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ジョン・マッデン監督作 『女神の見えざる手』wowow放映

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邦題がいいですね。
経済のおはなしじゃないけれど、「勝利の女神」にもかけていて、世界の理として、的を射ていますね。

クールビューティー、ジェシカ・チャステイン独壇場。
銃規制に係るロビイストの闘いを描く、というより、原タイトルどおりエリザベス・スローンというひとりの女性の生きざまを描いています。

なんだかフェイ・ダナウェイが演じた『ネットワーク』のダイアナみたい。
勝つために選ぶ手段が容赦ない。

実は部下をスパイとして潜入させていたとか。
自らすら犠牲にして、意図的に汚点を残しておくとか。
違法な諜報屋を利用してるとか。
マットな深紅の口紅で武装して無敵。

しかし実情は、興奮剤らしきカプセルを頻繁に服用してなんとか自分を支えている。
睡眠障害を患っているという壮絶なプライベート。
気の休まる時がないじゃないの。
しかし、いつものオーダーと違うエスコートサービスが来たのにあの油断はなんでしょ。
どこかうしろめたさがあったからか。そこも弱みだったのかも。
パーティー会場で遭遇して声かけるという、プロ失格なことした時点でこの男を怪しまなかったのか。
聴聞会に現れたときの驚いた表情からすると、気付いていなかったのかな。
しかし、この逆転劇が面白かった。
彼女は非情な策略家だから、実は怪しいことは気付いて、この男を味方につけるべく弱さをちらつかせたのかもしれないですね。
最後はプロらしいことをして、詫びをいれたわけですね。女神がちょっと微笑んだ瞬間。
この場面は、数少ないスローンが狼狽え、感情が乱れかかる場面なんですが、チャステインの表情が素晴らしかった。敵側に悟られないよう努めてでも漏れ出てしまう感じが。巧い。

銃規制法案可決になぜここまで執念を燃やすのか。バックグラウンドが提示されれば、彼女に感情移入しやすいのですが、銃に関して恨みがあるとかいうありがちな女性にしないところが面白い。
その原動力が正義だと答えるのも、果たして真実なのかと疑わしくなる。
誰にも自分を語らせない孤高。


刑期を終えて出てきた時の視線の巡らせ方、秀逸。



映画
by august22moon | 2018-10-30 23:00 | 映画 | Comments(0)

暗記ぱん

遂に有名店の高級食パン初体験です。

朝食はトーストなんですが、毎日のことですから、スーパーで売っているお得価格のもので済ませていました。
時々、静岡の『パンダパン』さんでいい食パンを頂いておりましたが、私の口に入ることはありませんでした。
2年前突然食品アレルギーが勃発し食パンもアカンらしいとなった妹が、『パンダパン』のなら大丈夫だったので、私は遠慮しておりました。

初めてこの『乃が美』さんの店舗を見た時は、そのロゴがまるで呉服屋さんのようだったので、なんで店前に行列が出来ているの?タレントさんでも来てるの?なんて思っていました。
それが食パン専門店と知っても、興味はなかったのです。
どうせお高いんでしょぉ~とね。
電車で、このお店のロゴの入った紙袋をいくつも抱えて乗り込む奥様方と遭遇したことがありました。
網棚にずらりと並ぶ白い紙袋に、そんなに美味しいの~?でも所詮食パンでしょぉ~?と唖然。

妹が先日、この食パンを購入。
「800円だったー」は、はっぴゃく!?
午前中で売り切れるそうで、整理券を受け取って11時に取りに来るよう言われて買ったそうですが、私が夜に帰宅して触れてみると、まだほんのり温かい。
カットされてないので、自分でカット。切り口ぐちゃぐちゃでお恥ずかしい。
最初はそのまま頂きましたが、しっとりして甘味がありまして。たいへん美味しゅうございました。
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by august22moon | 2018-10-27 23:00 | おいしいもの | Comments(0)

第10回 三島バル

1年があっと言う間。先日の土曜日に開催された「三島バル」に今年も行ってきました。


腕の痺れもとれないうちに咳が長引いたり、伊勢神宮内宮の参集殿にある崇敬会の売店でいただいた勾玉型の根付を着けていたポーチを落としてこんなことに。
ツイてないったら
(鈴が鳴るのは好きではないので、中に詰め物をして、それでも音がするのでマスキングテープ巻いてます)
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さ、とりあえず今年も『ビアリッツカフェ』さんのラクレットから。
昨年は開店より前に到着したのですが、もう既に開店時間を過ぎてしまったので、途中の『jun kobo bakery』さんに寄って、辛うじて残っているフォカッチャとスコーンを購入。
そんなことして行列に並んだので、カウンターに付いたのは16時半。1時間待ちました。
でも待った甲斐がある美味しさ。チーズが美味しい。
ソーセージも食べ応えがあって、お腹いっぱいになっちゃいました。
生ビールもいつものグラスで出していただけて。800円でこの量はありがたいことです。
ごちそうさまでした。
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今回は、どこに行こうかノープランで行ってしまったので、鰻で有名な『桜家』さんの脇を流れる源兵衛川のほとりでひとやすみしながら作戦会議。
とりあえず三島田町駅近くの『雨降り』さんでチャイをと向かいました。
この日は曇ってやがて小雨が降ってきたのですが、予想気温より涼しくなりました。
私ったらブラウス1枚で来ちゃったものですから、これから夜も更けてきたら肌寒くなるんではと不安になってきたところで、奥さま御用達のお店の店頭に掛かっていたカーディガンが目に留まりまして。お値段が驚くほどの安さ。で、お買い上げ。戻って来た頃にはもう閉まっていましたのでシャッターバックに記念撮影。

『雨降り』さんい向かう途中で、6月にオープンした『craft beer+wine abierto』さんに遭遇。
大きな窓から見える店内のセンスの良さに、飛び込んでしまいました。
装飾も余計なことはせず、テーブルの位置もとてもいい。
「豚レバーの炙りコンフィ・砂肝スモークのピンチョス」をワインでいただきました。
ボリュームのあるお料理の後だったので、ちょうどいいメニューでした。
ごちそうさまでした。
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それまでのアルファベット表記から漢字に替えた『雨降り』さんに到着。
お店前のベンチで一服していたら、店内からおしゃれなスナフキン氏がマスターさんと一緒に出ていらっしゃいました。
ご友人とのことで、こちらのチャイを楽しみにされていたとか。別れ際にハグしちゃって、素敵です。
このあと、源兵衛橋のたもとでライブをされるそうで向かわれました。
バルメニューは人気のブラウニーとチャイ。山岳民族のカラフルなミサンガも頂きました。
こうゆうカフェがあると落ち着きます。ごちそうさまでした。
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先ほど遭遇したミュージシャンの宗田悠さんが18時半からライブをされるとのことでしたので源兵衛橋へ。
小雨がパラつく中でしたが、せせらぎの中に舞台を設置して、神楽鈴や見たことのない楽器の音色が幻想的で優しくて、なんだかとっても不思議な感覚でした。
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さて、最後の1枚をどこにしようか迷いまして。
別のお店へ向かったのですが、ふと目に留まったイタリア国旗に吸い寄せられて『resaurant caro(カーロ)』さんへ。お初のお店なので、どんなかな?と覗いてみましたら店内盛況。
これは期待できそう。
メニューは「ジェノベーゼパスタと前菜の盛り合わせ」と「ドルチェの盛り合わせ」をそれぞれワインで。ジェノベーゼ大好き。美味しかった~
テラスもあって、素敵なお店でした。女性スタッフさんもみなさんいい感じ。
ごちそうさまでした。
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夜も更けて、降ったり止んだりだった小雨が、降り続くようになりました。
途中で、『Own Resort』さんというインテリアショップを覗きました。
気になってはいたんですが、ほろ酔いの勢いで初めて入ってみました。アンティークの家具や食器がたくさん。それはそれは素敵で、目の保養。しかもどちらもさほどお高くない。
拝見しているだけで心が豊かになるようでした。
いい締め括り。


by august22moon | 2018-10-17 23:00 | おいしいもの | Comments(0)

前夜祭

先月25日頃から風邪をひいて止まらなかった咳が、ようやく止まった金曜日。
「チコちゃん」も「女子バレー」もお休みの金曜日。
翌日開催の「三島バル」の前夜祭で、『ビアリッツカフェ』さんへ。
こちらの生はほんとうに美味しい。ぷは~
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お腹もすいておりましたので、この日のお薦め。ミッレリーゲのじゃがいもときのこのソース。
チーズが入ってるかと思うほど濃厚で、チキンも入ってとっても美味しかったです。
私的にはこちらのパスタが最強。
「イワシのオリーブオイル漬けバスク風」はバケットでオイルも残さずいただきました。
シャルドネやキティなどなどで楽しみました。
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d0109373_2323495.jpg〆は、微発砲ワイン。
さわやかー

バルチケットはこの夜ようやく購入しました。
マスターさんは既に翌日のバルメニューの仕込みを始められていました。
山のようなジャガイモと格闘。

7-8年前にも咳が半月位止まらないことがあったのですが、腕や脚の痺れも取れないのと重なって、気分も落ち込む日々になってしましました。

ところでマスクって、皺も隠せるしリップの塗り直しも要らないし、咳が止まっても外せなくなりそうです。
以前、予防と防寒用だと冬の間中マスクをしている同僚がいましたが、なんだか、気持ちが分かるような

by august22moon | 2018-10-14 23:00 | おいしいもの | Comments(0)

三池崇史監督作 『無限の住人』 wowow放映

d0109373_9184352.jpg残虐さや殺陣のスピード感など三池作品らしい。
冒頭のモノクロにした百人相手の大立ち回りは迫力があって主演の木村さんも太刀の重さを感じる殺陣でした。

ただ、この作品でわたくし的に一番の残念な点は、適役のビジュアルが荒唐無稽を超えて悪趣味なものであったことです。
せっかくの緊迫感が一気に醒めてしまいました。
特に女性陣が・・・なんとかお銀みたいなんやら、金髪やら。殺気ゼロ感甚だしい。
凛のあの電車の吊り輪みたいなんも。ずーっと気になりっぱなし。
原作を踏襲していてそこに意味や理由もあるんでしょうけれど。
2次元で表現されるからこそ成立する面白さを、生身の人間が纏うと滑稽になってしまう。
セリフも現代的な単語が多いし。
市原さんみたいにギリ大丈夫なのもいるんですけど。
海老蔵さんは立っているだけで絵になる役者さんなので、異形の者の美しさまで表されて、もっと見たかった。
田中泯さんは出てくるだけでその殺気が映像を緊迫させました。そこだけが救い。

で、万次はかなりな腕前であることを冒頭で示してますが、不死身を表すためか、手下たち相手で既にかなり致命傷を受けちゃうんですね。手こずりはするけど勝つってんじゃないのね。不死じゃなきゃ負けてるのね。

不死となって登場する背中にも、もう少し、幽鬼のような異形の者の気配を演出してもよかったんじゃないでしょうかね。
無間と無限の違いかなぁ

思えば『るろうに剣心』も劇画原作で、キャラクターは時代を超越して斬新なところがありましたが、幕末という和洋折衷の時期を巧く活かして、服装と少々髪型を変えるに留めているので、まだ許せました。
蒼紫なんてかっこよくて、時代考証無視全然オッケイになっちゃった。
志々雄なんてファンタジーな人物は演じる俳優さんの力で生かせていた。

大団円のvs三百人の斬り合いも大迫力ですが、そこに巻き込まれる形になる設定がちょっと納得しきれず。
逸刀流を殲滅させるための幕府の戦であって、凛と万次は闖入者になってしまっている。
仇討ちのチャンスを逸した凛が、まるで天津側に着いてっちゃってるような動きも気になりました。
見せ場のための設定にさせないなんか方法なかったのかなぁ

主演氏が頑張っていて、覚悟を感じられたので、周辺をもうちょっと頑張ってあげてほしかったなと、残念ではありました。


映画
by august22moon | 2018-10-13 23:00 | 映画 | Comments(0)

マーク・フォースター監督作 『プーと大人になった僕』

d0109373_16133192.jpgこの前の週から咳が出始まって、収まった日がちょうどレディースデーだったので行ってきました。

気分転換もあって、イギリス英語が聴きたい気分だったのですが、吹替版しか上映時間が合うものがなくて。

でも、堺さんの穏やかな声がとても心地よくて、ユアン・マクレガーの顔立ちに合ってるかというと合ってはいないんですが、そんなこと気にならなくなるほど、良かったです。
ともすれば堺さんの芝居のほうが巧いんじゃ?って場面もあります。

やりたくもない仕事を押し付けられて苦悩して、家族で楽しみにしていた休暇も返上させられて頑張ってるのに、「ダンスしてる時のあなたの笑顔が好きだった」だの「それ風船より大切?」だの、ワーカホリックだと堺さんを板挟みにして苦しませないでよぉって感じです。
現代でないぶん、さほど家庭を犠牲にしているようには見えないんですが、ニッポンが働きすぎなんですね。

プーさんの声は、昔TVで聴いた声に似ているような気がしました。
ビジュアルは、あのリンクに雨霰と投げ込まれるタイプと顔立ちも違うんですが、とても可愛らしい。
古き良き時代のロンドンや、郊外の風景がとても素敵。
原作のイラストも活かして、あのプーさんの世界観はまったく壊すことなく時代が流れていくところなど、さすがディズニー。



映画
by august22moon | 2018-10-07 23:00 | 映画 | Comments(0)