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ライアン・ジョンソン監督作 『スターウォーズ 最後のジェダイ』

d0109373_23405093.jpgレディースデーに字幕版を見ようと予定していたんですが、職場の仲良しグループで忘年会になってしまったので、別日に字幕版を見てきました。
オープニングのジャーンって音も、ちょっと吹替版より大きい気がしました。

やっぱりあの冒頭の、手前から奥に解説文が流れていくのは英文で見たほうが、スターウォーズらしい。
ようやくスターウォーズを見た、という気がしました。

ドーナル・グリーソンが登場から、私の知ってる数少ない彼らしいキャラでした。
しかし、ハックスをこうイジるとは・・・意外。

スターウォーズは、選ばれし者の物語ですが、今回は無名の戦士たちが登場するので、まるで『ローグ・ワン』。
戦闘機や戦艦が瞬間移動でシュパッと現れるところもね。
最初の場面でペイジが身を犠牲にしてまでも攻撃しますが、数多くの無名の戦士たちの犠牲があったことを明確に表現するところも、引き継いでいるように感じました。
ローズ大活躍。

ベニチオ・デル・トロの飄々と惚けた得体のしれない感じ、面白い。
時間がない!と急かされての、「へ?」みたいな表情、傑作です。

ルークが感じ取った、レンのダークサイドはどのようなものなのか。
アナキンのように具体的に描かれないので、果たしてほんとうにルークが恐れるほどだったのか
いまひとつ解明されていないような・・・
とりあえず2年後の第三作目を待ちましょうっと

キャリー・フィッシャーは、観客の前にレイア姫として生まれ、レイア姫として去っていったことになります。それは満足のいく女優人生ではなかったかもしれません。
しかし、王族であり将軍であるいう気高さとリーダーシップを併せ持った役柄には、どんな演技技術も追いつけない生来の質が生かされ、まさにはまり役でした。



映画
by august22moon | 2017-12-30 00:39 | 映画 | Comments(0)

風物詩

今年も箱根へコース下見です。芦ノ湖から宮ノ下までですけれど。
箱根旧街道の松並木には冬支度の「こも巻き」。

コース沿道には既に応援横断幕が掲げられています。
行きに通った時はちょうど準備中だった啓明学園のフェンスには、オフィシャルスポンサーの横断幕が掲げられていました。
同じコースをランニングしている方の多いこと多いこと。
さ。宮ノ下の富士屋ホテルのグリル「ウィステリア」さんでランチです。
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お席が空くまでの間、隣のバーで待ちます。
開店前なのであちこち見学。
しっとりと落ち着いたおとなの空間。素敵でした。
ソファーにゆったりと座って新聞なんて読んだりして。まあなんか優雅~。
10分ほど待ってお席へ。
ビーフカレーと、チキンライスグラタンをいただきました。
グラタンは限定なんですって。
以前いただいた時はバターが強く感じられたのですが、今回はそのようなこともなく。
まろやかで大変美味しくいただきました。
お隣の席にはフランス語でお話されているご家族がいらして。2-3歳の女の子ちゃんの可愛いこと。天使ちゃん。帰り際、ママンのスマホを持たせてもらえなくてビエ~ 

そんなにライスの量が多いわけでもないのに、お腹ぱんぱん
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ぱんぱかぱんのお腹を抱えてカフェ『オーキッド』さんです。
こちらもお席が空くまでロビーで待ちます。
少し歩き回って、お土産屋さんなど覗いてケーキに備えます。
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「エンジェルケーキ」。チョコレートケーキですが、クリームがバタークリームという懐かしいしっかり系。
向こうは「宮ノ下ロール」。こちらはふわっふわ。
「コーヒーのお替りはいかがですか?」にも、いただいちゃう。
お腹苦しいなんて言ってたのにね。

また来年もここで、こんなふうにいい時間が過ごしたいねーなんて話しながら
穏やかな空間で上質な時間が過ごせました。
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芦ノ湖のゴールも下見です。

順番待ちしてこのポーズ。みなさん他の撮影者さんのお邪魔にならないような場所で待って、駐車場の車の出入りの合間をぬってササッと記念撮影。バンザイポーズもテキパキ。
お隣の駅伝記念館からは、懐かしい実況が流れています。
いよいよって感じです。
昼頃まですっぽり雲に覆われていた富士山が珍しく見えています。
最初にここで富士山を見るのはどちらの大学なんでしょうね。
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by august22moon | 2017-12-29 22:00 | おいしいもの | Comments(0)

鑑の鏡

課合同の忘年会が終わったと思ったら、今度は「島」での忘年会。
今年はパートさんが年末で退職されるので送別会も兼ねての開催となりました。
合同で大人数での忘年会は、ちょうど少し早めの忘年会や週末の飲み会でお店は満員大盛況。
大人数で、スタッフさん泣かせの「飲み放題コース」なんてするもんですから、スタッフさんをテンテコマイさせるだけで、追加の飲み物が来ない、来たと思ったらダブる、せっかく持って来てくださったのだからとついつい飲みすぎてしまったのでありました。
今回は、控えめに呑みました。

こちらは、別口の忘年会at『ビアリッツカフェ』さんです。
生ビールに始まって、甲州ワインとかカリフォルニアワインとか。
絶品オムレツに絶品パスタで満腹です。
ごちそうさまでした。
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そんなこんなで今年も仕事納め。
最終日なのに、周囲は大掃除を始めない。別の課は昼過ぎには蛍光管拭いたり引き出し内ひっくり返して大掃除しているのに。ウチの課内では模様替えもあったために、男性陣は昼過ぎにはヘトヘトでしたから仕方ありません。
私ひとりであちこちザザッと拭き掃除。

今年も一喜一憂悲喜交々な一年でした。
振り回されてきた敵は、気分次第と痛感した一年で。新たなる敵が出現したと戦闘モードでいたら、敵は意外や柔軟で、いい関係性が気付けて戸惑ったり一安心したり。しかし気は抜けない、という日々です。
もっと穏やかで大らかでいたいな
他人は自分を映す鏡なのだから。

クリスマス直前には数年ぶりに鼻風邪ひいちゃいましたが、なんとかお酒で飛ばしましたので、年末年始は例年通りに過ごせそうです。

by august22moon | 2017-12-28 23:00 | おいしいもの | Comments(0)

♪ 慌ただしく踊る街を

「12月のごはん」と題しておいて載せ忘れたので改めまして。
前回のタイトルも改めました。

今月は、煮込み豆腐ハンバーグ(ふわっふわ)、おからのマッシュ、グリーンサラダ、ナス・パプリカなどの塩麴のラタトゥイユ、レンコンの甘酢炒め。
お味噌汁の具は玉葱やダイコン。
ハンバーグのソースもたいへん美味しかったんですが、レンコンもたいへん美味しゅうございました。
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デザートはお豆腐のティラミス。まあなんて健康的なんでしょ
美味しくいただきました。ごちそうさまでした。
右下はいつかの「豆乳スープとトースト」のセット。
スープにはニョッキが入っていました。豆乳独特の風味が消えてコクがあってとっても美味しかったです。
トーストにはブラックペッパー
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街は風もなく穏やか。たいへんな人出で賑わっていました。
クリスマスが過ぎるとあっと言う間に大晦日ですよ。
年内に片付けなくちゃならないというわけでもないのに、なんとなく新年に持ち越すのも落ち着かない。なんとなく慌ただしい
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青葉公園も美しいイルミネーション。
クリスマスケーキどうしようかねーと悩んで、出合い頭のホテルオークラ。
右下は妹の誕生日に「ジヴェルニー」さんで創っていただいたアレンジメント。
右の細かい花びらの花はダリアかと思いきや海外の菊なんですって。
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d0109373_2228943.jpgで、こちらも「ジヴェルニー」さんで創っていただいたアレンジメント。
やや和風っぽくとお願いしただけで、こんなカッコイイお作品。

次は社内の方のプレゼントする予定なんですが、今から楽しみです。


タイトル : B’z
・・・プレゼントが椅子。椅子を抱えて電車。

by august22moon | 2017-12-26 23:02 | 季節 | Comments(0)

12月の化粧直し

これは11日の富士山。
真っ白になって冬本番を思わせましたが、翌日には前週のように雪が減ってしまいました。
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さて。ぽかぽか陽気だった、先週末。
「ジヴェルニー」さんでトルコキキョウを買って、別のお花屋さんで香花と、水仙があったので頂いてお参り。
穏やかな冬の海には
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地球深部探査船「ちきゅう」さんです。
夜は照明が点いていました。
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さ、『つきさむ』さんでモカをいただきます。
ちょっとお腹すいちゃって、ホットサンド。
手前のごまを塗したのが、小倉チーズサンド。向こうがハムチーズサンドです。
その週の月曜日は最悪の日で。
おまけに熱湯を口にしちゃって舌先と下の前歯の裏側を強かに火傷しまして。
職場の蛇口って2本あって、まずお水を少し出してからお湯の出るほうの栓を捻ってお湯を出すんですが、そうしてお湯を出した後にお水のほうの栓を捻るとなぜか熱湯が出るんですよ。お水のほうから。少しお水を飲もうとカップに注いでグビッ・・・ぅあっつーー!!
「熱湯注意」って張り紙してあるのに。
ったく・・・ツイてない一日でした。
それから何を口にしても沁みるし、なによりタバコが沁みて痛くて
ですので、慎重にふーふーしていただくのであります。
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いつもデスク上のスタンド型カレンダーの裏側に、厄除け守りをターンクリップで付けていたんですが、なんとなく引き出しの中に置き換えたんです。
あーアレが悪かったんだわ。場所を替えたりしたからだわと、元の位置に戻しました。

なんだかムシャクシャするとか、冴えないなぁって気分の時は、気分転換にいつも使っているものを替えたりするんです。
マニキュアの色とか、アクセサリーとか。
ある日、あまりに落ち込む日々が続いて、ファンデーションを替えてみたことがありました。
それまで使っていたものよりも、お値段も少しお高いものを。
やはり、お値段のいいものは品質もよろしくて。で、それ以来お気に入りとなったのですが、ある日写真を見てびっくり。
ファンデが白浮きしていたんです。ぞっ。日焼け止め下地のせいかも仕方ないと諦めながら、ちょうど無くなりかけて買い時が来たのでお店へ。
レフィルを手にしてふと気が付くと、知らない名前のメーカーの棚にさっきからお客さんが入れ替わり立ち替わり。
しかもリピーターのようで迷いなく商品を手にして買われていく。
ファンデを試してみたら、なかなか感触がいいではありませんか。
しっとりとしてきめ細かい。カバー力もあるのに透明感もある。
初めて知ったメーカーでしたが、先日美容院で見た雑誌に広告があり、結構有名だったみたいです。
若いころは、どんなファンデでも問題はなかったんですが、年を取るとさまざまな問題が表れてファンデ選びも一苦労。でも偶然よいものに出会えました。
しばらくはコレでいってみます。

by august22moon | 2017-12-21 23:03 | おいしいもの | Comments(0)

D・マイリック他監督作『ブレアウィッチプロジェクト』wowow放映

d0109373_2022288.jpg15日23時放映
99年公開当時かなり話題になった、斬新な撮影方法で話題になった作品。
この映画後、モキュメンタリー手法が出始まりましたが、最初にこれを考えついたのは凄い。
よくぞ撮影者の残した映像だけで通し切りろうと思いましたね。
伝説まで創作して、インタビュー場面もリアリティーがあったし。

夜の放映で音量小さくしていたからかなぁ、三人が聞いた子供の声がよく聞こえなかったんですが、そんなもんでした?
最後もよく分かんない感じで、そこがまた面白いっちゃ面白い
見せない恐怖という手で行ったわけですね。

三人が精神的に追い詰められる過程が巧くて、仲違いし始めるのもそれぞれの言い分も納得いく展開でしたので、同じ橋に架かった木が見えた時の絶望感が伝わってきました。







アダム・ウィンガード監督作『ブレア・ウィッチ』 wowow放映

d0109373_20223599.jpg続きまして放映の続編。
続編があったの知りませんでした。
随分と間があって製作されていますが
作らないほうがよかったですね
第1作だけで終わらせれば、さらにスマートでしたのに。

信じさせるために偽装するとか一番やっちゃいけない
廃屋の中に現れたモノも、宇宙人に見えちゃった
時が経って、互いの連絡手段や撮影機材も最新機器になりドローンまで持参。カメラが超小型で耳に着けるだけになっているのが、こんな状況でカメラ構えるの?って不自然さが消えました。

出演の若い俳優さんたちはどなたもいい顔立ちで、女性陣は美人さん揃いだし男性陣もなかなかのイケメンさんたち。
そのためか、最後まで見られました。



映画
by august22moon | 2017-12-19 23:00 | 映画 | Comments(0)

ライアン・ジョンソン監督作『スター・ウォーズ最後のジェダイ』

d0109373_23385470.jpg金曜夜は職場の忘年会で見に行くのを諦め、土曜日は用事で行けず、日曜の第1回上映回に行きました。
が、これが券売機まで長蛇の列。映画館のある2階から1階入り口まで続いていて唖然。
どうやら妖怪を見る親子さんと被っていたもよう。
30分並んで結局、字幕版には間に合わず、吹替3D版を見ました。
やっぱり字幕版でもう1回見たいな

ファミリー向けだからでしょうかね、音が爆音じゃないですね。
冒頭にシンデレラ城も蒸気船ウィリーも出さない。今作もさすがディズニー、気持ちのいい・・・あ、こうゆうの神対応というんですかね

第1作に続き、観客の求めるもの全てが詰め込まれていて、先の読めない展開も、ちょっと衝撃的なでもやっぱりそうなるかって結果も、期待に違わぬ面白さでした。
このクオリティーで毎年作るって、凄いですね。

とりあえずスノークの脇に従えた赤備えの兵士たちが、かっこよかったです。
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スターウォーズサーガを『新たなる希望』からリアルタイムで見て来ていると、スターウォーズに合った顔というものがあって。
ベニチオ・デル・トロって、私にはまったく「スターウォーズの顔」ではないんですが、なぜかあまり違和感なく。クールで、でもやっぱり危険な感じで。第3作にも出ないかな。
視線もソフト。ファミリー向け(笑)
で、ホルド中将。
あれは馴染まない。中将っぽさないし。せめてすんごいメイクで誰だか分かんなくしてくれれば・・・
サイモン・ペッグは被り物で誰だか分かんなかったのにぃ

エンドロールにはキャリー・フィッシャーへの追悼文。
In loving memory of our princess

やはり胸に迫るものがありました。



映画
by august22moon | 2017-12-18 23:00 | 映画 | Comments(0)

ケネス・ブラナー監督作 『オリエント急行殺人事件』

d0109373_2312222.jpg個性的なキャラクターであるポアロは先に原作と違和感のない造形に馴染んでしまうと、比べてしまいがち。でもケネス・ブラナー版はブートニエールもステッキもなく髪形も口髭も原作とは違っていても、アルバート・フィニー版のような違和感は感じずに見られました。
フィニーは、追い詰めるためにワザと高圧的に喋ると、耳障りな気がしたものですが、ブラナーが捲し立てるとすっかりシェイクスピア劇になって、逆に爽快というね

デビッド・スーシェが独特の拘りぶりを愛すべき質に造形しましたが、そのあたりは冒頭に描かれただけで、それ以降はさらりとキュート。
イギリス紳士っぽさがありました。

なんだかね、ちょっと金田一耕助を思い出していました。
原作に寄せた風貌で当たり役となった俳優さんもいるところへ、まったく風貌の違う俳優さんで演じさせた『八っ墓村』のことを。
真相を解いてみせる語調など、あれはあれで確かに金田一だったなと感じさせました。

原作と変えてあるとはいえシドニー・ルメット版のキャストは完成された印象でした。
イングリッド・バークマン、ローレン・バコール、バネッサ・レッドグレープ、ショーン・コネリー・・・大スターの存在した時代だから出来た作品。
今作ではやはり設定変更はありましたが、ミッシェル・ファイファーがローレン・バコールをリスペクトしたかのように大人のカッコイイ女性を演じていました。
最も意外なキャスティングであったジョニー・デップも顔に傷痕をつけ世界中を睨みつけた目つきもギャングらしくて。
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病的にしか見えないポルーニンと品格の感じられないボイントン演じるアンドレイニ伯爵夫妻以外は違和感も残念感もなく。
(美貌の絶頂期だったジャクリーン・ビセットが息をのむ美しさ。こうゆう伯爵夫人であってほしかったのよ)
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キラ星のような大スターがそこにいるだけで成り立つ作品というものは既にないのですから、狭い車内を活かしたカメラワークや、自然の猛威を迫力あるCG・VFXで描いたり、優雅なだけでなくアクティブな場面もあってよりドラマチックでした。
特に、ラチェット殺害場面がよかった。
儀式のようなルメット版と対照的に、衝撃的でした。
名を変え素性を隠し周到な準備をして、遂に達成するその瞬間の、それぞれの憎しみが爆発して印象的な場面でした。

ポアロが乗客たちに、解明した真相を告げる場面もまた、前作の印象を超える素晴らしいアイデアでした。
トンネル入り口に設えられた横長のテーブルに乗客たちが並んで座るショットはさながら「最後の晩餐」。
ポアロの決断の苦しみもしっかり描かれていました。

先に下車したポアロが見送る車両の窓から乗客たちが見下ろしているラスト。
皆、安堵の笑みも消えて、いずれも硬く寂しげな表情。
復讐を遂げた後の彼らの行く末の暗く厳しいことを暗示させました。
美しい青い列車が葬送列車のようでした。

有名すぎる推理作品に課せられた、いかに結末までを面白く引き付けるかは、なんとかクリアできていたのではないでしょうか。



映画
by august22moon | 2017-12-11 23:00 | 映画 | Comments(0)

ジェームズ・ポンソルト監督作 『ザ・サークル』

d0109373_3284089.jpg見ながら、え?はぁ?の連続でした。

SF小説はじめネット社会の愚かさ恐ろしさを描く作品は多々あります。今作もそれら同様デフォルメされた仮想社会。
父は難病、母はその看護に追われている。なんとかもっと収入のいい仕事で両親を楽にさせたいと願う女性の気持ちはもちろん理解できるんです。
運よく大企業に就職できて、スキルアップもできて、父の病のケアまでしてくれるなんて、メイにしたら信頼してしまうのも道理。
しかし、面接を受けさせてくれた友人の、社内を案内しながらの慌ただしさったら。
始終スマホにメールが入る。返信しながら捲し立てる。世界中を飛び回っているトップ社員なら仕方ないのでしょうけど。面接官も捲し立てる。初日の業務説明も早口。
SNSの評価が社内の評価って、どうゆう意味?
社内中がやたらとハイテンション。福利厚生なんて充実の度を超えてる。
社員全員が疾走感に酔っている。
確かに地上最先端をいってる企業にいれば有頂天にもなるでしょう。
‘あなたにはその価値があるから' みたいな?
もしかしたらこんなハイテンションパラダイスなカイシャが、この世のどこかに存在するかもしれませんけれど。
プライベートまでコントロールされて、まるで宗教。

エマ・ワトソンは、その知的さとともに無垢な雰囲気が、主人公メイに巧く嵌っていました。
知性もあるのに純真すぎて、そこが危うい。
どう考えても24時間プライバシーを晒すなんて、普通の人間なら耐えられることじゃない。
巨大企業の頂点に立てたと思ってしまったか。
その後、失うものの大きさに気付いても、友人のように辞めることもせず、よい部分があるのだと復帰するというのが面白く恐ろしいところですね。
トム・ハンクスは、大衆を虜にするカリスマ性とその裏の強かさが流石の巧さでした。
メイに逆襲された時の、少しも狼狽えず冷笑するところもお見事でした。

俳優陣の巧さで、人間ドラマとしては現実味が出ました。




映画
by august22moon | 2017-12-09 23:00 | 映画 | Comments(0)

クラシック

最近、Eテレをよく見るようになりました。
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ドラマすら大河も含めて1~2作しかないうえに何度か見逃すほどなので、やはり毎回見逃さないってわけではないのですけどね
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今、よく見るのは『レイチェルのパリの小さなキッチン』(現在は大きなキッチンになってますが)と、『グレーテルのかまど』。おかげでヘンゼル君のことは「かまど」と呼んでしまうわけです。
ほんとんどがアンコール放送でが、見始めたのが今年になってからなので、楽しく見ています。
(美容院に行った後、伊豆山神社へ。社務所が開いてる時間には間に合いましたがすぐに石灯篭も灯り始めました)
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紅葉はまだなんとか
燃えるような紅葉も燃えすぎて焦げ気味
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駆け足で来宮神社へも
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d0109373_22522161.jpg御神木も仄かにライトアップ
なんだかロマンチックですねぇ



















さて。
その『かまど』で紹介された、谷崎潤一郎も好んだという「モカロール」を頂いてみたくて。
確か以前どこかのケーキ屋さんでモカロールって食べてたよね、あれどこのだっけと考えることしばし。
妹が思い出しました。『かつまたケーキ店』というケーキ屋さんでした。
しかし今では閉店されてしまって食べられない。どこかで売ってないかと探しましたが、どこでも作ってらっしゃらない。
で、やはり、番組で紹介された熱海の『モンブラン』さんという老舗フランス洋菓子店さんへ伺いました。
観光地だけにどちらのお店も5時には閉まってしまうので、諦め気味に向かいました。
が、開いてましたーよかったー
店内の壁には谷崎の写真と共にこちらのモカロールがお気に入りだったと記されていました。
残念ながらやはりこの時間ではモカロールは売り切れ。
品のいい奥様が申し訳ございませんと何度も仰ってくださって、こちらが恐縮してしまうほどでした。いえいえこちらが来るのが遅かったのがいけないんです。

そこで、他のショートケーキを頂いてまいりました。左上が、土台のケーキがサバランになったモンブラン。時計回りにいちごの乗ったショート、チョコレートケーキと生クリームがサンドされたショコラシャンテリー、ガトーショコラです。
しかしなんと、玄関先でドスンと落としてしまいまして。真っ直ぐ落としたのでぐちゃぐちゃは免れましたが、モンブランの土台のサバランのシロップが衝撃で染み出てしまいました。

この銀紙というのも老舗らしくて素敵です。白地に銀色の文字と柄(何かの形みたいですが不明)だけの包装紙や青いテープも老舗の揺らがない姿勢の表れのようです。
モンブランというとマロンクリームが一般的ですが、こちらはその意味のまま「白い山」の形にクリームが盛られています。サバラン部分が絶妙の美味しさ。
イチゴショートも美味しかったです。生クリームが絶品。
どちらのケーキも一見素朴ですが、ケーキ屋ではなく「仏蘭西洋菓子」と拘って名乗られるのも解る、老舗らしい真面目で丁寧な、作り手の心が感じられるお作品でした。
ごちそうさまでした。
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梅園の紅葉ライトアップイベントが最終日なので、立ち寄りました。
入園も無料とのこと。
既に夜空には、今年最大のスーパームーンがビルの屋上辺りにどっしり
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その大きさにびっくり
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by august22moon | 2017-12-05 23:00 | 季節 | Comments(0)