闘場面の回想シーンも幻想的にすることで、見応えがでました。
影武者である漂が先陣を切って軍勢を鼓舞して疾走する場面も美しかったです。
主人公の、いかにもヤンジャンなセリフに、オバサンは気恥ずかしくなっちゃうのでありましたが、総じて楽しく見ました。

生身の人間がやってしまうと、荒唐無稽なファンタジーがただ滑稽なだけになってしまうものですが、登場人物の装束がとてもよかった。
山の民の仮面の、自然界から造形した質感。
幾多の戦闘で血と汗と土にまみれた布と鎧。
橋本じゅんさんの戦士なんて原作より殺傷能力高そうなお衣装。
それらが、ファンタジーの中のリアルを巧く彩っていました。
アクションも、超人的な動きにワイヤーをほぼほぼ感じさせず
ちゃんと地面を蹴っているように見えました。

こんなシーンや
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こーんなシーンは、スクリーンでこそ味わえるスケール感でした。
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一群が草原の彼方から悠々現れる場面や、兵士たちが思わずフリーズしていまうほどの、神々しさ。
大沢たかおさんは、カリスマ将軍らしい風格がありました。『王様と私』より前の撮影なんでしょうかね?体格もしっかり作りこんで。
なんだかね、帝釈天さまを拝見したばかりだったせいで、連想しちゃった。
気障な口調も、そのギャップが反って畏怖を与えて面白い。

なにより、一言しかセリフのない登場人物にも、演技がきちんとできる俳優さんを配していたので、隅々まで緊張感が行き渡っていました。
文官たちも素晴らしい。

若き始皇帝・えいせいを演じる吉沢亮さんは、視線がしっかりしているので、品格と気骨ある王を演じるには相応しい表情が出ていました。
演技を見るのは初めてだったので、新鮮で先入観なく見られたのがよかったのかも。
発声もよくて、兵を鼓舞するのも力強かった。

長澤まさみさんは手足が長いので動きもシャープできれい。
もっとアクションシーンがあってもいいのに。

古いヨーロッパの建造物の前にそれらしい衣装やカツラまで被って出て来ても鼻白むばかりですけど、中国人ですから日本人が演じても無理は感じません。
六平さんなんて、中国映画に出てたんじゃない?くらいな造形。
演劇ならば、そこにいるのはオリガでありノラでありオーランドーだと受け入れられるのにね。共犯関係のように。

潤沢な資金で、中国のしかも春秋時代を描くためのグレートウォールは、クリアできていたと思いました。


劇中の曲も物語に相応しい。
で、
♪ Must be something in the water です。かっこいいなあ

wowowでライブ映像見ましたけど、あれ、なんで出来るんですかね。
びっしりお客さんいるのに、あの、ミステリーサークル。
なんで?




映画
by august22moon | 2019-05-10 23:00 | 映画 | Comments(0)

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by august22